オンライン英会話は、他の英会話サービスに比べて非常に低価格で、かつ他の英会話サービスと遜色のない質の高いレッスンを受けられることで大変人気の英語学習サービスです。
オンライン英会話のコースには月額プランが多いですが、短期集中で学ぶことができれば、コストも安く収めることができますよね。
結論から言えば、オンライン英会話を使って短期集中型の学習をすることで、成果を得ることは十分に可能です。
この記事では、オンライン英会話を使った短期集中学習で、「なぜ成果が出るのか」「どうやって短期で成果を出すのか」をお伝えします。
短期間のオンライン英会話で英語は上達する?
「オンライン英会話で短期集中型の勉強をする」と聞いて、以下のように思われる方も多いことでしょう。
確かに日本人にとって、英語の習得は難しくて時間がかかりそうに思えますよね。
結論を申し上げれば、オンライン英会話を使った短期集中型の学習で、英語は上達します。
なぜなら、日本人の英語力はほとんどが「パッシブ・ボキャブラリー」だからです。
「パッシブ・ボキャブラリー」とは、「知っているのにパッと出てこない、使えない英語」を指します。
実は日本人が中学校と高校の6年間も、英語を学んでいるのに「日本人は英語が苦手だ」と言われる理由こそが、6年間培った英語力が「知っているのにパッと出てこない、すぐに使えない英語」のままだからだと考えられます。
その根拠に、大学受験で論文や研究レポートなどの難しい英語を読んできた大学生でも、中学校で習ったはずの「外国人への道案内」が出来ない人が多いですよね。
オンライン英会話では、「実際に話すこと」を通してレッスンが行われるため、「知っているのに使えない英語(パッシブ・ボキャブラリー)」を「使える英語(アクティブ・ボキャブラリー)」に変換するのに特化したトレーニングができます。
先述の通り日本人は6年もの間英語を学んできて、パッシブボキャブラリーはしっかり培われているのですから、オンライン英会話を使った「アクティブ・ボキャブラリー」へ変換するトレーニングは非常に有効だと言えます。
知らない状態から出来るようになるのと、知っているのに出来ない状態から出来るようになるのとでは、後者の方が抜群に早いですからね。
以上でお伝えした…
- 日本人の英語力はパッシブ・ボキャブラリー
- オンライン英会話は、パッシブ・ボキャブラリーをアクティブ・ボキャブラリーに変換する効果的なトレーニング
- 0から英語を学ぶよりも、これまで培ってきた英語力を”使える英語”に変換するほうが習得が早い
という3点から、「オンライン英会話を使った学習では、短期集中型でも英語は上達する」と言えるわけです。
短期間のオンライン英会話のデメリットとその対策法
先ほど、オンライン英会話は「パッシブ・ボキャブラリーをアクティブ・ボキャブラリーに変換する効果的なトレーニングなので、短期間での上達が可能」とお伝えしましたが、短期間のオンラインにはデメリットもあります。
次に代表的なデメリットとその対策法を紹介します。
1.どれぐらい上達したのかを把握しづらい
短期間のオンライン英会話は、短期間で集中的に成果を上げたいと思って始められる方が多いですが、開始前と修了後でどれぐらい上達したのか把握しづらいものです。
そういったデメリットへの対策として、開始前に無料のスピーキングテストを受けてから始めると、どれぐらい上達したのかを把握しやすくなります。
2.目標があいまいになりやすい
語学の上達については、よく「継続は力なり」Practice makes perfectという表現が使われるように、継続的な学習が真の語学力を養成するという考え方もあります。
短期集中型で語学力を一気に上げて成果を出すには、必ず目標を明確にしましょう。
目標は高すぎず低すぎず、実現可能なものにすると達成しやすくなり、成果が上がってモチベーションも上がります。
無料体験レッスンを受ける際、短期集中型のコースや目標を相談してみるのも良いでしょう。
3.講師との相性の問題がある
短期間のオンライン英会話の場合、受講できるレッスンの数が限られているので、自分に合った講師を慎重に選ぶようにしましょう。
短期集中型のコースでも、対応できる講師は数人いるはずなので、数名の講師の中から自分に合った講師を選んで、そのコースのレッスンの効果を最大限に上げられるように努めましょう。
短期集中型の学習は学生しか出来ない?
