飛べない鳥の代表格、「ペンギン」が今回のテーマです。
何とも言えない可愛らしいフォルムで、世界中で人気者です。
この記事ではペンギンの関連英単語をご紹介します。
合わせて、ペンギンの群れてる様子や、歩いてる姿の英語表現もお伝えしますよ。
さらに、ペンギンの種類や水族館の他の生き物についても目を通すので、語彙力増強に繋げてくださいね。
ペンギンは英語で何?
ペンギンは英語で“penguin”です。カタカナで書くと「ペングウィン」に近く、「ペン」の部分を強く読みます。
この可愛らしい名前は、ウェールズ語が起源という説と、ラテン語が起源という説がある様です。
ちなみにヒナは英語で “chick”です。ペンギンだけでなく、一般的に「ひな鳥」や「ひよこ」をこの様に呼びます。
Would you like to go see the penguins at the aquarium this weekend?
訳)今週末水族館にペンギン見に行かない?
Absolutely! I heard that some of their eggs have hatched recently and you can see chicks now!
訳)いいね!最近孵化した卵があって、今ならひな鳥見れるみたいよ!
I felt like I was a penguin during the late pregnancy.
訳)妊娠後期は私ペンギンじゃないかって感じだったな。
Yes, you used to waddle just like them.
訳)そうだね、ペンギンみたいによたよた歩いてたよね。
皇帝ペンギンって英語で言える?
それでは、ペンギンの中で一番ビッグサイズな「皇帝ペンギン」は英語で何というでしょう?
“Emperor penguin”といいます。”emperor”とはそのまま「皇帝、天皇」という意味の単語です。
皇帝ペンギンのプチ情報を4つ、英文でご紹介しますよ。
- Emperor penguins are approximately 120cm tall (about the height of a six year old child).
訳)皇帝ペンギンはおよそ身長120cmあります(6歳児の身長位)。 - Emperor penguins are found in Antarctica.
訳)皇帝ペンギンは南極大陸にいます。 - Emperor penguins huddle close together in large groups to keep each other warm.
訳)皇帝ペンギンはお互いを温め合うために大勢で身を寄せ合います。 - Emperor penguins can reach depths of over 500m and stay underwater for up to 22 minutes!
訳)皇帝ペンギンは500m以上も深く潜り、水面下に最高22分もとどまることができます。
皇帝ペンギンはスイマーとしてもダイバーとしてもとても優秀です。6歳児の身長と同じとは、近くで見たらなかなか迫力ありそうですね。
皇帝ペンギンを含めると、現在確認されているだけで世界中には18種類ものペンギンがいるそうですよ。
その中からいくつか、英語名と合わせて下記にピックアップしました。
- イワトビペンギン Rockhopper penguins
- キングペンギン King penguins
- ヒゲペンギン Chinstrap penguins
- マカロニペンギン Macaroni penguins
- ガラパゴスペンギン Galapagos penguins
ヒゲペンギンの顎の黒いラインは英語では「髭」ではなく、”chinstrap”つまり「あご紐」と表現されるのです。
ペンギンの特性を英語で言ってみよう
さて、ペンギンの特性に絡めて、ペンギン関連のキーワードとなる英単語も覚えてしまいましょう。
飛べない鳥
Penguins are flightless birds.
訳)ペンギンは飛べない鳥です。
トレードマークのタキシード
The black and white “tuxedo” look of most penguin species is a clever camouflage called countershading.
訳)ほとんどのペンギン種の白黒のタキシード姿は、カウンターシェーディングという賢いカモフラージュ術なのです。
ペンギンは、光が当たる背中が黒、影となるお腹が白です。これによって背景に紛れ込んで、敵の目をあざむくのだそう。この様な術はカウンターシェーディングと呼ばれています。
ペンギンの生息地
Penguins live in many locations and habitats.
訳)ペンギンは様々な場所、生息地に住んでいます。
実はペンギンの生息地は下記の様にかなり広範囲です。
- Antarctica
- Antarctic islands
- The Galapagos Islands off the coast of Ecuador
- South Africa
- New Zealand
- Australia
- Peru
- Chile
ペンギンの群れの呼び方
ところで、ペンギンは群れをなして行動することの多い動物です。「ペンギンの群れ」と英語で言いたいときは、彼らがどこで何をしているかによって言い方が変わります。
<一般的に群れているペンギンを指して>
- A colony of penguins
- A huddle of penguins
“colony”は「植民地」の他にも「生活共同体」という意味があります。”huddle”とは「ごたごたした群衆」という感じです。
<泳いでいるとき>
- A raft of penguins
“raft”は「いかだ」のこと。
<歩いているとき>
- A waddle of penguins
“waddle”は「よたよた歩く」ことです。
ペンギンの群れの呼び方は、これら以外にもアイデア次第で色々ある様です。
【例文】
- A waddle of penguins are marching over to the ocean.
訳)ペンギンの群れが海に向かって歩いている。 - We saw a raft of penguins diving into depth of the ocean.
訳)私たちはペンギンの群れが海深く潜っていくのを見た。
動物の群れを呼ぶ集合名詞は、日本語にはないコンセプトですよね。新たな呼び方を知るたびに面白いなと思います。
ペンギン以外の水族館関連の英単語
補足になりますが、「水族館」は英語で“aquerium”、 「水槽」は“fish tank”です。
水族館で見られる大き目の海の生き物、ペンギンの他に全部英語で言えますか?下記の様なものがありますよ。
- クジラ:whale
- イルカ:dolphin
- シャチ:killer whale / orca
- ラッコ:sea otter
- アザラシ:seal
- オットセイ:fur seal
- セイウチ:walrus
まとめ
「ペンギン」は英語で”penguin”です。
色々あるペンギンの種類の中でも、「皇帝ペンギン」くらいは英語で覚えておくと良さそうですね。
また、ペンギンが歩く様子の”waddle”、身を寄せ合う様子の”huddle”などの関連英単語も例文の中でお伝えしました。
ペンギンが可愛らしく群れている様子をイメージして、合わせて覚えてしまいましょう。
動物の名前を覚えるときには、その動物にあった集合名詞も確認すると語彙力も増えておススメですよ。