日本人はお風呂好きですが、外国人の多くはシャワー派が多い印象があります。
海外に行ったとき、また外国人との日常会話で「シャワーを浴びる」という表現を覚えておくと便利です。

そこでこの記事では、生活に欠かせないルーティンの一つであるシャワーにちなんだ英語表現を紹介します。この機会に覚えて、日常英会話でしっかり使えるようにしましょう。

「シャワーを浴びる」を英語で言うと?

シャワーを浴びている時、浴びた後、とっても気持ちよいですね!
自分がシャワーしようと思っていることを誰かに伝えるとき、子どもにシャワー浴びなさいというときなど、1日に何度も使うことがあるのが「シャワーを浴びる」というフレーズです。

「シャワーを浴びる」は英語ではどのように言うのでしょう?
シャワーはshowerで皆さんにも馴染みのある英単語です。では”浴びる”はどうでしょう?普段、英語で浴びる言葉を使うことはそれほどないことから、スッと単語が出てこないかもしれませんね。

しかし、「シャワーを浴びる」は意外に簡単なフレーズです。
主なフレーズは以下になります。

have a shower
take a shower

このように、「シャワーを浴びる」はhaveまたはtakeという使い慣れている単語で表現でき、難しい単語を使うことなく日常会話をすることができます。
イギリス人はhave a showerを使うことが多いようですが、どちらのフレーズも違いがありません。言いやすい方を使うようにすればよいでしょう。

ここで、実際の使い方を例文でみてみましょう。

Aさん
I’m going to have a shower.
訳)シャワーを浴びてくるね。
Aさん
I will have a shower later.
訳)あとでシャワー浴びるよ。

この2つの文はほとんど同じですが、going toとwillの違いを理解する必要があります。
going toはすでに決まっていること・予定していることがある時に使い、一方でwillは未来のことを言いますが、強い意思や確信を表す時に使われます。例文でもこのことを確認してみてくださいね。
一つ目の例文はもうシャワーをする予定になっている、二つ目のほうは時間は分からないけれど寝る前には絶対シャワーを浴びるという確信があるということです。

「お風呂に入る」も同じようなフレーズです。一緒に覚えてしまいましょう。

have a bath
take a bath

Aさん
I like having a bath.
訳)お風呂に入るのが好き。
Aさん
I prefer to take a bath rather than a shower.

訳)シャワーよりも、お風呂に入るほうが好きなんだ。

ちなみに、rather thanは「~ではなくて」「~よりむしろ」という意味を持つフレーズです。「どちらかというと」と言いたいときに使いましょう。

「英語のシャワーを浴びる」とは?

「英語のシャワーを浴びる」とは?

英語の効果的な学習方法の一つに「英語のシャワーを浴びる」というものがあります。皆さんも聞いたことがあるかもしれませんね。もしかしたら実際にやってことがある方も?結果はいかがだったでしょうか。

ところで実際、英語のシャワーをどう浴びるのかご存知ですか?

英語のシャワーを浴びるとは一般的にリスニングに関するものだと認識されています。

自分の周りに英語が聞こえてくる環境づくりをして、英語を流しっぱなしにする

→常に英語に触れる

→大量の英語をシャワーのように浴びる

→英語が聞きとれるようになる

という英語上達のサクセスストーリーです。

ところが、この方法は少々無理があります。英語のシャワーを浴びるという方法を実践しているものの、言われるほど効果がでたという人がどれほどいるのか?という疑問が残るようです。

本人のレベルに関係ない教材を使い、難しすぎて聞き流しが本当に流すだけになってしまうパターンです。

逆に、自分のレベルにあったもので流れてくる英語の内容をかなりのパーセンテージで理解できれば「英語のシャワーを浴びる」ことで日本にいながら英語の環境づくりをする方法の一つになる可能性はあります。

英語のシャワーを環境づくりという観点で考えれば、自分のレベルを知ってくれている英語講師とのレッスン時間を増やしたり、趣味や楽しいと思える内容のコンテンツを見たり聞いたりすることで英語に触れる時間を増やすことが理にかなっているのではないでしょうか。

