本記事はpsがテーマですが、プレーステーションではありません(笑)
手紙やメールを書き終えた後に、本題とは関係のない話題を付け加えるときの「追伸」。追伸が英語になるとpsになりますが、皆さんはどのように使うか知っていますか?
この記事では、追伸の英語psについて解説します。
現在もネイティブがpsを使っているのかという点についても紹介しましょう。
追伸の書き方
まず、「追伸(ついしん)」の意味を改めて紹介するとともに、日本語文での追伸の書き方を簡単におさらいします。
追伸を使う意味
手紙でもメールでも、文章を書き終えた後に、本文の末尾に「追伸」の言葉とともに本文中とは無関係の内容を一言で付け加えることがあります。もう一言というときに便利なのが追伸です。
「追伸」を使う際にはいくつかのルールがあります。
・ビジネスには使わない。
・重要事項には使わない。
・基本、目上の人には使わない。
追伸の書き方例
追伸の使い方を例で紹介します。どのような意味に入るのかや内容などご確認ください。
◯◯様、
(本文)
追伸
先日は結構なお土産をいただき有難うございました。皆で美味しく頂いています。
本文はお土産とは一切関係のない内容と推測されます。しかし、相手との雑談のような雰囲気で追伸でお礼を述べています。
追伸に言い換える言葉としては「最後になりますが」や「末筆ながら」が当てはまります。
追伸への返事
相手から追伸が書かれた手紙やメールをもらったとき、返信はすべきでしょうか?
その答えは不要、相手はマナーとして追伸を書いているので返答しなくても問題はありません。もし返答したい場合は”追追伸”と書いてお返事をすることができます。
追伸を英語にするとps
多くの皆さんにとって、追伸の英語表現が「ps」であることは理解されているかもしれません。では、このpsが何からきているのか、正しい表記を知っているか、この辺について解説をしていきましょう。
psとは?
psとは「Post Script」という英語フレーズの略で、頭の文字をとった2文字です。
Post Scriptはラテン語の”post scriptum”に由来し、after textとして「後に書かれた」「書かれた後にくるもの」という意味になります。ゆえに、あとで思いついたことを伝えるというニュアンスでpsが使われます。
psの正式表記は4種類
日本語のメールや手紙でも、英語でpsと書くことはよくあるのではないでしょうか?
ps(追伸)を使う際、大文字と小文字で4種類の表記があります。以下、紹介しましょう。
- ps
- p.s.
- PS
- P.S.
大文字、小文字、ピリオド付き・無しとありますが、これらからどの種類を使っても問題ありません。少しだけ注意すべきはPsのように、大文字と小文字をミックスする形では使わない点です。
また、「P.S.:」としてP.S.の後にコロンを置くこともあります。その後にp.s. Take care of yourself.(どうぞお元気で)のように追伸のメッセージを続けます。
ちなみに、追伸に対しての答え”追追伸”とする場合には英語ではPPSと書きましょう。PPSはPost-Post Scriptの略になります。
psの使い方
では、英語のメッセージでpsをどのようにして使うのか例でみてみましょう。日本語と同様に、psも本題とは関係のない話題を付け加えるために使います。
英語でも”It’s a paragraph after your email’s body.(メール本文の後の段落である)”と説明されています。
psの入る場所ですが、以下のようになります。
Dear ◯◯,
(Body)
Yours sincerely,
(Name)
PS XXXXX.
このように、名前の後にPSを持ってきます。PSは本当に一番最後につけるものなんですね。
psの例も挙げてみましょう。
p.s. Have a great weekend!
訳)追伸 良い週末を!
このようにシンプルに追伸で最後の挨拶を言うことができます。そういった意味では、PS Hope to see you soon!(追伸 近いうちにまたお会いできますように!)や、PS Congratulations on your promotion!(追伸 ご昇進おめでとうございます!)など、様々なコメントを追伸で書くことができます。
PS I’ll organise a home party next weekend. It would be great if you could join us.
