「言語化する」を英語でどう表現できるか、気になったことはありませんか?
英語学習を再スタートした人にとって、日常や仕事で“感じたこと”を「言語化」できることは大きな自信につながります。
今回の記事では、「言語化する」の基本的な英語表現から、「言語化が上手い人」「言語能力」「多言語化」まで、関連する英語表現を幅広く網羅します。
また、具体的な英語の例文を紹介し、それぞれに日本語訳も付けています。
読み進めることで、実践的な英語力アップにつながる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
「言語化する」を英語で何て言う?

さっそく「言語化する」を英語で何と表現できるか確認しましょう。
以下のように複数の英語表現が使えます。
verbalize
まず紹介するのは”verbalize”です。
「言葉で表現する」「言語化する」といった意味があります。
例文はこちらです。
I find it hard to verbalize my feelings.
(感情を言語化するのが難しいと感じます。)
Can you help me verbalize what you’re thinking?
(あなたが考えていることを言葉にするのを手伝ってもらえますか?)
put into words
次に紹介するのは”put into words”という表現です。
「言葉で表現する」「言葉にする」という意味です。
“verbalize”と非常に近い意味合いですが、より日常的で自然な表現として使われることが多いです。
通常は”put <目的語> into words”という形を取り「<目的語>を言葉にする」と訳します。
例文はこちらです。
She struggled to put her ideas into words.
(彼女は考えを言語化するのに苦労した。)
It’s difficult to put that great feeling into words.
(あの素晴らしい気持ちを英語で言語化するのは難しい。)
articulate
最後に紹介するのは”articulate”です。
「明確に表現する」「はっきりと述べる」という意味があり、すでに紹介した2つの表現より「明確さ」や「流暢さ」を強調します。
例文はこちらです。
He articulates his thoughts very clearly.
(彼は自分の考えをとても明瞭に言語化する。)
She was unable to articulate her concerns in the meeting.
(彼女は会議で懸念をうまく言語化できなかった。)
「言語化が上手い人」を英語で何て言う?

それでは「言語化が上手い人」は英語で何と表現できるのでしょうか?
こちらも、以下のように、さまざまな言い回しができます。
- a good /great communicator:伝え方が上手な人
- someone who is good at verbalizing:言語化が上手い人
- an articulate person:明瞭に言語化できる人
使い方の例
She’s a great communicator and always knows how to express herself in English.
(彼女は言語化が上手い人で、いつも英語で自分をうまく表現できる。)
She is an articulate person who can explain complex ideas with ease.
(彼女は複雑なアイデアを簡単に説明できる、言語化能力のある人だ。)
「言語化が苦手な人」を英語で何て言う?
今度は「言語化が苦手な人」の英語での言い方をチェックしましょう。
- someone who struggles to verbalize:言語化が苦手な人
- inarticulate:言語化が苦手な人、言葉に詰まる人
- not very good at putting things into words:言語化があまり得意ではない
使い方の例
I’m a bit inarticulate when speaking English under pressure.
(プレッシャーがあると英語で言語化するのがちょっと苦手だ。)
He is not very good at putting his emotions into words.
(彼は感情を言語化するのに苦労している。)
「言語能力」を英語で何て言う?
「言語能力」とは、言語を用いてコミュニケーションを行うための能力を指します。
英語で次のように表現できます。
- language ability:言語能力、言葉の能力
- linguistic ability:言語学的能力、言語処理能力
- language skills:言語スキル、言語の技能
使い方の例
Improving your linguistic ability requires practice.
(言語能力を向上させるには練習が必要だ。)
Her language skills are excellent in both speaking and writing.
(彼女は話す力と書く力、両方の言語能力が優れている。)
「多言語化」を英語で何て言う?
複数の言語に対応させること、または複数の言語で表現することを「多言語化」と言います。
日本でも「多言語化」された案内板やウェブサイトなどが増えていますよね!
英語では文脈に応じて、以下のように表現できます。
- multilingualism:多言語使用
- becoming multilingual:多言語話者になること
- use multiple languages:多言語を使用する
使い方の例
Multilingualism is a valuable skill in today’s global society.
(多言語化は現代のグローバル社会で価値あるスキルだ。)
She’s becoming multilingual by studying English and Spanish.
(彼女は英語とスペイン語を学んで多言語話者になりつつある。)
まとめ
今回は「言語化」や関連する表現について、英語でどう表現するかを解説しました。
まとめに、紹介した重要表現をおさらいしましょう。
- 言語化する: verbalize/put <目的語> into words/articulateなど
- 言語化が上手い人:good communicator/articulate personなど
- 言語化が苦手な人:struggles to verbalize/inarticulateなど
- 言語能力:language ability/linguistic ability/language skillsなど
- 多言語化:multilingualismやbecoming multilingualなど
英語の学び直しとして、「言語化」に関する表現を身に付けると、感情や考えをしっかり伝えられるようになります。
今日紹介した表現と例文を参考に、ぜひ英語の文章作成や会話で使ってみてください。
あなたの英語力アップに役立ちますように!
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