カフェやレストランで「ラストオーダーです」と声をかけられたとき、「え、英語では何て言うんだろう?」とふと思ったことはありませんか?

日本で使われている「ラストオーダー」という言葉、実は英語でも通じることが多いのですが、ネイティブは別の表現を使うことも少なくありません。

特に、留学や海外旅行を計画している人にとって、こうした日常的な英語表現を知っておくことは、いざという時の安心感につながります。

今回の記事では、「ラストオーダー」の英語表現はもちろん、それにまつわる様々な注文の英語フレーズを、分かりやすい例文を交えて紹介します。

この記事を読めば、海外のレストランでも自信をもって注文できるようになりますよ。

「ラストオーダー」を英語で何て言う?

「ラストオーダー」を英語で何て言う?

日本語の「ラストオーダー」は、和製英語ではなく、もともと英語圏で使われていた言葉です。

しかし、アメリカとイギリスでは少しニュアンスが異なります。

英語表現

アメリカでは「ラストコール(last call)」という表現が一般的で、特にバーでの最後の注文を指すことが多いです。食べ物の注文にはあまり使われませんが、食べ物の最後の注文を促す場合には、「Last call for food.」のように表現することがあります。

一方、イギリスでは「ラストオーダーズ(last orders)」がよく使われます。

英語の例文

Aさん

This is the last call for food and drinks.

(お食事と飲み物のラストオーダーとなります。)

Aさん

We’re making the last call in 15 minutes.

(15分後にラストコールをさせていただきます。)

Aさん

Excuse me, what time is the last order?”

(すみません、ラストオーダーは何時ですか?)

「ラストオーダー」の略語は?英語圏でも通じる?

日本の飲食店では、メニューや看板に「L.O.」と書かれているのをよく見かけますね。

これは”Last Order”の頭文字を取った略語です。

しかし、この「L.O.」は日本独特の表現なので、残念ながら英語圏では通じません。

ネイティブスピーカーは、略語ではなく、先ほど紹介した”last call”や”last order(s)”をそのまま使います。

もし海外の飲食店で閉店時間を知りたい場合は、略さずにきちんと尋ねるようにしましょう。

「ラストオーダーの時間です」を英語で何て言う?

お客様に「ラストオーダーの時間です」と伝える英語表現はいくつかあります。

丁寧さや状況に応じて使い分けることが大切です。

丁寧な表現

Aさん

We’re taking last orders now.

(今、ラストオーダーをお伺いしています。)

Aさん

The kitchen will be closing shortly, so we’re taking last orders for food.

(まもなくキッチンが閉まりますので、お食事のラストオーダーをお伺いしております。)

シンプルな表現

Aさん

Last call for drinks!

(飲み物のラストオーダーです!)

Aさん

Last orders, please.

(ラストオーダーです。)

このように、お客さんに対してラストオーダーを促す英語フレーズは、動詞の”take”(~を受け付ける)や”make”(~をする)を使うと自然です。

「閉店の時間です」を英語で何て言う?

「閉店の時間です」を英語で何て言う?

「閉店の時間です」を伝える英語表現は、ラストオーダーとはまた少し違います。

お客さんに店を出てもらうよう促す場面で使えるフレーズを見ていきましょう。

英語表現

「閉店時間」は英語で“closing time”と言います。

お店のドアに”Closing time: 10 PM”のように書かれていることもあります。

英語の例文

Aさん

It’s almost closing time.

(もうすぐ閉店時間です。)

Aさん

We’ll be closing in 15 minutes.

(あと15分で閉店します。)

Aさん

Could you please finish your drinks? It’s closing time.

(お飲み物を飲み終えていただけますか?閉店時間です。)

「オーダーストップ」を英語で何て言う?

日本語の「オーダーストップ」という言葉も、和製英語の一種です。

お店が混んでいて注文を一時的に受け付けていない時や、特定のメニューの注文を終了する時に使われます。

この「オーダーストップ」を英語で伝えたい場合は、状況に合わせて表現を変える必要があります。

受け付けを一時的に中断する場合

Aさん

We’re not taking any new orders at the moment.

(ただいま、新規のご注文は受け付けておりません。)

Aさん

We’re stopping new orders for a while due to a high volume of customers.

(お客様が多いため、一時的にご注文の受付を停止しております。)

特定のメニューが終了した場合

Aさん

I’m sorry, but that dish is no longer available.

(申し訳ありませんが、その料理はもうありません。)

Aさん

That item is sold out for today.

(その商品は本日の分は完売となりました。)

「オーダーストップ」という言葉をそのまま使っても英語圏の人には通じません。

例にあるように「一時的に停止している」「完売」など、状況を具体的に伝えるように心がけましょう。

back orderの意味は?

お店で使う英語表現として”back order”という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

“back order”は直訳すると「後回しにされた注文」となりますが、これは日本の飲食店で使われる「ラストオーダー」とは全く意味が異なります。

意味

主に小売や流通の世界で使われる専門用語で、「在庫切れのため、入荷待ちとなっている注文」という意味です。

これは、注文は受け付けたものの、商品が手元にないため、お客様に届けるのが遅れてしまう状態を指します。

例えば、人気商品が予想以上に売れてしまったり、商品の供給が間に合わなかったりしたときに、このような状況が発生します。

英語の例文

Aさん

The new smartphone is currently on back order.

(その新しいスマートフォンは、現在、入荷待ちの状態です。)

Aさん

We will ship your back order as soon as we receive the item.

(商品が届き次第、入荷待ちの注文を発送いたします。)

Aさん

The product you ordered is out of stock and on back order.

(お客様が注文された商品は在庫切れで、入荷待ちです。)

まとめ

この記事では、「ラストオーダー」をはじめとする、注文にまつわる様々な英語表現を紹介しました。

最後に、主要な表現を一覧表にまとめておきましょう。

日本語 英語(アメリカ) 英語(イギリス) 備考
ラストオーダー last call last order(s)
ラストオーダーの時間です We’re taking last calls. We’re taking last orders. 丁寧な表現
閉店の時間です closing time closing time
オーダーストップ We’re not taking any new orders. We’re not taking any new orders. 状況によって表現が変わる
入荷待ちの注文 back order back order 「ラストオーダー」とは別物

日本で使われるカタカナ英語の中には、英語圏で通じないものも多いです。

しかし、「ラストオーダー」のように、少し形を変えれば通じるものもあります。

大切なのは、丸暗記するのではなく、「なぜそのように言うのか」という背景やニュアンスを理解することです。

今回紹介した英語フレーズを参考に、海外のレストランでの食事や、ちょっとした会話を楽しんでみてください。

きっと、あなたの英語学習がもっと楽しくなりますよ。

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