訳)追伸 来週末、ホームパーティを企画します。ぜひご参加いただければ幸いです。
本文とはまったく関係のないホームパーティへのお誘いを追伸に持ってきています。こういった追伸には”追追伸”で返事がくるかもしれませんね。
psをビジネスメールに使っていいのか?
「追伸」を使うルールを紹介した際に、ビジネスには使わないことを述べました。
この理由をもう少し詳しく説明します。
ビジネスメールとps
基本的に、本文と関連のない一言を添えるpsはビジネスにおいて必要ではありません。本文と同じトーンで、psで何かの締切のリマインドを伝えるといったことはあり得ます。
また、上司やクライアントとの関係性によっては、例えば花見のお誘いや、食事に行くといった内容のpsを書いていけないということでもありません。
しかし、英文におけるpsはビジネス上の専門的なコミュニケーションに必ず適しているとは言えないことからpsを使うメリットがあるわけではなく、フォーマルな環境下では、psの使用は避けられます。
ビジネスでpsに代わる表現
単に、最後に異なる話題を付け加えたい場合には、以下のフレーズを使うことができます。
- Incidentally/ ちなみに・ところで・そう言えば
- On another note/ 話は変わりますが
- By the way/ ところで・なお
ps/追伸を使うのは古いのか?問題
ビジネスでのメールやレターにpsを使うことは状況によると紹介しましたが、もうひとつ頻繁に質問される疑問があります。
それが、ps(追伸)を使うのはもはや古いのか?というものです。
ps(追伸)は古い?
皆さんのなかで、どれほどの方がメールやメッセージにpsを使われているでしょうか?
メールやSNSなどのメッセージ機能が登場したために、手紙を書くことが少なくなりました。そのため、手紙によく使われていたpsを使う頻度も少なくなり、ゆえに追伸はもう古い手段だと印象をもつ人が少なくないのでしょう。
しかし、ps(追伸)は古いものではなく、今でも使われます。それは日本語だけでなく、英語のページにもpsの正しい使い方など多くの情報が見つかることでも裏付けできるでしょう。
メールやメッセージでは、書き直しがきくためにわざわざ追伸を使わなくても後からでも本文に入れ込む、またはわざわざ追伸にせずに、短いメッセージ内容を数回に分けて送信できるという本来の手紙との異なる点も挙げられるでしょう。
追記の方法 – メールで目上へ丁寧に伝える
基本、目上の人には使わない追伸psですが、追記が必要になった場合、どのような言い方で伝えればいいのかを紹介します。
追記の正しい使い方
円滑なコミュニケーション、そして違和感を相手に与えないためにも追記の正しい使い方があります。目上の人へのメールであればなおさらです。
例えば、
「追記:ご回答の締切は、3月10日までにお願いいたします。」
のように使うことができます。
また、「追伸」と一言でするよりも、「末筆ではございますが」「末筆ながら」という表現に置き換えて伝えると丁寧な表現になります。
このような”末筆ながら”にあたる英語フレーズには以下があります。
- Finally XX
- Last but certainly not least
英語メールに使える締め英語フレーズ
最後に、追伸ではなく英語のメールに必ず書く締めの表現を紹介しましょう。
英語のメールやメッセージの締め
ビジネスでもプライベートでも、メールやメッセージの終わりに使う典型のフレーズがあります。
以下のどれかを選び、ご自分の英文メール、メッセージに使うようにしましょう。これらの意味は”宜しくお願いします””敬意を込めて”などになりますが、意味を考えるというよりもそのまま覚えて使うようにします。
- Regards,
- Kind regards,
- With regards,
- Warm regards,
- Best wishes,
どのフレーズにもカンマをつけることをお忘れなく!
まとめ
追伸に当たる「ps/p.s./PS/P.S.」は日本語でも英語でも、本題とは関係のない話題を付け加えるときに使います。
現代は簡単にメッセージを送れる時代ですが、この機会にpsの使い方に関しても理解しておくと、外国人とのメール交換にも役立つでしょう。