英語を学習していると「英語ネイティブ」や「ネイティブスピーカー」という言葉をよく聞きます。そもそもネイティブとは「その土地にもともといた人」「自然」という意味ですが、母国語が英語の場合、その人たちのことをネイティブスピーカーと呼びます。これは皆さん、ご存知ですね。
では、ネイティブスピーカーが普段使う英語をどのくらい知っていますか?

この記事では、教科書ではなかなか学べないこれらネイティブスピーカーの生きた英語を一部紹介します。真似するところからネイティブに近づいていきましょう。

ネイティブな英語とは

Aさん
The day is almost over! Have you got any plans for tonight?
訳)もうすぐ1日が終わるね。今晩、何か予定あるの?
Bさん
Not really. Shall we go out for dinner?
訳)別に。夕食食べに行く?

 

こんな会話を英語でスラスラっとできるようになりたいですね。
ネイティブのアクセント、ネイティブの表現、ネイティブならではのスラング、英語を学んでいる私たちにとって覚えることはたくさん!

母国語が英語の人が話すのがネイティブイングリッシュですが世界に一つだけではありません。英語ネイティブの国と言えば、イギリス、アイルランド、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカやインド、香港やシンガポールなど多くの国があります。英語はイギリスとアメリカの英語に大きく分かれ、単語、発音やスペリングといった基礎的なものにかなり違いがあります。

以下、代表的とも言える違いをみてみましょう。

単語

サッカー

イギリス→ football
アメリカ→ soccer

映画

イギリス→ film
アメリカ→ movie

運動靴

イギリス→ trainers
アメリカ→ sneakers

発音

もっとも大きな違いはRとTでしょう。イギリス英語ではRは強調されませんがTをはっきり発音し、アメリカ英語ではその逆でRをはっきりと発音するもののTはそれほど強く発音しないといった感じです。

スペリング

例えば、イギリスではcolour、アメリカではcolorとuが入るか入らないか、またイギリスではcentre、アメリカではcenterとrとeの場所が入れ替わります。amasing(イギリス)対 amazing(アメリカ)といったsとzの違いもあります。

このように、ネイティブとは英語を母国語とする人たちによって使われる言語ということに加えて、国によって細かな違いがあることを抑えておく必要があります。

何にでも使える便利な英語フレーズ

何にでも使える便利な英語フレーズ

それでは、これさえ覚えて真似すればネイティブスピーカーに近づける?ぜひ覚えたい「便利な英語フレーズ」です。長い英文を完璧に覚えるのではなく、短いけれど的をえたフレーズを使えるところがポイントです。

  • Thank you.(ありがとう)
  • I’m sorry.(ごめんなさい)
  • Excuse me.(失礼します)

これらは基本中の基本ですね。
さらに、どんな会話でも共通して使え、ネイティブが1日に何度も使う便利なフレーズを紹介しましょう。

No worries

「心配しないで大丈夫」「気にしないで」という意味のフレーズ。no problemsに置き換えることができます。またお礼を言われたとき、逆に謝られたときに使うと「いえいえ。いいんですよ」というニュアンスになります。

Aさん
I can’t make it today.
訳)今日、無理だ
Bさん
No worries.
訳)いいよ、気にしないで

Why not?

「いいよ」という意味をもち、「なぜしないの?」というニュアンスが「もちろんするよ→いいよ」となります。of courseと置き換えられます。

Aさん
Shall we go for a beer?
訳)ビール飲みに行かない?
Bさん
Why not?
訳)いいよ!

Well done

人を褒めるときによくネイティブが使うフレーズ。皆さんも英語のレッスンで講師から言われることが多いのではないでしょうか?

Aさん
I completed the course!
訳)コース完了しました!
Bさん
Well done!
訳)素晴らしい!

Just in case

「念のためにね」と一言言ったり、万が一に備えるときに「~するといけないから」という意味で使います。

Aさん
Are you taking your umbrella?
訳)傘、持っていくの?
Bさん
Yes, just in case.
訳)うん、念のためね

Maybe/Probably

相手から何かを聞かれたとき、完全に確信していないときに「もしかして」「たぶんね」と答えるときに使うことで、とりあえず返事できます。
なお、確信の度合いはMaybe<Probablyです。

Aさん
Are you going to the party?
訳)パーティ、行く?
Bさん
Probably.
訳)たぶんね

Seriously?

「えっ、マジ?」と驚く反応を示すときの表現です。それって本気に言ってるの?マジ、本当?は日常会話でよく使いますね。置き換えるとすると、Are you serious?, No way, For real?などになります。No way, For real?はカジュアルな表現ですので使う場面に気をつけましょう。

Aさん
Did you know Fraser is moving to Japan?
訳)フレイザーが日本に引っ越すって知ってた?
Bさん
Seriously?
訳)えっ、本当?

