自分の性格を英語で説明したいとき、「内向的」「外向的」といった言葉に戸惑った経験はありませんか?

日本語では似たようなニュアンスを持つ言葉が複数ありますが、英語でも、それぞれの性格を表す表現には微妙な違いがあります。

この記事では、「内向的」から「外交的」まで、様々な性格を説明する英語表現を詳しく解説します。

「内向的」を英語で

「内向的」を英語で

「内向的」は、人との交流にあまり積極的ではなく、物静かな性格を表します。英語では、”introverted”や”reserved”といった単語が使われます。

“introverted”の基本的な使い方

“introverted”は、心理学的な性格分類における「内向的」を意味します。自分の外側よりも自分の内面世界を見つめ、自信の内側に思考や感情のエネルギーを向ける人を指します。

Aさん
I’m an introverted person who prefers quiet time alone.

(私は一人で静かに過ごすことを好む、内向的な人間です。)

“reserved”との違い

“reserved”は「控えめな」「よそよそしい」といった意味で、特に自分の感情や意見をあまり表に出さない人を指します。”introverted”よりも、一時的な態度や行動について表現することが多いです。

Aさん
He seems a bit reserved at first, but he’s very friendly once you get to know him.

(彼は最初少し内向的に見えるが、知り合うととてもフレンドリーです。)

「外交的」を英語で

「内向的」の反意語である「外向的」(「外交的」と書かれることも)は、人と積極的に関わり、社交的な場を好む性格を指す表現です。英語では、”extroverted” や “outgoing” といった言葉がよく使われます。

“extroverted”の基本的な使い方

“extroverted”は、心理学の性格分類で「外向的」を表す単語です。主に、心のエネルギーを外部(周囲の人たちとの交流・コミュニケーションや、様々な日々の活動)からチャージする人を指します。

Aさん
He is an extroverted person who loves meeting new people.

(彼は新しい人に会うのが好きな、外向的な人です。)

Cambridge Dictionaryによると、”extroverted”は「an energetic person who enjoys being with other people」と説明されています。「他者との時間を過ごすことを楽しむエネルギッシュな人」というニュアンスを持ちます。

参照:Cambridge Dictionary

“outgoing”との違い

“outgoing”も同様に「社交的な」という意味ですが、”extroverted”よりもこちらの単語のほうが日常会話でよく使われます。

Aさん
She has an outgoing personality.

(彼女は社交的な性格です。)

Bさん
【ワンポイントアドバイス】 “extroverted”は科学的な性格類型を指すのに対し、”outgoing”は「明るく、人見知りしない性格」といった、日常的なシーンで社交性があるかどうかを表します。

たとえば、初対面の人とすぐに打ち解けるような人に対して使うと、より自然な印象を与えられるのでおすすめです。

「社交的」を英語で

「社交的」には、親しみやすく、人との付き合いが上手な性格を持つ人を表す表現です。”sociable” や “gregarious” といった単語がよく使われます。

“sociable”の基本的な使い方

“sociable”は、人と一緒にいることを好み、友好的で誰とでも打ち解ける態度で接する様子を表します。

Aさん
He’s very sociable and has many friends.

(彼はとても社交的で、友達がたくさんいます。)

“gregarious”との違い

“gregarious”は、”sociable”よりも少しフォーマルで、特に「群れることを好む」「社交的な」といった意味合いが強い単語です。動物の行動を説明する際にも使われます。

Bさん
【ワンポイントアドバイス】 “gregarious”は、元々「群生する」「群居性の」といった意味で、「人と一緒にいることを心から楽しむ」というポジティブで強いニュアンスを含みます。

単に社交的というだけでなく、パーティーや集まりの中心にいるような、エネルギッシュな人物像を表すのにぴったりです。

「シャイ」を英語で

「シャイ」は、人前で緊張したり、恥ずかしがったりする性格のことで、英語でも”shy”と言います。

“shy”の基本的な使い方

“shy”は、特に知らない人の前で緊張したり、居心地の悪さを感じたりする姿を表します。

Aさん
The child was too shy to speak to the stranger.

(その子供は内気で、知らない人には話しかけられなかった。)

英辞郎 on the WEBによると、”shy”は「内気な、はにかんだ、恥ずかしがりの◆気が弱いので、やりたくてもできない、という否定的な意味。日本ではそれが美徳とされることもある◆」と説明されています。特に人との交流で恥ずかしさを感じる際に使われる単語です。

参照:英辞郎 on the WEB

「恥ずかしがり屋」を英語で

「恥ずかしがり屋」を英語で

「恥ずかしがり屋」は、「シャイ」と似ていますが、より決まったシーンで恥ずかしさを感じる様子を強調できる表現です。

「恥ずかしがり屋」を伝える英語表現

  • timid:臆病で、自信がない様子。
  • bashful:特に愛想を振りまいたり、賞賛されたりする時に恥ずかしがる様子。
Aさん
He was too bashful to accept the praise.

(彼はあまりに恥ずかしがり屋で、賞賛を受け入れられなかった。)

「引っ込み思案」を英語で

「引っ込み思案」は、積極的に行動せず、意見をあまり主張しない性格を指します。”withdrawn” や “retiring” といった単語が使われます。

“withdrawn”の基本的な使い方

“withdrawn”は、特にストレスや悲しみなどから、人と関わろうとせず、内にこもってしまう様子を表します。

「引っ込み思案」は「消極的で控えめ」というニュアンスが強いですが、”withdrawn” はどちらかというと「心を閉ざして内向的になる、距離を置く」といったニュアンスがあります。

Aさん
After the accident, she became very withdrawn.

(事故の後、彼女はとても引っ込み思案になった。)

“retiring”との違い

“retiring”は、”withdrawn”よりも穏やかで、単に控えめで目立たないことを好む性格を指します。

Aさん
He has a shy, retiring nature.

(彼は内気で引っ込み思案な性格だ。)

まとめ

この記事では、「内向的」から「外交的」、そして「シャイ」や「引っ込み思案」まで、様々な性格を表す英語表現を解説しました。

心理学的な性格を表すには”introverted”や”extroverted”を使うとフォーマルなシーンにマッチする一方、日常生活における社交性を表すには”outgoing”や”sociable”、人見知りや緊張には”shy”や”reserved”など、英語でも表現の種類が豊富です。

状況やニュアンスに応じてより性格が正しく伝わるよう、ぜひ使い分けてみてください。