「短期集中型の学習」と聞くと、以下のように考える人も多いのではないでしょうか。
たしかに忙しい社会人にとって勉強時間を確保するのは簡単ではないでしょう。
ただし、忙しい社会人でも短期集中型の学習は十分可能です。
目的と期間を決めて取り組めば、それに応じた最適な学習スケジュールを組めるからです。
ただ漠然と「英語を勉強する。英語を上達させる。」ことを目標に勉強していたら、たしかに果てしない時間と努力を求められるでしょう。
しかし、「発音が原因で英語が通じないなら、”通じる程度に”発音を矯正しよう」とか、「学校英語は得意だから、ビジネス英語にも応用できるようになろう」といった「明確な目標」があれば、それを達成させるために必要な、無理のない現実的な短期集中学習プランを立てることが可能ですよね。
もしそれでも「仕事が忙しいから難しそう…」と思うのであれば、「優先順位」という視点で考えてみると良いでしょう。
もし今の仕事が自分のキャリアプランにとって、英語を身につけることよりも優先するべきであれば、まずは今の仕事を優先させるべきなのでしょう。
逆に、自分のキャリアをステップアップしたいと考えていて、かつそのために英語力が必要なら、学習期間としての優先順位を上げて良いでしょう。
「自分の人材価値を上げるために、学習期間を設けます」と宣言して、ぼーっと残業したり雑務をしてしまう時間を減らすわけです。
あなたの人材価値が上がれば労働生産性も上がりますし、会社にとってもメリットがあり、なおかつ期間が決められているのですから、周りも納得しやすいです。
以上のように…
- 目標と期間が決まっていれば、最適な学習プランを立てられる
- 「優先順位」の視点を持てば、今短期集中型の勉強を出来るタイミングかがわかる
↑の2点から、社会人でも短期集中型の英語学習が可能だと言えます。
海外出張にオンライン英会話を使った短期対策は効果的?
以下のような状況になったら、あなたはどうするでしょうか。
↑のような「急に海外出張が決まった!」という場合にも、短期的にオンライン英会話で対策するのは効果的です。
なぜなら、海外出張で使われる英語には、決まりきった表現がほとんどだからです。
「パスポートを見せてください。」「あなたの意見を聞かせてください。」「今後も良い取引が出来ることを期待しています。」など、あらかじめ使われるであろう英語の表現は、そのまま覚えて対策していくことが出来ます。
なにも対策しないのと、短期で対策していくのでは雲泥の差が出るでしょう。
英語は決まりきった表現が多くを占めています。だから短期と決めているからこそ、効果の高い決まりきった表現に集中して学習資源(時間と努力)を割くことができます。
以上の…
- 英語は決まりきった表現がほとんど
- 短期で集中できるからこそ、学習資源を割ける
↑の2点から、海外出張にオンライン英会話で短期集中型の対策をするのはとても有効な手段だと言えます。
オンライン英会話を使った短期集中学習は初心者にも効果あり?
英語に自信がない人は、以下のように思うかも知れません。
結論から言えば、初心者にもオンライン英会話を使った短期集中学習は効果アリです。
むしろ初心者にこそ効果があると言えます。
日本人にとって英会話は「知っている」を「使える」に変換する作業です。(「短期間のオンライン英会話で英語は上達する?」でお伝えした、パッシブ・ボキャブラリーとアクティブ・ボキャブラリーの話です。)
知っている知識が多ければ、「使える」に変換するまでの時間も長くなります。
上級者であればあるほど、頭の中にある英語の知識は多いですから、それだけ「アクティブ・ボキャブラリー」にするのに時間がかかりがちです。
つまり、すでに持っている知識を「使える英語」に変換しやすい英語初心者こそ、眠った知識を短時間で使えるようになる期待値が高いと言えるわけです。
短期集中におすすめのKimini英会話のコース
KImini英会話には、短期集中にピッタリの英会話のコースがいくつかあるので、紹介します。
特訓コース
Kimini英会話は155コースもあるのですが、その中でも、短期集中コースとしておすすめなのが、1コース10コマの特訓コースです。
特訓コースは、細かく30コースに細分化されているので、代表的なものをいくつか紹介します。
発音特訓コース
発音特訓コース<日本人が苦手な発音>編は、日本人が苦手な発音、たとえば LとR、Th (Voiceless) とTh (Voiced) などを集めた全10コマのコンパクトなコースです。
それぞれの発音を 単語と文章で練習していく中で、苦手な発音の矯正ができて、発音の改善が期待できます。
学校や会社で、英語のスピーチやプレゼンテーションをしなければならない場面は増えているので、短期集中で効果が出やすい発音特訓コースを試してみるのはいかがでしょうか。
文法特訓コース