同意・反意を表す便利な英語フレーズ

同意・反意を表す便利な英語フレーズ

ネイティブは自分の考えを上手に表現します。同意をする、または反意を表すというシーンではどのようなフレーズを使っているのでしょう。

Agree

I think so.でもいいのですが、一言「Agree(賛成するよ)」という言い方も覚えましょう。これ以上、賛成できないほど同感だと言いたいときはI can’t agree more.(まったく同感・大賛成)という定番フレーズがあります。

Exactly!

「まさにその通り」「本当そう!」というニュアンスがExactly!です。相手が言ったことに賛同したり、代弁してくれたというシーンにぴったりの表現です。イグザァクトリーの”ザァ”を強調して発音しましょう。
似ている表現にはcertainly, definitely, absolutelyなど、他の副詞があります。

Lovely

イギリス英語を学びたい人にはLovelyは必須の便利フレーズです。何かを肯定するときイギリス人ネイティブにとにかくよく使われ、本来の「可愛い」という意味だけでなくyesやthank youに当たる使われ方もします。例えば「a cup of tea?」(紅茶どう?)と聞き「Lovely」と言われたら、この人は紅茶が飲みたい→同意していることになります。

一方、反意を表わしたい場合は、I think so.に対して「I don’t think so.」、Agreeに対して「don’t agree」「can’t agree」や「disagree」を使います。
その他にもいくつか紹介しましょう。

I’m against

賛成できないときや、間違っていると思うときに使えるフレーズです。例えば、彼の意見には反対だと言いたいときは「I’m against his opinion.」になります。

Absolutely not

Absolutelyは「完全に・まったく」という意味でありnotを加えることで、「まったくない」「とんでもない」「ないない絶対ない」「ありえないよ」と強く反意を表わすものでネイティブがよく使うフレーズです。

感情を表す便利な英語フレーズ

感情を表す便利な英語フレーズ

喜怒哀楽を正直に表現する外国人。ネイティブに使われる英語フレーズを紹介しましょう。

喜びの便利フレーズ

  • Yay!(イェイ!)
  • Hooray!(やった~!)
  • Great/Awesome/amazing/incredible(嬉しい!)
  • Unbelievable(信じられない!)※怒りや悲しみフレーズにも使えます。

怒りの便利フレーズ

  • Ridiculous!(ばかばかしい!)
  • Annoying!(忌々しい!)
  • I’m mad!(怒ってるよ!)
  • I’m furious!(激怒してる!)

悲しみの便利フレーズ

  • I’m upset(悲しい・動揺してる・悔しい・困っている)
  • It’s sad(悲しい)
  • I’m disappointed(がっかりだよ)
  • Leave me alone(ほっといて)

楽しみの便利フレーズ

  • I’m excited(わくわくする)
  • I’m thrilled(ドキドキする)
  • I can’t wait(待ち遠しい)
  • I look forward to(楽しみにしている)

怒哀楽フレーズにvery/soなどの副詞を加えれば、さらに強調したフレーズになります。ものすごく怒ってる!という場合はI’m so mad!、めっちゃ楽しみと言いたいときはI’m very excited!になります。

時間を稼ぎたいときに便利な英語フレーズ

会話を途切れさせないようにするため、言葉がでてこないときなど、時間稼ぎの便利なフレーズがあります。オンライン英会話のレッスンでも使えますね、しかし、多用には気をつけましょう。

  • Hmm(う~ん)
  • Well(え~と)
  • You know(ほら)
  • I mean(つまりさ・だからさ)

英会話をネイティブのように話せるようになるには?

ご存知のとおり、言語としての日本語と英語には大きな違いがあります。それはもうまったく違う世界と言ってよいほど、単語や発音も違えば文型も異なります。英会話ができるようになるのは日本人にとって簡単なことではありません。

そんな私たちがネイティブスピーカーと同じように話せるようになるには、以下が重要になります。

  • 文法の基礎&英語脳を作るための正しい学習方法
  • 「ネイティブのように話したい」よりも具体的な目的をもつ
  • 習慣化で英語に触れる環境や時間を増やす
  • 自分の上達を実感できるような機会をつくる

日々英語で生活するのがネイティブ。日本に住む私たちはいかに英語に触れる時間や機会をつくるかがキーになります。

しかし、ただ時間を作るだけでなく、積極性が必要となります。最初は今回の記事で紹介したフレーズを使ってみてくださいね。

まとめ

今回紹介したネイティブフレーズはもちろん一部です。

日頃の生活で外国人の友達や同僚がいる人は恥ずかしがらず、ぜひ積極的に英語を使ってください。

周りにそういった環境がない場合はオンライン英会話でいろいろな講師と英会話をすることが有効です。

そんなときは講師のよく使うフレーズもチェックしてくださいね!