日本語の「勉強してください」という言葉は、相手に学習を促すときによく使います。やさしくお願いするときもあれば、少し厳しく注意するとき、励ましの意味を込めるときもあります。
この記事では、「勉強してください」の基本的な表現から、カジュアルな言い方、厳しめの言い方、さらに勉強を頑張る人を応援するフレーズや「勉強する」を表す英単語のニュアンスまで、会話例と一緒にご紹介します。
「勉強してください」は英語で何て言う?

日本語の「勉強してください」を英語にするとき、単純に“Please study.”と言うと、英語では命令形のように響いてしまうことがあります。状況や相手との関係性によって、自然に聞こえる表現を選ぶことが大切です。
ここでは、基本・カジュアル・厳しめの3つの言い方を見てみましょう。
基本の表現:Please study.
最も直訳に近い言い方です。学校の授業や教材に出てくるようなフォーマルでストレートな響きがあります。日常会話で使うとやや硬い印象になるため、授業や研修など、公式な場面で使うのがおすすめです。
Here are the materials for the next class.
次の授業用の資料です。
Okay.
わかりました。
Please study them before Monday.
月曜日までに勉強しておいてください。
カジュアルに言うなら:Don’t forget to study.
「勉強を忘れないでね」という軽い促しのニュアンスで、友人や家族など親しい相手に使います。すでに勉強している人への声かけにも使えます。
Are you watching TV again?
またテレビ見てるの?
Just for a bit.
ちょっとだけだよ。
Don’t forget to study for your test.
テスト勉強忘れないでね。
厳しめに言うなら:Go study now.
「今すぐ勉強しなさい」という強い命令のニュアンスです。家庭内や親しい間柄で、本気で促したいときに使います。英語では命令形が強く響くため、注意が必要です。
You’ve been playing games all afternoon.
午後ずっとゲームしてるじゃない。
I’ll start later.
あとでやるよ。
Go study now!
今すぐ勉強しなさい!
勉強に集中させたいときは:Focus on your studies.
注意が散漫になっている相手に「勉強に集中して」と伝える表現です。「勉強しなさい」と同じように相手を促す意味合いがありますが、命令というよりはアドバイスに近いニュアンスがあるため、強すぎず柔らかすぎない言い方になります。厳しく注意するほどではないけれど、しっかり勉強してほしいときにぴったりで、「厳しめ」と「応援」の中間として活用できる便利なフレーズです。
You’ve been checking your phone for an hour.
1時間もスマホ見てるじゃない。
I know, but it’s hard to stop.
わかってるけど、やめられないんだ。
Focus on your studies. The test is tomorrow.
勉強に集中して。明日テストでしょ。
勉強する人へ応援のひと言を伝えよう!
試験や受験を控えて頑張っている人に「勉強してください」と言うよりも、応援や励ましの言葉をかけたい場面も多いですよね。英語にも「その調子!」「頑張って!」といったニュアンスを伝える表現があります。ここでは、勉強している人に向けてポジティブに声をかけられるフレーズをご紹介します。
Keep up with your studies.
「勉強を続けて頑張って」という励ましのフレーズです。相手がすでに勉強しているときに、「その調子で!」という気持ちを込めて使います。
I’ve been studying every night for the exam.
試験に向けて毎晩勉強してるよ。
That’s great. Keep up with your studies.
いいね。その調子で頑張って。
Study hard!
短くシンプルに「勉強頑張って!」と伝える表現です。友人や家族への声かけとして、日常的によく使われます。
I’m going to the library now.
これから図書館に行くよ。
Study hard!
勉強頑張って!
You can do it—just keep studying.
「君ならできるよ、そのまま勉強を続けて」という励ましと応援のニュアンスが込められたフレーズです。試験や受験を控えて不安な相手にぴったりです。
I’m so nervous about the entrance exam.
入試がすごく不安だよ。
You can do it—just keep studying.
大丈夫、君ならできる。そのまま勉強を続けて。
ニュアンスごとの「勉強する」をご紹介

英語では「勉強する」を表す単語が複数あり、状況によって使い分けが必要です。ニュアンスごとに代表的な単語を見てみましょう。
study(試験や授業のために勉強する)
最も一般的な「勉強する」。試験準備や授業内容の学習に使われます。
What are you doing this weekend?
週末は何するの?
I have to study for my history exam.
歴史の試験勉強をしないといけないんだ。
learn(新しい知識やスキルを身につける)
「学ぶ」「習得する」という意味で、新しい語学や技術などに使います。
I heard you’re learning Japanese.
日本語を習っているって聞いたよ。
Yes, I want to visit Japan next year.
うん、来年日本に行きたいからね。
review(復習する)
学んだことをもう一度見直すときに使います。
Did you review the notes from yesterday’s lecture?
昨日の講義のノートは復習した?
Not yet, but I will tonight.
まだだけど、今夜やるよ。
go over(ざっと見直す・確認する)
カジュアルな会話で使える「おさらいする」です。
Let’s go over the vocabulary before the quiz.
小テストの前に単語をざっと確認しよう。
Good idea.
いいね。
hit the books(本格的に勉強を始める)
“hit the books”は口語的でカジュアルな表現で、特に試験や課題を控えているときに「本格的に勉強を始める」「腰を据えて取り組む」という意味で使われます。単に本を読むのではなく、テスト勉強や受験勉強のように集中して取り組むイメージです。
Are you coming to the party tonight?
今夜のパーティー来る?
I can’t. I need to hit the books.
無理。本気で勉強しないと。
参考:
まとめ
「勉強してください」という言葉には、お願いするとき、励ますとき、少し強めに注意するときなど、さまざまなニュアンスがあります。日本語でも状況に応じて言い方を変えるように、英語でもシーンや相手との関係性に合わせて表現を選ぶことが大切です。
また、「勉強する」という動作を表す単語にも、試験のために取り組むこと、新しい知識やスキルを身につけること、復習すること、集中して取り組むことなど、細かな違いがあります。それぞれのニュアンスを理解しておくことで、実際の会話でもより自然に伝えられるようになります。
今回紹介した表現を覚えておけば、友人や家族を励ましたり、子どもに注意したり、授業や職場で依頼したりと、さまざまな場面で役立ちます。場面に合った言葉を選んで、気持ちをより正確に伝えられるようにしていきましょう。

