“certainly”は「確かに」や「もちろんです」といった意味の英語表現です。カジュアルな場面で使われることはほとんどなく、主にビジネスシーンや接客で使われる英語表現です。

「”certainly”ってどういったシチュエーションで使うの?」「”certainly”を使った英文をいくつか見てみたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は“certainly”の意味や使い方、発音や類似表現について例文付きで徹底解説します。記事を最後までチェックすれば、”certainly”に関することが一通り分かりますよ。

“certainly”に関して少しでも興味がある方、英語を学んでいて”certainly”について気になった方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

“certainly”の意味・使い方・発音まとめ

"certainly"の意味・使い方・発音まとめ

“certainly”は綴りから発音が想像しづらく「何と発音するんだろう?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

“certainly”の発音記号は”sə’:rtnli”です。カタカナに変換すると「サァートゥンリィ」のような発音になります。とはいえ文字だけだと発音は分かりづらいので、発音が気になる方は実際に音声を調べてみましょう。

また”certainly”には以下2つの意味があります。

  • “certainly”「確かに」
  • “certainly”「もちろんです」

どちらの意味で”certainly”を使う際も、相手に何かを言われて、その返答として”certainly”を使うことが多いです。

それぞれ例文付きで詳しく見てみましょう。

“certainly”「確かに」

“certainly”には「確かに」という意味があります。

“certainly”単体で使うこともできますし、文の中に”certainly”を入れて使うこともできます。

「確かに」という意味での”certainly”を使った例文をいくつか見てみましょう。

Aさん
It is certainly strange.
訳)私たちの仕事は人々をまとめることです
Aさん
She’ll certainly make her dream come true.
訳)彼女なら確実に夢を実現させるでしょう。
Aさん
This is certainly unique.
訳)それは確かに変わっていますね。

“certainly”「もちろんです」

“certainly”には「もちろんです」「承知いたしました」という意味があります。

レストランで何かを注文した際のお店の方からの返信や、ホテルのフロントで何かをリクエストした際の「承知いたしました」といったニュアンスで使われることが多いです。

“Of course.”や”Sure.”と似たような形で使えます。

「もちろんです」「承知いたしました」という意味での”certainly”を使った例文についていくつか見てみましょう。

Aさん
Certainly. I’ll bring it for you right away.
訳)承知いたしました。すぐにお持ちいたしますね。
上記の例文は”Could I get a glass of water if it’s possible?”「できればお水をもう一杯もらってもいいですか?」のような質問に対する返答として使えます。
Aさん
Certainly, sir.
訳)かしこまりました。
上記のように”sir”をつけることで、より丁寧な表現になります。軍隊のような上下関係がはっきりしている場所でよく使われる表現です。
例えば”Would you check my schedule for next Monday, please?”「私の月曜日の予定を確認してもらえるか?」という表現に対して、以下のように返事をします。
Aさん
Certainly, sir.
訳)かしこまりました。

“certainly”の類似表現まとめ

"certainly"の類似表現まとめ

“certainly”の類似表現、以下3つについて紹介します。

  • “definitely”「絶対に」
  • “surely”「確実に」
  • “for certain”「確かに」

それぞれ例文付きで詳しく見てみましょう。

“definitely”「絶対に」

“definitely”には「絶対に」「明確に」「はっきりと」という意味があります。”certainly”はビジネスシーンや接客シーンでよく使われると解説しました。

一方で”definitely”はカジュアルな場面でよく使われる英語表現です。よって”definitely”と”certainly”をうまく使い分けましょう。

絶対に」「明確に」「はっきりと」という意味での”definitely”を使った例文についていくつか見てみましょう。

Aさん
He is definitely not a gentleman.
訳)彼は絶対に紳士ではありません。

Aさん
I’m definitely sleeping too much.
訳)私は絶対に眠り過ぎました。

“surely”「確実に」

“surely”には「確実に」「きっと」「間違いなく」といった意味があります。

“certainly”が「100%絶対に」というニュアンスであるのに対し”surely”は「90%ほぼ間違いないだろう」くらいのニュアンスです。

“surely”は”sure”「もちろん」という英語表現を副詞にしたものです。”surely”は知らなくても”sure”は知っているという方も多いのではないでしょうか。

「確実に」「きっと」「間違いなく」という意味での”surely”を使った例文についていくつか見てみましょう。

Aさん
I’m definitely sleeping too much.
訳)私は絶対に眠り過ぎました。

Aさん
You can surely meet them sometime.
訳)あなたはいつかきっと彼らに会えるはずです。

“for certain”「確かに」

“for certain”には「確かに」「正確に」という意味があります。

「確かに」「正確に」という意味での”for certain”を使った例文についていくつか見てみましょう。

Aさん
I don’t know for certain. But that’s what I’ve heard from one of my friends.
訳)正確には分かりませんが、私は友達の一人からそのように聞きました。

まとめ

“certainly”の意味や使い方、発音や類似表現について例文付きで徹底解説しました。”certainly”に関する悩みや疑問は解消できましたでしょうか?

“certainly”はビジネスシーンや接客シーンでよく使う英語表現です。こういったシチュエーションで英語を話す機会がある方は、早速実際の英会話で”certainly”を使ってみましょう。

実際の英会話で何度も使ってみることで、知識として”certainly”を知っている状態から”certainly”を使いこなせる状態になりますよ。

また今回のように分からない英語表現を見つけた際は、その場ですぐに調べる癖をつけましょう。そういった癖をつけることが英語習得への1番の近道です。

この記事で得た知識を今後の英語学習にぜひ活かしてみてください。