皆さんは「ゲス」に関してどのくらい知っていますか?
英語で「ゲス」を表現する場合は、どのような英語が正しいのでしょう。
こちらの記事では、「ゲス」に関しての意味を学んでいくのはもちろん、例文を使って実践的にも学んでいきます。
最後には「ゲス」の英語だけでなく、発音の似ている”guess(推測する)”に関しても勉強していきましょう。
「ゲス」は英語で何という?
皆さんは「ゲス」という言葉を英語で表現できますか?
そもそも日本語でも、意味を詳しく聞かれると答えられない方が多いはず。
そんな「ゲス」に関して、詳しく勉強していきましょう。
「ゲス」は英語で”asshole”と表現する
「ゲス」を英語で表現する場合、”asshole”が適切な表現といえます。
そもそも「ゲス」という言葉は、日本語→英語訳が難しく、人によっては”worst”や”rude”と訳す人もいます。
“asshole”の意味は、「ケツの穴」という意味があり、スラング表現として訳す場合「ゲス」という表現になるのです。
“asshole”や「カス」は本来の意味と異なる
少し複雑な理解となるかもしれませんが、例えば日本語で言うところの「カス」という悪口がありますよね。
これは、「欠片」という意味を持つ日本語ですが、一般的に悪口で使われる「カス」は、少し違った認識を持っているでしょう。
英語でも同じように、このような悪口や少しディープな表現は、直接的な単語の意味と異なる意味を持つことがあります。
「ゲス」は”scumbag”とも言える
「ゲス」は、”asshole”の他にも”scumbag”と表現できます。
“scumbag”の意味を英語辞書で調べてみると、下記のようになるようです。
a very unpleasant person who has done something dishonest or unacceptable
From – Cambridge Dictionary
少し長い説明にはなっているものの、要約すると「ゲス」とか「カス」等の表現に適した、英単語であることが分かります。
日本語では、「コンドーム」なんていう訳し方もされるようですが、”scumbag”という英単語を見たときや言われたときは、基本的には悪口だと思いましょう。
「ゲス」ってそもそもなに?
「ゲス」という言葉を見て、何となく聞いたことあるけど、意味を詳しく説明できない方は多いのではないでしょうか。
日本語でも「ゲス」と辞書を引いてみたところ、Weblio様に的確な表現が掲載されていました。
ゲス(下衆)とは、下劣な性格の、いやらしい人、といった意味合いで用いられることの多い表現。
基本的には、身分の低い者や、品性の下劣な者、つまり「卑しい者」という意味合いがある。漢字では「下種」「下衆」のように表記するが、今日ではカタカナで「ゲス」と表記される場合が多い。
参考:Weblioより
要約すると、「嫌な奴」というのがイメージとして近いのではないかと思われます。
日本語でも意味をしっかりと理解しておくと、英語に訳したときにより深い理解を得られるのでおすすめです。
「ゲス」を使った例文紹介
ここまでは「ゲス」に関して英語ではもちろん、日本語も一緒に勉強してきました。
「ゲス」=「嫌な奴」= “Asshole” / “Scumbag”でしたが、実践ではまだ使えないですよね。
ここからは、「ゲス」を使った例文を3つ紹介していきます。
一緒に学んでいきましょう。
お前まじでゲス野郎だな|例文①
- You’re such an asshole.
訳)お前まじでゲス野郎だな
まずは、「お前まじでゲス野郎だな」という非常によく使われる英語表現です。
外国人との喧嘩をする際や、非道を行った友人に対して叱る際などに役立ちます。
また、“such a ~”は日本語にすると、「本当に~」という訳し方ができる、便利な英語表現となります。
初対面の友達に、ゲスって言われた|例文②
- My first friend called me a “scumbag”.
訳)初対面の友達に、「ゲス」って言われた。
こちらは、友人に言われた際に、別の人へ伝達しているシーンを再現した英語表現です。
「~と言われた」と表現する際は、”call me a ~”と英語にすると、よく使われる便利な表現ができます。
「ゲス」って言葉はあまりよくないよ|例文③
- Calling someone a “prick” is not very good.
訳)「ゲス」って言葉はあまりよくないよ。
最後に紹介するのは、「ゲス」という言葉を友人が使った際に、注意できる英語表現です。
「ゲス」という言葉は、あまり日本語では使うシーンがありませんが、英語の場合かなり気軽に使ってくる人も多いといえます。
どちらにせよあまりいい言葉ではないので、注意できる表現を覚えておくことが重要です。
“Guess”と「ゲス」は別物
ここまでは、日本語の「ゲス」を英語にする場合に役立つ英語表現を紹介してきました。
最後に気になるのは、発音が「ゲス」となる英単語”Guess”に関してです。
“Guess”とはどんな意味を持つのでしょうか?
一緒に勉強していきましょう。
“Guess” = 「推測する」という意味を持つ
“Guess”には、「推測する」という意味があります。
“I think”や”I hope”のように、”I guess”と使うことができ、その後に自分の意見をくっつけると「推測する」文章が作れるのです。
“Guess”の使い方
例えば、「今日の夜ごはんはカレーだったと推測する(思う)」という文章を作りたいときに、”guess”の出番がやってきます。
“I guess dinner tonight is curry”と英文にする場合、夜ご飯の予想にどれだけ自信があるかによって”I guess”なのか”I think”なのか変わってくるのです。
“I guess”の場合は、「ほぼ予想だけど・・・」という意味に近く、もっと確信がある場合は”I think”に変えると良いでしょう。
まとめ
こちらの記事で紹介した、”asshole”や”scumbag”の他にも、「ゲス」を表現できる英単語は世の中にたくさん存在します。
特にこのようなスラング表現に関しては、流行によって全く使われなくなる可能性も高いです。
そのため、毎日出来る限り新しい英語に触れられると良いでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。