公園やレジャープールに必ずひとつはある滑り台は、幅広い年齢の子どもたちから大人気です。
昔から定番遊具として愛され続ける滑り台を、英語では何と言うのでしょうか?
今回は、遊び場の象徴でもある「滑り台」を意味する英語とそのほかの遊具の英語表現、公園遊びに便利な声かけフレーズを紹介します。
滑り台は英語で slide
滑り台は英語で”slide”です。
”slide”には動詞「滑る」という意味もあります。名詞で使うときは”a slide”や”the slide”のように冠詞のつけ忘れに注意しましょう。
”slide”の使い方を例文で紹介します。
I heard that there are new slides in the central park.
訳)セントラルパークには新しい滑り台があるんだって。
My daughter Alice’s favorite ride at the playground is the long slide.
訳)アリスは公園の長い滑り台がお気に入りなのよ。
When I was a child, I used to go down the slide at the park near my house.
訳)子どものころ、近所の公園の滑り台でよく遊んだわ。
一般的なストレートな滑り台だけでなく、いろいろな形状の滑り台も合わせて紹介します。
spiral-shaped slide | らせん状の滑り台 |
tube slider tunnel shaped slide |
トンネル型の滑り台 |
roller slide | ローラー滑り台 |
water slide | ウォータースライダー |
The kids played on the roller slide after lunch.
訳)お昼の後、子どもたちはローラー滑り台で遊んだよ。
My sons are too young to go on the waterslide at the community pool.
訳)地元のプールのウォータースライダーで滑るには、息子たちはまだ小さいなあ。
公園の遊具を英語で覚えよう
滑り台のほかにも、公園や園庭、室内遊び場には子どもたちが大好きな遊具がたくさんあります。
定番の遊具からあまり見かけない珍しい遊具まで、いろいろな遊具を表す英語を紹介します。
slide | 滑り台 |
jungle gym(米) climbing frame(英) |
ジャングルジム |
swings | ブランコ |
seesaw | シーソー |
pull-up bars chin-up bars |
鉄棒 |
monkey bars | うんてい |
climbing poles | 登り棒 |
spring riders ride-on toys |
スプリング遊具、揺れる乗り物 |
merry-go-round carrousel(米) roundabout(英) |
回転遊具、回転ジャングルジム |
zipline | ターザンロープ |
rope bridge | ロープの橋 |
climbing net spider web for climbing |
登って遊ぶネット |
sandbox(米) sandpit(英) |
砂場 |
bouncy castle | エア遊具、トランポリン |
inflatable slide | エア滑り台 |
遊具の英語を使った例文で、会話の練習をしてみましょう。
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- 会話例(1)
Aさん
Where do you want to go this weekend?
訳)今週末どこに行きたい?
Bさん
Let’s go to the park with the long slide and zipline!
訳)長い滑り台とターザンロープのある公園に行こうよ!
- 会話例(1)
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- 会話例(2)
Aさん
There are lots of kids waiting to get on the swings. So, you have to wait in a line.
訳)ブランコは混んでるから、順番に並ばないとね。
Bさん
Okay, I’ll get back to the swings later, I am going to climb on the monkey bars.
訳)わかった、ブランコは後にして、うんていで遊んで来るよ。
- 会話例(2)
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- 会話例(3)
Aさん
My son and his friends have been playing on the jungle gym for more than half an hour now.
訳)息子は友達と、もう30分以上もジャングルジムで遊んでるの。
Bさん
They love to climb high places.
訳)高い所に登るの大好きだもんね。
- 会話例(3)
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- 会話例(4)
Aさん
The pull-up bar reminds me of my elementary school.
訳)鉄棒を見ると、小学校時代を思い出すよ。
Bさん
When we were children, I practiced a backward flip on the bars.
訳)子どもの頃は逆上がりを練習したよね。
- 会話例(4)
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- 会話例(5)
Aさん
Do you know the new park in the city?
訳)市内にできた新しい公園知ってる?
Bさん
Yeah, that park has a big bouncy castle, so there’s many kids there every weekend.
訳)あの公園には大きなエア遊具があるから、週末になるとたくさんの子たちで賑わうよ。
- 会話例(5)
ちなみに、公園や園庭など子どもが遊ぶための場所は”playground”と呼ばれることが多いです。
遊具は”playground equipment”や”playing equipment”と言います。
playground | 公園、園庭、遊び場 |
playground equipment
playing equipment |
遊具 |
indoor playground | 屋内遊び場 (ボーネルンドやファンタジーキッズリゾートのような場所) |
outdoor playground | 屋外遊び場 |
This park’s playground equipment is popular with locals.
訳)この公園の遊具は、地元の子どもたちに人気だよ。
There is outdoor playground equipment at the park, such as slides and seesaws.
訳)屋外の遊び場には、滑り台やシーソーとかがあるよ。
声かけに使える英語フレーズ
公園に遊びに行くと、興奮した子どもは勝手にどこかへ行ってしまったり、危ないところへ登ったりしてしまいがちです。
飽きずに何度も同じ遊具で遊ぶ子どもたちに、英語で声をかけるときはどのように言ったらいいのでしょうか?
短くて覚えやすく、すぐに使える声かけフレーズを紹介します。
子どもが遊びに満足したかどうか確認するときには、次のようなフレーズが使えます。
Have you had enough?
訳)もういい?
Do you want to swing some more?
訳)もうちょっとブランコで遊ぶ?
Do you want to keep going or stop?
訳)もっと遊ぶ?それともやめる?
Again? Okay.
訳)もう1回やるの?いいよ。
子どもに注意を促すときには、以下のような表現で声をかけるといいでしょう。
Let’s take turns.
訳)順番ね。
Watch out for your steps!
訳)足元に気を付けてね!
You can’t climb from here.
訳)ここから登っちゃダメよ。
Hold on tight!
訳)しっかりつかまってて!
Hold my hand.
訳)手をつないでいようね。
以下のようなフレーズも覚えておくと、親も一緒に楽しめて、さらに遊びが盛り上がりますよ。
What are you making?
訳)(砂場で)これなあに?
Here we go. Whee!
訳)行くよ、それ〜!
One, two. One, two. Good going!
訳)1、2、1、2、いいね~!上手!
I’m gonna show you, look!
訳)お手本よ、見ててね!
帰り際、まだ遊びたがる子どもには、以下のような表現で声をかけるのがおすすめです。
Let’s go home soon.
訳)そろそろお家に帰ろうか。
It’s getting dark.
訳)暗くなってきたよ。
You must be sleepy.
訳)もう眠いんじゃない?
Enough for today.
訳)今日はもうおしまいね。
まとめ
「滑り台」を意味する英語とそのほかの遊具の英語表現、公園遊びに便利な声かけフレーズを紹介しました。
滑り台は英語で”slide”で、”a”や”the”を付けて使われるのが一般的です。
”the long slide”(長い滑り台)や”a spiral-shaped slide(らせん状の滑り台)など、形容詞を頭につけていろいろな種類の滑り台を表現できます。
滑り台以外にも子どもたちの好きな遊具はたくさんあるので、今回紹介した英語を使って、遊びのなかに楽しく英語を取り入れてみてはいかがでしょうか。