ヨーロッパでもっとも美しい街のひとつと言われるのが、スコットランドのエディンバラです。エディンバラでは、中世の街並みが世界遺産に登録されていることをご存知ですか?

この記事では、スコットランドの首都「エディンバラ」を特集します。現地ではどのような英語が話されているのか、エディンバラ城を代表とする観光スポットや英国屈指の名門エディンバラ大学と英語表現など、いろいろ紹介しましょう。

スコットランドの首都「エディンバラ」

スコットランドの首都「エディンバラ」

まずは、エディンバラについてあまりご存知ない方のために概要などをみていきます。

スコットランドの首都「エディンバラ」

グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 “United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland”は、イングランド・ウェールズ・北アイルランド、そしてスコットランドという4つの国から構成されています。このスコットランドの首都が本記事で紹介する「エディンバラ」です。

「エディンバラ」の概要

エディンバラの人口は約530,680人(2024年6月時点)、スコットランドの南東部に位置し、起源は古代ケルト人にまで遡ります。7世紀、アングル人に支配されエディンバラと呼ばれるようになったという長い歴史を持っています。

スコットランドにおける政治、教育、文化の中心地であるエディンバラは、1995年、オールド・タウン(中世)とニュー・タウン(18~19世紀)がともにユネスコの世界文化遺産に登録されています。キャッスル・ロック(Castle Rock)という巨大な岩山にそびえ立つエディンバラ城、石畳の道と重厚な建物が多く、街を歩けば歴史と文学の香りを感じることができる魅力があります。

「エディンバラ」の治安

海外を訪れる際、その都市の治安は必ず確認することをおすすめします。エディンバラは比較的良い治安を有しています。その理由ですが、観光都市として街が整備されていることや、教育水準が高い都市である、スコットランド警察の比較的高い警察力による中心地の巡回の多さなどが挙げられます。しかし、観光地で起こり得るスリや置き引きなどの犯罪にはエディンバラでも十分注意する必要があります。

エディンバラの英語

エディンバラの概要が分かったところで、ここからはエディンバラの英語表現について紹介しましょう。

エディンバラは”Edinburgh”で表現

エディンバラは、アングル人に支配された当時”Edin-burh”でした。”burh”は古英語で「城塞・要塞のある場所」という意味を持っています。そして、”Edin-burh”で「エイディンの城塞都市」となります。
その後、18世紀ごろまでに”Edinburgh”という綴りが定着していきます。

”Edinburgh”を使った例文

ここで、”Edinburgh”を使った例文を紹介しましょう。

Aさん
Edinburgh is the capital city of Scotland in the UK.
訳)エディンバラは、イギリスのスコットランドの首都です。

“Forever Edinburgh”という、エディンバラの魅力を伝えるウェブサイトがあります。以下、英文を紹介します。

Visit Edinburgh and discover a city like no other.
訳)エディンバラを訪れて、他に類を見ない街を発見してください。

Steeped in history, Edinburgh seamlessly blends old and new, providing locals with the perfect destination to experience the sights, sounds and tastes of a diverse and vibrant city.
訳)歴史に彩られたエディンバラは、古さと新しさが見事に調和し、多様で活気のある都市の景観、音、味わいを体験するのに地元の人々にとって理想的な目的地となっています。

参考:Forever Edinburgh “Inspire”

エディンバラ観光と英語表現

ここまででも、エディンバラが歴史ある美しい街であることが分かってきました。次に、世界遺産の街でどのような観光ができるのか、英語表現とともにみていきましょう。なお、エディンバラ城については、次で詳しく紹介します。

オールドタウンとロイヤルマイル/Old Town and Royal Mile

エディンバラの旧市街がオールドタウン(Old Town)であり、その中心を貫くメインストリートがロイヤルマイル(Royal Mile)です。中世の雰囲気がそのまま残り、大変美しく歴史を感じるエリアとなっています。世界遺産である街を歩く2時間ほどのウォーキングツアーに参加すれば、英語の聞き取りなどを含め、エディンバラの歴史を探訪することができます。

When you hear Edinburgh, you immediately think of the famous Royal Mile.
訳)エディンバラと聞いて、まず思い浮かぶのは有名なロイヤルマイルでしょう。

This is a succession of smaller streets, which together from the main street of the Old Town district in Edinburgh.
訳)これはいくつもの小さな通りが連なってできており、エディンバラ旧市街のメインストリートを形づくっています。

参考:Edinburgh Tips.com “Royal Mile & Edinburgh Old Town”

スコットランド国立博物館/National Museum of Scotland

スコットランド国立博物館(National Museum of Scotland)は、スコットランドを代表する巨大ミュージアムです。スコットランドの歴史から自然史、科学技術、ファッションまで幅広い分野の展示を見ることができます。観光客に人気で、ロンドン以外ではイギリスでもっとも訪問者の多い博物館の一つです(基本展示は入館無料)。

