皆さんは英語で「ギャル」を表現できますか?
また、そもそもギャルの定義や種類、語源に関してはどうでしょう。
こちらの記事ではそんな疑問に答えるために、ギャルに関する英語の解説をするのはもちろん、「コギャル」や昔のギャルに関しても紹介してきます。
英語表現の解説に例文もくっ付けているので、応用しながらぜひ参考にしてください。
「ギャル」は英語で何と言う?
「ギャル」を英語にする場合、どんないい方が正しいでしょう。
まずは、ギャルの英語表現を学びつつ、細かい知識を紹介していきます。
では、早速始めていきましょう。
「ギャル」は英語で”gal”と表現する
「ギャル」は英語で”gal”と表現するのが正解です。
この単語は元々「女性」を表す”girl”から来ており、英語での略称表現で”gal”と言われるようになりました。
品詞は「名詞」となり、「女の子、ギャル、女」という意味があります。
ちなみに略称表現ではあるものの、可算名詞扱いとなる為、複数形では”gals”と表現するのです。
“gal”や”Gal”は別の単語でも使われる略称
“girl”の略称表現として紹介した”gal”ですが、実は英語で他の略称表現と被っている点に注意が必要です。
小文字のまま”gal”とする場合、液体の単位を表す”gallon”の略称表現と同じになります。読み方は「ガロン」であり、数値で表す場合この略称が使われることが多いです。
また、大文字で”Gal”と表現すると、聖書の”Galatians”を表すこともあります。あまり使われる言い方ではありませんが、大文字になっていた場合「聖書」と「ギャル」を間違えるのはあまりよろしくないので、気を付けておきましょう。
「ギャル」の定義・種類・語源
次は「ギャル」という言葉について学んでいきましょう。
この単語は日本語のカタカナ表現として一般的に知られていますが、そもそも定義を知らない方も多いはずです。
まずは、ギャルの定義を学びつつ、ギャルの種類や語源も一緒に見ていきましょう。
「ギャル」の定義
女の子。若い女性。特に、明るく社交的で、流行のファッションを取り入れるなどの行動を通じ、感覚を共有しようとする女性についていう。 引用:コトバンク様より
「ギャル」の定義は、言葉が広まるにつれて変わってきてしまいますが、本来は「女の子」を指す単語だったようです。
詳しくは後に紹介する「ギャルの語源」で紹介しますが、女性の中でもファッショナブルな子たちを指すイメージでしょう。
最近では「ギャル」というと、イメージされる女性の印象も変わりつつあるようなので、ギャルの種類から確認していきます。
「ギャル」の種類(昔のギャル)
- 「コギャル」:女子高生
- 「マゴギャル」:中学生
- 「お姉ギャル」:お姉系
- 「ガングロギャル」:日サロで黒肌に
- 「ヤマンバギャル」:目の周りを白く塗る
- 「姫系ギャル」:白肌ギャル
ギャルの種類は代表的なものをピックアップするだけでも、これだけ多く存在します。
基本的にはファッション雑誌などから流行が広まるイメージでしたが、時代と共に使われなくなっていった単語も存在するのです。
特に最近の小学生に「ヤマンバギャルって知ってる?」と聞いても、親から教わっていない限り「知らない」と帰ってくるでしょう。
「ギャル」の語源
ギャルは、英語において若い女性を指す girl(英語発音: [gəːrl] ガール)の、英語における俗語 gal(英語発音: [gæl] ギャル)に由来する外来語。 引用;ウィキペディア様より
ギャルの語源は、英語の解説でも紹介したように”girl”から来ています。
“gal”>「ギャル」という流れで変化していった外来語となるので、豆知識として覚えておくと良いでしょう。
「ギャル」の関連表現
次は「ギャル」の関連表現を紹介していきます。
本記事で取り上げていくギャルの関連英語は下記の通りです。
- 「コギャル」:”kogyaru”
- 「ギャル男」:”Gyaruo”
- 「日サロ」:”tanning salon”
では、早速見ていきましょう。
「コギャル」:”Kogyaru”
ギャルの中でも女子高生を意味する「コギャル」は英語で”Kogyaru”と表現します。
この単語は、ローマ字読みできることから分かるように、日本語の表現をそのまま英語化したものです。
海外ではほとんど通じることがないことから、日本で無理やり英語表記するには”kogyaru”とするような覚え方をしましょう。
もしも海外の人に向かって説明したい際は、“In Japan, the term “Kogyaru” is used to describe a high school girl.”と説明してあげると理解してくれます。
例)"Kogyaru" is a word that is not used very often these days. 訳)"コギャル"は最近ではあまり使われない表現だ。
「ギャル男」:”Gyaruo”
男のギャルを意味する単語「ギャル男」は、英語で”Gyaruo”と表現します。
こちらも先に紹介した”Kogyaru”と同様に、日本の文化でしか基本的には使われない単語です。
そのことから、ローマ字表記で”Kogyaru”と表現するのが適切でしょう。
ちなみに英語で”Gyaruo”に関して説明したい場合は、“In Japan, the term “Gyaruo” is used to describe a guy’s gal.”と説明してあげると理解してくれます。
例)Gyaruo used to sit in Shibuya's Center Street back then. 訳)昔のギャル男は渋谷のセンター街に居座っていた。
「日サロ」:”tanning salon”
ギャルと言えば肌の色をタンニングできる「日サロ」という事で、”tanning salon”も覚えておきましょう。
“tanning”とは「日焼け」を意味する現在分詞であり、元々は”tan(日焼けさせる)”という動詞表現から来ています。
日本語だと「タンニング」と言いますが、英語では「テェァニン(ˈtænɪŋ)」と発音するので覚えておきましょう。
また、”salon”は文字通り「サロン」と発音し、意味も日本語のサロンと同様です。
例)I think I will go to the tanning salon for the weekend. 訳)週末は日サロで日焼けしに行こうと思う。
まとめ
こちらの記事では「ギャル」の英語表現から、ギャルの定義・種類・語源も紹介してきました。
ギャルは元々”gal”という単語から来ており、意味は「女の子」という事でしたよね。
また、関連表現として「コギャル(Kogyaru)」や「ギャル男(Gyaruo)」なども紹介してきました。
日本の文化でしか使われていない単語は、本記事で紹介したように英語での説明が必要となることが多いので、準備しておきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。