今回は「責任って英語でなんて言うの?」をテーマに責任にまつわる英語を紹介していきます。
自己責任や連帯責任、最高責任者のほか、責任を取るや責任があるなど、さまざまな表現を紹介していくので、ぜひ英語学習の役に立ててください。
責任って英語でなんて言うの?
責任という言葉を耳にすることはありますよね。
自己責任や連帯責任など、日本語でもたびたび使用されます。
さらに、会話の中でも「責任を取る」や「責任がある」などを使うことがあるでしょう。
では、英語でどのように表現するかご存じでしょうか。
responsibleを使う
英語ではresponsibleを使うのが一般的です。
使い方の基本としては、be responsible forという組み合わせで使用します。
たとえば、主語が私(I)の場合は、以下のようになります。
I am responsible for~.
forのあとには何に責任があるのかを付け加える必要があります。
たとえば、「このプロジェクトに責任があります。」と表す場合は以下のようになります。
I am responsible for this project.
いかがでしょうか。
非常にシンプルな使い方ですよね。
be responsible for ~で「~に責任がある」という意味になります。
このワンフレーズを覚えておくと、さまざまなシーンで使用できるのでぜひ覚えておきましょう。
そのほか、hold responsibility for~という表現も可能です。
hold responsibility for~はbe responsible forとほぼ同じ意味なので、どちらを使用しても基本的には問題ありません。
ただし、注意が必要なのは動詞の使い方です。
hold responsibility for~のholdの代わりにtakeを使うことがあります。
英語圏でもtake responsibility for~とすることが多いです。
しかし、hold responsibility for~とtake responsibility for~には微妙なニュアンスの違いがあります。
hold responsibility for~の場合は責任感があり、for~部分について責任を持って行動していくという意味があります。
一方、take responsibility for~は「責任を取る」という意味が強くなるので、ネガティブな印象があります。
何か問題が起きた時に責任を取るという意味合いで使用する場合はholdよりもtakeを使うのが一般的です。
英語の場合、responsibleやresponsibilityを使って「責任」を表すことが可能ですが、組み合わせて使用する動詞によって、伝わり方が変わります。
そのため、それぞれの違いをしっかりと理解して、使い分けられるようになりましょう。
be in charge ofを使う
Responsibleを使うことで、「責任」を表すことが可能です。
そのほか、be in charge of~でも表現できます。
たとえば、I am in charge of this project.です。
この場合、「私はこのプロジェクトの責任者です。」と訳すことができるでしょう。
Responsibleでも問題ありませんが、仕事や組織の中ではbe in charge of~も非常によく使われます。
覚えておくとよいでしょう。
責任にまつわる英語表現
ここでは責任にまつわる英語表現を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
- 自己責任:self-responsibility, own responsibility
- 連帯責任:collective responsibility (※法律ではjoint and several liabilityを使うことが一般的)
- 責任感:sense of responsibility
- 責任者:responsible person
- 責任能力:ability to fulfill responsibilities
- 責任逃れ:evasion of responsibility
- 最高責任者:chief executive officer (※使うシーンに応じて変わる)
- 学校の最高責任者:principal(校長先生)
- 組織の最高責任者:chief administrator
- 大学の最高責任者:head administrative officer
実際に使える英語例文集
では、実際に使える英語例文集を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
このプロジェクトの責任者は誰ですか。
私がこのプロジェクトの責任者になります。
誤った書類をクライアントに提出してしまいました。おそらく多額の損失を受けるでしょう。
私がこのチームの責任者でした。今回の損失については私が責任を取ります。ただ、損失を埋めるためにはサポートが必要です。可能であれば、データ収集をお任せしてもよいですか。
学校でトラブルが起きました。ただ、校長先生は親に責任があるとおっしゃっていました。
はい。知っています。ただ、先生方が責任を持って管理しておかなければならなかったと思っています。
このチームの責任者は誰ですか。
まだ決めていません。いつまでに決めなければなりませんか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「責任」をテーマにさまざまな英語を紹介しました。
英語では基本的にresponsibleやresponsibilityを使って「責任」を表すことが可能です。
ただ、使うシーンに応じて表現を変える必要があります。
今回紹介したさまざまな表現を参考にして、ぜひ英語学習に役立ててくださいね。