時事やスポーツなど、またはニュース一つとっても毎日追って聴き続ければ、毎回のように出てくる単語を覚えていきさらに内容がわかっていきます。
このような形で自宅や通勤時間にと、英語のシャワーを浴びることは大切な環境でありおすすめします。

「シャワー」を含む例文一覧

「シャワーを浴びたい」の英語は?生活ルーティンをしっかり言えるようにしたい

ここでは、シャワーを含む例文の一覧です。
自分と相手、どちらがシャワーするかで使われる英語の表現をみたり、シャワーに関連するものを紹介しましょう。

自分がシャワーを浴びる場合の例文

Aさん
I just had a shower.
訳)シャワー浴びたとこよ。
Aさん
Can I take a shower before we go out?
訳)出かける前にシャワー浴びてもいい?
Aさん
Do you mind if I have a shower first?
訳)シャワー、先に浴びてもいいかな?
Aさん
I usually take a shower in the morning.
訳)朝はだいたいシャワーを浴びます。
Aさん
I wanted to have a bath but had a shower because I didn’t have time.
訳)お風呂に入りたかったけど、時間がなくてシャワーで済ませたんだ。
Aさん
I need maybe 20 minutes to take a shower.
訳)シャワーを浴びるのにたぶん、20分くらいかかるわ。

相手がシャワーを浴びる場合の例文

Aさん
Did you take a shower?
訳)シャワー浴びたの?
Aさん
Which do you prefer, taking a shower or a bath?
訳)シャワーとお風呂、どっちが好き?
Aさん
Hurry up, I want to have a shower after you!
訳)早くして~!次にシャワー浴びたいの。

こんな会話もよくありませんか?外から戻った子どもにお母さんがシャワーを浴びるよう言っています。

Aさん
Mum, I’m back! I’m so sweaty.
訳)お母さん、ただいま!汗びっしょりだよ。
Bさん
Have a shower, you’ll feel better.
訳)シャワー浴びなさい。気持ち良くなるから。

シャワーに関連する例文

海外のシャワー事情ですが、日本のように素晴らしい水圧など期待できないことがあり、場所によってはシャワーが今ひとつのことがあります。

水圧に関しては強くしてもらうことは無理ですが、何かの故障であればホテルの受付やホストファミリーにしっかり伝えなければいけません。

Aさん
Sorry but the shower is not working.
訳)すみません。シャワーが使えないんです。

この英文はI can’t use the shower in my room.(私の部屋のシャワーが使えません)という意味を含みますが、この例文であればシャワーがでない、故障しているとはっきり伝えることができます。主語がシャワーなのか自分なのかというところに注目してください。

”はっきり言う”ということが海外では必要です。

言い方は丁寧にすべきですが、遠慮しないようにしましょう。

Aさん
Sorry but it seems there is no hot water for a shower.
訳)すみません。シャワーのお湯が出ないようなんです。
Aさん
The water pressure for the shower is pretty good.
訳)シャワーの水圧、かなりいいよ。
Aさん
The water pressure for the shower is weak.
訳)シャワーの水圧が弱いなぁ

showerの変化形・フレーズなど

showerの変化形・フレーズなど

名詞のshowerは「シャワー」の他に「にわか雨」という意味も持っています。突然の雨をシャワーに例え、分かりやすい表現です。

Aさん
It’s just a shower.
訳)これってただのにわか雨だよ。

また、動詞として「~に水を注ぐ・浴びせる」「~をたくさん与える」という意味があります。

Aさん
His parents shower their children with love.
訳)彼の両親は子どもたちに愛情をたくさん注いでいるね。

シャワーに関連するフレーズ、この機会に合わせて覚えてみるのもいいですね!

まとめ

シャワーを浴びるの英語は「have a shower」または「take a shower」です。

毎日の暮らしでシャワーを浴びるとき、ぜひ独り言を言ってどんどん使い慣れてくださいね!