今回は「仕様って英語でなんて言うの?」をテーマにさまざまな英語表現を紹介していきたいと思います。
仕様書や日本仕様など、「仕様」という言葉をよく耳にしますよね。
しかし、英語で「仕様」をどのように表現すれば良いか、わからないという方も多いのではないでしょうか。
英語で使用を表す単語や実際の例文を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
仕様って英語でなんて言うの?
仕様は英語でspecificationといいます。
specificationというのは日本語の「スペック」の語源とも言われており、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
specificationには仕様のほかに明細や設計書という意味があります。
つまり、ある物の詳細を表すときに使う言葉なのです。
たとえば、「仕様書をください。」を英語で言うと”Please give me a specification”となります。
英語ではspecificationのほかにmethodやmeasure、meansを使う場合もあります。
ただ、method, measure, means いずれも少しかしこまった表現なので、一般的にはspecificationをよく使います。
methodやmeasure, meansというのは、どちらかというと「方法」というニュアンスが強いかもしれません。
specificationが物の状態やスペックを表すのに対して、methodやmeasureは物がどのようにできているのか、どのように仕上げられているのかなど、「方法」に着目しているイメージです。
specificationさえ覚えておけば、基本的には伝わるので問題ないでしょう。
仕様の前後の言葉
仕様という言葉を単体で使うこともありますが、日本仕様や仕様書など、ほかの言葉と組み合わせることも多いですよね。
ここでは、「仕様」にまつわるさまざまな表現を紹介していきます。
- 日本仕様:Japanese specification
※Australian specificationのように国名を変えればOK - 提案仕様:proposal specification主な仕様:primary specification
- 新しい仕様:new specification
- 現在の仕様:present specification
- 仕様データ;specification data
- 仕様違い:difference in specification
- 機能仕様:functional specification
- 仕様通り:according to one’s specifications
- 仕様設計:specification design
- その他の仕様:other methods
※specificationsでも問題ありませんが、文脈によってはmethodsを選ぶことがあります。
【methodsを使用する場合】
この店舗にはイギリス仕様、ドイツ仕様、そして日本仕様の3種類の機材があります。どれがよろしいでしょうか。
specificationと組み合わせることで、さまざまな表現ができるのでぜひ覚えておきましょう。
methodも併せて覚えておくと、いろいろな場面で使うことができます。
「仕様」を含む例文一覧
「仕様」はspecificationやmethodを使って表現することが可能です。
では、実際に使える例文を紹介していくので、ぜひ英語学習の参考にしてください。
仕様書に基づいてこの商品の検査を行いましたか。
はい。ダブルチェックも行いました。
では、今から提案仕様の説明をはじめます。
わかりました。ただ、もし可能であれば提案仕様書をいただけますか。
正しく論文が書けるか自信がありません。
本学部のポリシーに準拠した特定の仕様を満たす論文を書かなければなりません。そのため、論文を書き始める前に注意深く仕様書を確認してください。
過去の仕様書と新しい物を比較すべきでしょうか。
する必要はありませんが、もし詳細を知りたいのであれば比較してみても良いと思います。
仕様書によると、おそらくその情報は正しくありません。
メールで仕様書を送っていただけますでしょうか。
商品の仕様書を持ってくるのを忘れないでください。
この機材にはどんな仕様がありますか。
主な仕様を教えていただけますでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仕様書や日本仕様など、「仕様」という言葉を使う機会もありますよね。
英語では「仕様」をspecificationという言葉で表わせます。
また、specificationの前後に単語を組み合わせることで、日本仕様や提案仕様、仕様設計など、さまざまな言葉を表現することが可能です。
今回は実際に使える例文も紹介しました。
ぜひ、英語学習の参考にしてくださいね。