英語で「面白い」は何というのか、おそらく中学生のころに習った単語である、funnyとかinterestingが頭に浮かぶのではないでしょうか。確かにこれも訳は「面白い」ですが、英語にはまだまだたくさんの似た意味を持つ単語があります。どれくらいの面白さなのか、はたまたどんなシチュエーションで使いたいのか、これらに合わせてより適切な単語選びをしていきましょう。そうすれば、英語レベルもまた一つ上がりますよ!

笑える面白さの時

笑える面白さの時

面白いと一口に言っても、その意味の捉え方は色々あります。先に今回は、笑えるという意味での面白いことを英語でどういうのかを見ていきましょうか。その場合、以下のような単語が使えます。

  • funny
  • hilarious
  • giggle
  • awesome
  • crack someone up

ここで早速funnyが出てきましたね。そう、funnyは笑える時に使うのです。他の単語と比べてみると、hilarious はfunnyより面白い、笑える場合に使うなどします。日本語だと「愉快」なんて表現することもあるでしょうか。しかし、ちょっと堅苦しさを感じるのでどちらかといえば面白おかしくて笑えたという時には使いたい表現ですね。

ということで、ちょっとずつそれぞれの単語のニュアンスを追ってみましょうか。こちらは先ほど解説したすごく面白い時に使えるhilariousの例文です。

Aさん
This news is hilarious! You should read it!
訳)このニュース面白すぎ!読んでみてよ!
Bさん
Haha, this is hilarious!
訳)ハハハ、確かに面白い!

一方giggle は、くすっと笑ってしまうときに使います。決まりが悪いことを隠すためにクスクスと笑う様子にも使われており、児童文学などでもよく出て来る表現ですね。

Aさん
Why are you giggling?
訳)何をクスクス笑っているの?
Bさん
Because he keeps telling me jokes!
訳)彼がずっとジョークを言ってくるもんだから!

awesome は、すごく面白い時もそうですが、すごく嬉しい時、すごく楽しい時など、感情が良い方向へ動いて、その動きの幅が大きい時に使えます。

Aさん
Hey, listen! I got drunk and I slept for 14 hours.
訳)ねえ聞いてよ!酔っぱらって14時間も寝たみたい。
Bさん
That is awesome!
訳)ウケる!

実は「面白い」とも訳せる意外な英語

実は「面白い」とも訳せる意外な英語

では、次はあまり知られてはいないけれど、よく知っている英単語が「面白い」と訳せるということにも触れていきましょう。こちらは、先ほどご紹介した笑える面白さではなく、感心したり感動したりした時に、興味深くて面白いと言う時に使うような表現です。例えば以下のような単語が使えます。

  • cool
  • amazing
  • incredible
  • awesome
  • interesting
  • captivating
  • intriguing
  • catch one’s attention

amazing は、「驚くべき」と言う意味で使いますが、驚くほど知らない情報だったから面白いという風に解釈することもできます。ちょっと意外かもしれませんね。

Aさん
Her class was amazing today.
訳)今日の彼女の授業は面白かった。
Bさん
Indeed!
訳)確かに!

他に出て来る単語にもそれぞれ意味は異なりますが、amazingが一番覚えやすいでしょうか。

他にも、captivating は魅惑的で心をつかまれるというような意味合いを持つなど、ニュアンスを調べると面白いですよ!intriguing は、面白くて好奇心を掻き立てられる場合に使いますし、似た意味を持つinteresting よりも興味を引く度合いが強く、そこからもっと知りたいと思えるような時にぴったりです。catch one’s attention は、面白いので誰かの目に留まるというような意味ですね。

まとめ

そう簡単にfunnyとinteresting以外の「面白い」という英語が思いつかなかったという方、今回の記事で語彙力を増やし、使う場面を意識して使い分けしてみてくださいね。大きく分ければ笑えるものと感動するものとの2つになりますから、それぞれで自分が使いたいものを増やしていってみてください。ボキャブラリーが増えるということは、自分の意見や感情をより豊かに言えるようになるということです。頑張って暗記しましょう!