あてもなく歩き回ったり、そわそわと落ち着きのない様子を日本語で「ウロウロする」と表現します。ただただ歩いていることや、じっとしていないことを表すオノマトペですが、英語になるとどのように表現すればよいのでしょうか?

この記事では、オノマトペ「ウロウロ」の英語2選Wandering aimlessly/loiteringを解説します。ウロウロしている人を見たり、落ち着きのない様を英語でも伝えられるようにしましょう。

オノマトペ「ウロウロ」の意味と由来

オノマトペ「ウロウロ」の意味と由来

英語表現の解説の前に、「ウロウロ」の意味と由来から紹介しましょう。フラフラには2つの意味があり、本記事で紹介する2表現を使い分けることになっていきます。

「ウロウロ」の意味

「ウロウロ」はおもに、以下の意味を持っています。
・目的なく歩き回る様子。
・たむろしたり落ち着かない様子。

前者は”Wandering aimlessly”、後者は“loitering”で表現することを以下から解説していきましょう。

オノマトペ「ウロウロ」の英語Wandering aimlessly

本記事では2つの表現を紹介しますが、まずは一つ目の「ウロウロ」の英語”Wandering aimlessly”です。

“wandering”と“aimlessly”の意味は?

”Wandering aimlessly”というフレーズをみたとき、皆さんはどちらの単語も親しみがありますか?ある!という人はそれほどいらっしゃらないかもしれません。そこで、1つ1つをまずしっかり理解していきます。

wandering
“to walk around slowly in a relaxed way or without any clear purpose or direction”
訳)のんびりと歩き回ったり、また明確な目的や方向性も持たずにゆっくりと歩きまわること。

例文
We spent the morning wandering around the old part of the city.
訳)私たちは午前中、街の古い地区をぶらぶら歩き回りました。

参考:Cambridge Dictionary “wandering”

aimlessly
“in a way that is aimless (=without clear intentions, purpose, or direction)”
訳)目的のない(明確な意図、目的、方向性のない)方法。

aimlesslyは、カタカナ語の発音でエイムレスリィのようにします。aimlessになると「目的を持たない」という意味の形容詞になります。

参考:Cambridge Dictionary “aimlessly”

このように、wandering(歩き回る)+aimlessly(あてもなく)の組み合わせで、日本語のオノマトペ「ウロウロ」に相当する表現になるのです。

「ウロウロ」の英語Wandering aimlesslyの例文

「ウロウロ」の英語Wandering aimlesslyの例文

ここで、”Wandering aimlessly”の使い方を学ぶために、具体的な例文を紹介します。あてもなくウロウロと歩き回る様子を英語で表現してみましょう。

Wandering aimlesslyの使い方

Aさん
We had 30 minutes of wandering aimlessly in the park after lunch.
訳)私たちはランチ後、公園を30分間あてもなくウロウロ歩き回りました。
Aさん
He doesn’t have plans during his trip, and enjoys just wandering aimlessly to find something interesting by chance.
訳)彼は旅行中、特に予定を立てず、ただウロウロと歩きながら偶然何か面白いものを見つけるのが好きなのです。

1つ目と2つ目はぶらぶらという言い方も当てはまるでしょう。

Aさん
She was wandering aimlessly in the room while she was thinking.
訳)彼女は考え事をしながら、部屋のなかをウロウロ歩いていました。
Aさん
Sorry for being late! I couldn’t find this cafe, and I ended up wandering aimlessly around for nearly 30 minutes.
訳)遅くなってごめん!このカフェが見つからなくって、結局30分近くもウロウロしちゃった。

オノマトペ「ウロウロ」の英語loitering

次は、本記事2つ目の「ウロウロ」の英語”loitering”です。”loitering”の読み方と意味の説明、そして不審者がウロウロしているといった英文も紹介します。

“loitering”の意味

“loitering”はカタカナ語の発音はロイタリングのようにし、意味は名詞で「徘徊」や「あてもなくぶらつく」です。動詞では“loiter”になり「あてもなくウロウロする・ぶらぶらする」「ダラダラと過ごす」、また仕事などを「ぐずぐずやる」の意味になります。

不審者がウロウロ

ここで、“loitering”の意味を改めてCambridge Dictionaryで調べてみます。

“the offence of waiting in a place, looking as if you are going to do something illegal”
訳)不法な行為を行なうかのように見せかけて、ある場所で待機する犯罪。

参考:Cambridge Dictionary “loitering”

この意味からみえるのは、“loitering”はネガティブなニュアンスを含む「ウロウロ」として使用される単語ということです。例えば、不審、迷惑、何かを企んでいそうなときのウロウロです。

「ウロウロ」の英語loiteringの例文

「ウロウロ」の英語loiteringの例文

ここで、たむろしたり落ち着かない感じでウロウロする様子を”loitering”を使って英文作成してみましょう。例文から否定的なニュアンスを持つことも確認してください。

loiteringの使い方

Aさん
The police were keeping eye on the teenagers loitering on the street.
訳)警察は路上でウロウロする10代の若者たちを監視していました。
Aさん
The security guard told the man to stop loitering outside the shop.
訳)警備員は、男性に店の外をウロウロするのをやめるように話しました。
Aさん
A strange person was loitering around my flat.
訳)見知らぬ人が、私のアパートの周りをウロウロしていました。
Aさん
A suspicious man is loitering near the high school.
訳)高校の近くで、不審な男がウロウロしています。

“loitering”は、特に目的もなく同じ場所にとどまるときの日本語「うろつく」にも当てはまります。

まとめ

本記事では、「ウロウロ」に当たる2つの英語表現”Wandering aimlessly”と”loitering”の意味や使い方を例文とともに解説しました。目的なく歩き回る様子や、たむろしたり落ち着かないネガティブな様子を英語で表現できるようにしていきましょう。