「リアリティがある」「リアリティがない」など、「リアリティ」を使ったフレーズは日常でよく使いますね。今回は、「リアリティ」を英語でどのように表現するのか、解説します。
“realism”と”sense of reality”

“realism“
“realism”は「現実味」や「写実性」の意味で、映画や絵画、小説などがどれだけ現実的な表現であるかを伝えたいときに使います。
The film lacks realism.
The Earth splitting in half or the moon falling onto a desert—that’s just impossible.
その映画はリアリティに欠けるわ。
地球が半分に割れるとか、月が砂漠に落ちてくるとか、そんなのありえないでしょう。
True. Even elementary school kids would probably laugh at that.
たしかに。小学生にもばかにされちゃいそう。
“sense of reality“
“sense of reality“も「現実味」「現実感」という意味です。”realism“よりも感覚的にリアリティを伝えたいときに使います。
The virtual reality game gives a strong sense of reality.
It offers a super-high level of immersion.
そのVRゲームは強いリアリティを感じさせます。
非常に高い没入感を味わえるんですよ。
What makes it feel so real and immersive?
どうしてそんなにリアルで没入感があるんですか?
It offers beautiful graphics, immersive 3D sound and effects, and intuitive, smooth controls.
きれいな映像にリアルな3Dサウンドや効果音、そして直感的でスムーズな操作ができるんです。
“sense of reality“を”sense of presence“と言い換えてもOKです。”sense of presence“は「臨場感」の意味です。
The sound effects of the movie add to the sense of presence.
The audience feels like they’ve been warped back to the Jurassic period and are being chased by dinosaurs through the forest.
映画の効果音が臨場感を増してるんだよね。
観客はジュラ紀にワープして、森の中で恐竜に追いかけられてるみたいに感じるの。
That’s exactly how I felt!
I was sweating bullets after the movie.
まさにそんな感じだったよ!
映画を見終わったら冷や汗かいてたんだ。
“audience“は「観客」の意味の集合名詞(集団を表す名詞)で、単数形で使うことが多いです。単数形で使われる集合名詞にはほかに”team“や”family“などがあります。”the Jurassic period“は「ジュラ紀」です。
“sweating bullets“は「すごく緊張して汗だくになる」 「ものすごく怖がって冷や汗をかく」の意味のイディオム、“add to…“は「〜を増す」「〜を高める」の意味です。
「真実性」は”authenticity“”truthfulness“

「真実性」は、「本当であること」「真実であること」の意味ですね。事実や情報が正しいかどうかという「真偽」に焦点を当てた言葉です。英語では”authenticity“と言います。辞書で意味を確認してみましょう。
authenticity
the quality of being real or true
本物であること、または真実であることという性質。
The painting had long been suspected of being a forgery, but the latest study has confirmed its authenticity.
その絵画は長年、贋作と疑われてきたが、最新の研究がその真実性を確認した。
“painting“は「絵画」、”suspect“は「(~であると)疑う」、”forgery“は「贋作」です。”confirmed its authenticity“は「その真実性を確認した」、つまり「その絵画が本物であることがわかった」という意味になります。
“truthfulness“も「真実性」の意味で使う言葉です。辞書で意味を確認しましょう。
truthfulness
the quality of being honest and not containing or telling any lies
正直であり、うそを含まず、うそをつかないという性質。
The witness was praised for the truthfulness of his testimony in court.
その証人は法廷での証言の真実性を称賛された。
“witness“は「証人」、”testimony“は「証言」、”court“は「法廷」の意味です。「証人の証言は真実であり、うそがなかった」ということですね。
I love her truthfulness. She never lies about the products.
If she doesn’t like something, she says so and even explains what part she doesn’t like.
So when she recommends something, I have no choice but to buy it.
彼女の正直さが大好き。商品について嘘をつくことがないの。
気に入らないものは、気に入らないって言うし、どこがダメかまで説明してくれる。
だから彼女がおすすめするものは、買わずにはいられないのよ。
That’s why you have so many lipsticks!
だからこんなにたくさん口紅があるんだね!
“have no choice but to(不定詞)“は「~するしかない」「する以外に選択肢がない」の意味です。
「リアリティ番組」は”reality show”
「リアリティ番組」は”reality show“と言います。
I like watching reality shows.
They feel more relatable and authentic compared to scripted shows.
リアリティショーの魅力は、脚本のある番組に比べて、より身近で本物らしく感じられるところだよね。
What if they are scripted, too?
もしリアリティショーにも脚本があったらどうする?
I’ve never imagined that.
それは想像したことなかったわ。
まとめ
「現実」や「リアリティ」は英語で”realism“、”sense of reality” などで表現され、状況や感覚に応じて使い分けられます。
「臨場感」は “sense of presence” 、「真実性」は “authenticity” や “truthfulness” で表します。あなたの感じる「現実味」や「真実性」を英語で表現してみてくださいね。

