あなたは「馬」を英語に直訳できますか?
馬は意外と英語化できる方がいるかもしれませんね。
では、「仔馬」は英語にできますか?
一気に難易度が上がったように感じられる方には、こちらの記事が役立つかもしれません。
本記事では、馬に関連する英単語はもちろん、ことわざや役立つフレーズを紹介していきます。
ぜひ豆知識で止まらず、実戦でも役立ててみてください。
馬に関連する英単語紹介
皆さんは馬に関連する英単語をいくつ知っていますか?
ここでは馬に関連する英語を3つ紹介していきます。
豆知識として役立つ英語表現なので、ぜひ友達に話してみましょう。
種馬を英語で表現する
・studhorse(種馬)
「種馬」を英語にすると、”Studhorse”になります。
同義語では”stud”や”stallion”が存在しますが、この3つの表現は地域によって使われ方が異なるとのことです。
認識がいく先々で異なる表現の場合、直接的に”stud”と”horse”を指定している英単語”studhorse”が無難に使いやすいと言えます。
暴れ馬を英語で表現する
・raging horse(暴れ馬)
暴れ馬は、”rage(怒り)”と”horse(馬)”を組み合わせて表現すると伝わりやすいです。
“rage”を進行形にすることで「怒っている」と表現でき、「怒っている馬」=「暴れ馬」というような流れでこの表現が完成します。
仔馬を英語で表現する
・foal(仔馬)
「仔馬」を英語に訳す場合、”foal”が適切な表現といえます。
少し複雑ですが、「子馬」を英語にする場合は”pony”と表現するようです。
“colt”も「仔馬」を表す表現として正しいですが、”colt”の場合は「去勢されていない馬」を指すため、”foal”との使い分けが必要となります。
馬は複数形にできる?
“horses”で複数形にできる
馬を英語の複数形にする場合、”horses”と表現します。
カタカナで発音すると「ホース」となり、”S”の発音で終わるので、”horse”は複数形にできないのではと思われがちですが、しっかりと複数形にできるのでご安心ください。
“horses”を使った例文①
訳)馬って利口だと思う?
訳)うん、すごい賢いと思うよ。
“horses”等の動物を複数形で表現する場合は、「一般的な馬」を指すことが多いです。
つまりAさんは、「(一般的に)馬って利口だと思う?」という表現を用いて質問しています。
“horses”を使った例文②
訳)好きな動物って何?
訳)馬が好きかな。
例文①でも紹介しましたが、”horses”と表現することで「(一般的な)馬が好き」と表すことができます。
競馬が好きで特定の馬が好きな場合や、馬を飼っていて「うちの馬」が好きなどの場合を除き、複数形で表現する方が広く表現できるので便利です。
“a horse”を使った例文
最後に複数形ではなく、単数系を使った馬の例文を紹介します。
訳)馬に乗ったことある?
上記の例のように特定の馬を表す場合は、”horses”ではなく”a horse”と表現します。
馬に関連する英語表現
皆さんは馬に関連する英語表現をいくつ知っているでしょうか?
ここからは下記4つの馬にまつわる英語表現を紹介していきます。
- put the cart before the horse(本末を転倒する)
- beat a dead horse(無駄なことをする)
- look a gift horse in the mouth(貰い物にケチをつける)
- get on one’s high horse(傲慢な態度を取る)
put the cart before the horse(本末を転倒する)
“put the cart before the horse”を直訳すると、「馬の前に荷車を置く」という意味になります。
現代ではあまり見られませんが、映画やドラマの中で馬が荷車を引っ張るシーンを見たことがある方は多いはずです。
馬は基本荷車を引っ張る役割をしますが、その荷車が馬の前にあるとなると「本末転倒」ですよね。
ということで、この表現を訳す時には「本末転倒」「間違った順番で物事を行う」「前後を間違える」などと訳します。
例文
訳)眠い時に本末転倒なことをしがちです。
昨夜夜更かしをして、眠いことを言い訳に仕事が雑になる様を英語で表現すると、上記のようになります。
beat a dead horse(無駄なことをする)
“beat a dead horse”を直訳すると、「死に馬にむちを打つ」となります。
競馬をイメージすると分かりやすいですが、馬に鞭を打つのは生きている時ですよね。
死んでいる馬にムチを打つことは全く意味がありません。
そんなところから、この表現は「無駄なことをする」と訳します。
例文
訳)無駄なことするな!
“Don’t”からスタートすることで、強めの表現に変化させることができます。
無駄な仕事を繰り返ししている相手に対して、役立つ表現です。
look a gift horse in the mouth(貰い物にケチをつける)
“look a gift horse in the mouth”は、英語のことわざ表現としてよく使われます。
基本的には”not”や”never”等の否定表現と一緒に用いるので覚えておきましょう。
例文
訳)貰い物にケチをつけるな
こちらの表現は和訳の通り、「貰い物にケチをつけている人」に対して使える表現です。
プレゼントをせっかくもらったのに、ぐちぐち文句を言っている人に使ってみましょう。
get on one’s high horse(傲慢な態度を取る)
“get on one’s high horse”には、「傲慢な態度を取る」や「威張る」という意味があります。
この表現の由来は下記がわかりやすいので一読ください。
昔、貴族たちが背の高い馬に乗っていたことに由来する表現で、高飛車に出たり、自分の地位を誇示することで、周りの人々からの尊敬を無理やり得ようとする態度を表すのに使われる。ー 英辞朗on the webから引用
例文
訳)偉そうなことは言えないけど、すごいいい感じだと思うよ。
相手を褒めたい時などにこのフレーズを否定してあげることで、謙遜した印象を与えられます。
まとめ
こちらの記事では「馬」に関連する表現はもちろん、「種馬」や「仔馬」、「暴れ馬」などの上手に関連する単語を勉強してきました。
たった1種類の動物で、”horse”と表せば簡単と思われがちですが、英語圏では単純な直訳に止まらず、さまざまなフレーズに組み込まれています。
「馬」に鍵らず、「牛」や「うさぎ」などどの動物にも関連表現が存在したりするので、ぜひ気になったらどんどん調べてみましょう。