今はパソコンを使っての作業が多いので社会人になるとあまり使わなくなるかもしれませんが、日常にあり、身近なものである消しゴムのことを英語で言うには、注意点があることをご存知でしたか?今回はそれについて、そして消しゴムのカスを英語でどう言うのかについても言及していきます。先に言っておくと、消しゴムにたとえ種類があったとしても、英語では基本単語はひとつしかないのは暗記をしなくて良いのでグッドニュースです!

消しゴムはアメリカ英語でEraser

消しゴムと言えば、英語ではEraserですよね。けれど、これは私たち日本人が日本で英語を覚えたから。アメリカ英語しか教えてもらえない日本では、この単語しか習いません。そう、実はイギリスでは別の単語を使うのです。

消しゴムはイギリスではRubber

イギリスが好きな人は、消しゴムをRubberと言うのはもう当たり前、常識という感じでしょうか。日本語では消しゴムに「ゴム」とあるように、イギリスではそちらに重きを置いてRubberと言います。このように、日常でよく使うようなものでもアメリカとイギリスでは違いがあるのですね。あるネイティブは、アメリカ英語とイギリス英語はまったく別物だと言ったりもします。

アメリカでRubberと言うと・・・

アメリカでRubberと言うと・・・

イギリス英語で消しゴムはRubberと言うのでしたね。ですが、これをアメリカで使うのはちょっと避けた方が良いでしょう。消しゴムは日常会話だと、学生が「ちょっと消しゴム貸して」なんて授業中に言ったりするものですが、それはちょっとまずいです。なぜならアメリカでRubberは避妊具のことです。たとえイギリス英語を知っているアメリカ人だとしても、一瞬凍り付きそうです。

よって、イギリスが好きでイギリス英語を覚えてきた人がアメリカに行く場合、今度はアメリカ英語に戻しておいた方が無難ではあると思いますね。

消しゴムのカスは英語でどう言うの?

消しゴムのカスは英語でどう言うの?

消しゴムという英語は基礎単語ですが、では、消しゴムのカスは何と言うのでしょうか。こちらも日常生活で、特に学生ならよく使うものですが、意外と英語では知らないですよね。答えはこちら。

  • eraser shavings
  • shavings from one’s eraser

ネイティブが出す答えには2種類ありますが、どちらもShavingsという単語が使われていますよね。これは削りカスという意味です。そこに消しゴムの削りカスであることを明記するため、Eraserが入ります。

Aさん
Don’t sweep your eraser shavings off your desk onto the floor!
訳)机の消しカスを床に落とさないで!
Bさん
Oh, sorry sir.
訳)あ、ごめんなさい先生

まとめ

簡単な英語である「消しゴム」ですが、アメリカ英語ではEraserと、私たちにとってお馴染みな単語である一方で、イギリス英語ではRubberと言うのでしたね。そして、アメリカではこのRubberは避妊具を意味するので、あまり気軽に使える単語ではないことが今回の注意点でした・・・!消しゴムのカスはShavingsですので、こちら知っている人はあまりいないため覚えておくと自慢できます。よく使う単語なのに知らないものほど知っておきたいですからね。