文法特訓コースは文法の単元1つが10コマになっているので、文法の中で自分が苦手な単元を選んで、短期集中でレッスンを受講することができます。
<be動詞と一般動詞>編、<現在の文>編、<過去の文と未来の文>編、<現在完了形>編、<助動詞>編など、重要な文法の単元の1編が10コマになっているので、苦手な単元だけを選んで勉強することができます。
<つまずきやすい文法>編、<時制の違いをマスター>編、<仮定法・受動態・比較の文>編など、いくつかの重要文法をまとめた文法コースもあり、苦手な文法の単元を選んで詳しく学べます。
海外旅行直前!特訓コース
海外旅行直前!特訓コースは、<移動>編、<食事>編、<観光>編、<ホテル・ショッピング>編の4つのコースがあり、それぞれが10コマなので、自分の目的に合ったコースから選ぶことができます。
<移動>編は、文字通り海外旅行の移動の際に必要な英語表現をコンパクトにまとめたもので、空港、機内、タクシー、電車、バスなどのシチュエーションでよく使う表現を学んで練習できます。
<食事>編では、レストランやカフェでの注文から、トラブルの伝え方など、実践的に使える単語やフレーズを覚えて、口慣らし練習ができます。
<観光>編では、市内観光、美術館・博物館、スポーツ観戦などのさまざまな観光場所や、道の尋ね方、観光案内所、両替・郵便局で使える英語表現が紹介されています。
Welcome to Japan!特訓コース
海外からの観光客がますます増えており、海外からの旅行客に仕事等で対応する日本人が増えています。
Welcome to Japan!特訓コースは、<案内>編、<会話>編、<行動>編に分かれており、自分の目的に合わせたコースを選ぶことができます。
海外から来た友人知人を案内する場合には、<案内>編が使えますし、お店など接客業の方には、<会話>編が効果が表れやすいです。
<行動>編は、外国人の友達がいる方におすすめのコースで、食事会・飲み会、友達の家を訪問したり自宅に招待したりする場合に使える英語が学べます。
ビジネスシーン特訓コース
KImini英会話には、ビジネス英語に特化したビジネスシーン特訓コースもあります。
ビジネスで英語を使う場合、様々なビジネスシーンがあり、主なビジネスシーンでよく使う英語表現が学べるコースになっています。
<電話・メール・会議>編では、ビジネスシーンにおける電話対応、メールのやりとり、ミーティングの際に使えるフレーズなどが学べます。実践的なビジネス英語を短期間で習得したい方にピッタリのコースです。
<プレゼン対策>編は、様々なグラフの説明を含めた、効果的な英語でのプレゼンテーションの仕方が学べるコースです。英語でのプレゼンテーションのやり方を学びたい人におすすめです。
<ビジネス文法>編は1と2があって、それぞれが10コマですが、自分が学びたい文法の内容によってコースを選ぶことができます。
<語彙強化>編は1、2、3があって、ビジネスシーンでよく使われる語彙やフレーズを習得したい方にピッタリのコースで、ビジネスに関するイディオムがたくさん学べます。
ニューストーク特訓コース
ニューストーク特訓コース<The Japan Times ST>編は、ニュースサイトの記事を使用し、世界各地のニュースを英語で学習するコースになっています。
1レッスンごとに異なるトピックの英文記事を読んで、講師と英語でディスカッションする形式です。ニュース記事を読んで、それについて英語でディスカッションすることにより、内容理解力とディスカッションする力が養成されます。
すべての英文記事には日本語の訳もついているので、初心者の方でも、内容理解で困ることはないですが、中級以上のレベルの方はまず日本語の訳を見ずにニュース記事を読んで、どれだけ理解できるか試してみるといいです。
フリートークコース
フリートークコースは、講師との自由な英会話を楽しめるコースで、「自己紹介」、「仕事について」、「恋愛について」、「エンターティンメント」、「旅行について」など全8コースから成り、各コースが10コマです。
フリートークのトピックはあくまでも一例で、自分が話したいトピックを講師につたえて、そのトピックに沿ってフリートークをすることが可能です。
まとめ
この記事では、オンライン英会話を使った短期集中学習で、「なぜ成果が出るのか」「どうやって短期で成果を出すのか」「短期集中におすすめのKimini英会話のコース」についてお伝えしました。
短期集中型の英会話コースで、ピンポイントに英語力を強化していくのは、非常に効率の良い英語学習法です。苦手・弱点分野の短期集中型英会話コースをいくつか取ると成果が期待できます。
ここまでお読みのあなたは、なぜ6年間も英語を学んで英会話が苦手な日本人が、オンライン英会話を使った短期集中学習で成果を期待でき、どうやったら効果的に成果を得やすいかをご存知のことでしょう。
この記事でお伝えした内容が、あなたの英語学習をより充実したものにできれば幸いです。