旅行や日常会話、さらに科学や環境問題の話題で欠かせない単語に「燃料」があります。英語では「燃料」を表す言葉として fuel が一般的です。
しかし、英語圏では燃料の種類によって異なる単語が使われることもあります。たとえばガソリンは gasoline(米)、petrol(英) と表現されますし、石炭や天然ガスなどをまとめて fossil fuel(化石燃料) と呼ぶ場合もあります。
そこで今回は、「燃料 」の英語表現をテーマに、fuel の使い方から petrol との違い、補給や不足に関する表現まで詳しく解説します。
Fuelとpetrolとの違いは?

「燃料」は英語で fuel と言います。
ただし「ガソリン」を指す場合、アメリカ英語では gasoline、イギリス英語では petrol を使います。 つまり、fuel は「燃料」全般、petrol/gasoline は「ガソリン」を指すと覚えるのがポイントです。
fuel
Fuel refers to any material that is burned or used to produce energy.
燃料とは、燃焼やエネルギー生成に使われる物質のことです。
このためfuel はガソリンだけでなく、石炭・天然ガス・バイオ燃料など幅広い意味で使えます。
petrol
Petrol is the British English word for gasoline.
petrol はガソリンを表すイギリス英語です。
アメリカ英語では petrol はほとんど使われず、ガソリンは gasoline または省略して gas と言うのが一般的です。
その車は燃料切れになった。
旅行前にガソリンを入れないといけない。
ガソリンの価格が上昇している。
アメリカ英語とイギリス英語の違い
- アメリカ英語では「燃料全般」を fuel、「ガソリン」を gasoline または gas と呼びます。ガソリンスタンドは gas station。
- イギリス英語では「燃料全般」は同じ fuel ですが、「ガソリン」は petrol。ガソリンスタンドは petrol station。
たとえば「ガソリンを入れる」は、アメリカでは I’m going to the gas station to fill up.、イギリスでは I’m going to the petrol station to fill up. になります。旅行で役立つので覚えておきましょう。
「燃料を入れる」は英語で fill up with fuel
「燃料を入れる」を英語で表すと、最も一般的なのは fill up (with fuel/gas/petrol) です。
車にガソリンを入れないといけない。
ガソリンスタンドで燃料を入れよう。
イギリスでは「ガソリンを入れる」は petrol を使う。
「給油する」と言いたい場合は refuel という動詞も使えます。とくに飛行機や船などで使われることが多いです。
その飛行機は長距離飛行の前に燃料補給が必要だ。
「燃料補給」は英語で refueling
「燃料補給」を英語で表すと refuelingになります。
その車は燃料補給のためにスタンドにいる。
空中給油は航空機がより長距離を飛ぶことを可能にする。
燃料補給には時間がかかるので、事前に計画すべきだ。
ビジネスや比喩的な使い方で「リフレッシュ」「再充電」の意味でも使えます。
エネルギーを補給するために休憩が必要だ。
「燃料切れ」は英語で run out of fuel

「燃料切れ」を表す英語は run out of fuel が定番です。
その車は高速道路で燃料切れになった。
発電機を燃料切れにしないで。
ガソリンが切れそうだ。
車に関しては「gas」や「petrol」を入れて使うのが自然です。
ロンドンでタクシーが燃料切れになった。
「化石燃料」は英語で fossil fuel
環境問題やエネルギーのニュースで頻出する「化石燃料」は英語で fossil fuel と言います。
Fossil fuels are natural fuels formed from the remains of plants and animals over millions of years.
化石燃料とは、数百万年にわたって動植物の遺骸から生成された天然燃料のことです。」
石炭、石油、天然ガスはすべて fossil fuels に含まれます。ニュース記事や学術的な文脈ではよく見られる表現なので、覚えておきましょう。
化石燃料が地球温暖化のおもな原因です。
世界は化石燃料から再生可能エネルギーへ移行している。
「燃料不足」は英語で fuel shortage
「燃料不足」は英語で fuel shortage または fuel scarcity と表現します。
その国は深刻な燃料不足に直面した。
燃料不足は交通システムを混乱させる可能性がある。
将来的に世界的な燃料危機が起こるかもしれない。
「燃料不足」という言葉は、単にガソリンが足りない状況だけではなく、社会的・経済的な危機を指すこともあります。
In 1973, the world faced a major fuel crisis due to the oil embargo.
1973年、オイルショックによって世界は深刻な燃料危機に直面した。
また、比喩的に「エネルギーが不足している」という意味でも使われます。
今日はエネルギー切れだ。
長時間働いた後、彼女はもうエネルギーが残っていないと感じた。
まとめ
「燃料」は英語で fuel と言い、文脈に応じて petrol(英)、gas/gasoline(米)、refuel(補給する)、run out of fuel(燃料切れ)などの表現を使い分けます。
- 燃料 → fuel
- ガソリン → petrol(英) / gasoline, gas(米)
- 燃料を入れる → fill up, refuel
- 燃料補給 → refueling
- 燃料切れ → run out of fuel
- 化石燃料 → fossil fuel
- 燃料不足 → fuel shortage
燃料に関する英語表現は日常生活から国際ニュース、さらには科学や環境問題にまで広がります。正しく使い分けられると、海外旅行やビジネス、英語学習にも役立つので、ぜひ覚えて見てくださいね。