以下、National Museum of ScotlandのYouTube動画でこの博物館を観ることができます。

Tour the National Museum of Scotland

エディンバラ城の英語について紹介

エディンバラ城の英語について紹介

街の象徴であり、約3億5千万年前の火山活動でできた岩山(Castle Rock)上にそびえ立つのがエディンバラ城です。

エディンバラ城は”Edinburgh Castle”で表現

エディンバラの中心に位置し、スコットランドの最重要歴史遺産の一つがエディンバラ城、英語フレーズにするとEdinburgh Castleになります。内部はもちろん、城内には見学できるエリアがとても多くあり見応えがあります(有料)。例えば、16世紀に作られた壮麗な大広間グレートホール(Great Hall)やスコットランド王家の王冠や宝珠などを身近で見られるクラウン・ジュエルズ(Crown Jewels)の展示室などなどです。長年に渡り要塞として使用されたことから、軍事史の展示、刑務所跡なども残っています。

The Royal Mile runs from Castle Rock, on which Edinburgh castle is located, to the Holyroodhouse Palace.
訳)ロイヤルマイルは、エディンバラ城が建つキャッスルロックから、ホリールード宮殿まで伸びています。

参考:Edinburgh Tips.com “Royal Mile & Edinburgh Old Town”

なお、ホリールード宮殿(Holyroodhouse Palace)とはスコットランドの公式宮殿であり、ロンドンのバッキンガム宮殿に相当します。

Edinburgh Castle is one of the oldest fortified places in Europe.
訳)エディンバラ城は、ヨーロッパでもっとも古い要塞の一つです。

Edinburgh Castle was home to kings and queens for many centuries.
訳)エディンバラ城は、何世紀にもわたって王や女王たちの住まいでした。

参考:Edinburgh Castle “History of the castle”

スコットランドの英語とは?

スコットランド英語(Scottish English)には、アクセントや語彙などに特徴があります。ここで、スコットランドの英語がどういったものなのか、簡単に紹介しましょう。

スコットランド英語の特徴

スコットランド英語は、母音の後ろにくる”r”をはっきりと発音するローティック(Rhoticity)です。また、”t”を強く発音する特徴があります。そして、独特の言葉があり、aye(=yes)、nay(=no)などが使用されます。
ちなみに、スコッチウィスキーで有名なスコットランドでは、ウィスキーの一杯を”dram”と言います。
聞き慣れるまで難しく感じることのあるスコットランド英語ですが、エディンバラでは強くリズミカルなアクセントを聞く体験を楽しみましょう。

エディンバラ大学と英語表現

教育都市としてのエディンバラには、世界的にも有名なエディンバラ大学があります。

エディンバラ大学は”The University of Edinburgh”で表現

エディンバラ大学は英語にすると”The University of Edinburgh”です。創立はなんと1583年、世界的な研究大学として、医学、科学、工学、人文科学やAIなどで国際的に高く評価されています。美しいキャンパスからはノーベル賞受賞者や著名な学者を数多く輩出しています。ちなみに、シャーロック・ホームズ作者のアーサー・コナン・ドイルもこの大学出身です。

Following the Scottish Enlightenment of the 18th century, the University was positioned at the forefront of academia and critical thinking.
訳)18世紀のスコットランド啓蒙運動の後、エディンバラ大学は学問と批判的思考の最前線に位置づけられました。

参考:The University of Edinburgh “about us”

まとめ

本記事では、スコットランドの「エディンバラ」について紹介しました。エディンバラはコンパクトな旧市街であり、丘や断崖の間に街が広がっていることから見どころがギュッとまとまっている印象があります。このエディンバラでは中世の歴史や雰囲気を感じるとともに、スコットランド英語を体験する特別な時間が広がります。

 

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sachifre 日英リエゾン・通訳翻訳者 / UK-Japan Liaison & Translator
・英国で一番大きな剣道道場のひとつにてクラブセクレタリー業務 ・英国剣道協会と日本の大学とのパートナーシップを締結する際の両国間リエゾン ・南ロンドンを基点とした日本文化を紹介する日本人グループの代表 2006年の渡英以来、イギリスでのユニークなポジションを確立。英国国内の剣道道場(子どものいる道場としてイギリスで一番大きな道場)でのクラブセクレタリー業務を遂行。多国籍メンバーとのやり取り、イベント開催時の業務、イングランドのお城での剣道デモンストレーションのオーガナイズなど作業は多岐にわたる。そこから派生し、英国剣道協会が日本の2大学と剣道に関するパートナーシップを締結する際に日本と英国間のリエゾンそして通訳・翻訳者としての役を務め、日本の文化を尊重しつつ、イギリスの求めるものを明確に伝える作業を行う。 また、2011年には東日本大震災発生後に日本人グループを作り、チャリティ活動は25回以上計画・実行、現在は地元の行政から声がかかるたびに日本文化を紹介。 英語とコミュニケーションスキルを使った日本とイギリスをつなぐ活動は今後も継続していく予定。 イギリスの資格Deliver Excellent Customer Serviceを取得。 イギリスを含むヨーロッパ各国への3ケ月間のバックパック旅行、スクーバダイビングに訪れたモルディブを含む国々など多くの国を旅行。 英語学習・語学留学に関する記事、日本文化を紹介する企業への英文記事など執筆多数。 イギリス在住で日英間のリエゾンや通訳・翻訳業務に従事。日本文化とイギリス文化をつなぐ活動を行いながら、英語とコミュニケーションに関する実践的な情報を発信している。