こちらの記事では「てら」に関して紹介していきます。

「てら」というのは、「~がてら」というような使い方をする便利な表現のことです。

もちろん「寺(てら)」に関しても、軽く触れているのでぜひ参考にしてください。

「てら」は英語で何?

「てら」は英語で何?

皆さんは英語で「てら」を表現できますか?

「~がてら~する」みたいな使い方をする場合がほとんどですよね。

もちろん「寺」に関しても紹介していきますが、主には「~がてら」に関しての説明となります。

ぜひ参考にしてください。

「てら」は英語でこれといった表現がない

実は「~がてら」を英語にするような、これといった表現はありません。

日本語から英語に訳す際、クリティカルな表現がない場合は日本語から日本語の変換作業をすると良いでしょう。

そのためにはまず、「~がてら」の意味を理解する必要があります。

「~がてら」の意味

~がてら(に)の意味

《接続》動詞型活用語の連用形に付く。…を兼ねて。…のついでに。…ながら。

引用:Weblio古典辞典

「~がてら」は、別の言葉に置き換えると「~を兼ねて」や「~のついでに」、「~ながら」に変換できます。

ということで、これらの英語訳を探していけばいいわけです。

「~を兼ねて」は英語で”in addition to ~”という

「~がてら」を、「~を兼ねて」と訳す場合、英語では”in addition to ~”という表現を使います。

もちろん、これだけでは文章にならないので文中で使うことになる点に注意です。

他にも”in order to ~”も役立つ表現なので覚えておきましょう。

「~のついでに」は英語で”and”と表現する

「~がてら」を「~のついでに」と訳す場合、”and”と表現できます。

“and”は”A and B”の使い方で使うことができ「AのついでにB」と訳すことができます。

“and”はいろいろなシーンで役立つ英単語なので、ぜひ覚えておきましょう。

「~ながら」は英語で”while”と表現できる

“while”を「~ながら」として使うこともできます。

この使い方で使用する”while”は、基本的に基本の文章があって最後に”while ~”と付けるイメージで使うのです。

  • I often play music while I study for exams.
    訳)受験の勉強をするとき音楽を聴きながらすることが多いです。

こちらの例文のように、A:「よく音楽を聴く」、B「受験勉強をする」のAとBをつなぎ合わせる際に”while”を使います。

ちなみに日本語訳次第では、「音楽を聴きながら受験勉強をすることが多いです」ともなるので、英語もそれに適応させて入れ替えると良いでしょう。

「寺(てら)」は英語で”temple”となる

さて、少し話は変わりますが「寺(てら)」は英語で表現すると”temple”となります。

神社は”shirine”と言いますが、そもそも「寺」と「神社」の違いをご存じでしょうか?

外国人観光客にはよく「寺」と「神社」の違いって何なの?と聞かれることがあるので、一緒に勉強していきましょう。

お寺と神社の違い

仏さまをお祀りし、仏教の教えを説く僧侶が住まうところがお寺で、日本の神さまの御霊をお祀りするのが神社です。
古来より日本人は森羅万象を神格化し、「八百万の神」とよばれるほどありとあるものを信仰の対象としてきました。対して仏教は6世紀頃に中国より伝えられた、外来の宗教・考え方です。

参照:八事山 興正寺より

つまり、そもそも「お寺」と「神社」は宗教が違うのです。

この違いに関しては、意外と知らない人も多かったのではないでしょうか。

「いってらっしゃい」は英語で”have a good day”となる

ちなみに「いってらっしゃい」を英語で表現すると、”have a good day”となります。

“take care”や”see you”等も一緒に使えるので、どれを使っても問題ありません。

海外ではお店でお買い物をして、お会計が終わった後に”Have a good day!”と言われることもあります。

「さわやか」は英語で”fresh”となる

「さわやか」な気分になった時に使える英単語は”fresh”となります。

他にも”refreshing”や”clear”なども使えますが、基本的には”fresh”を使うので問題ありません。

“fresh”は、喚起をする際などにも使える表現である”fresh air”のような使い方を出来ます。

「てら」を使った例文紹介

「てら」を使った例文紹介

ここまでは「てら」に関して、様々な表現を勉強してきました。

ここからはその「てら」を使った、例文を紹介していきます。

先に紹介した「てら」を日本語から別の日本語に変換したバージョンで説明していく流れです。

どれも「てら」として使えるので、ご安心ください。

では、始めていきます。

「気分転換を兼ねてお散歩に行くことにします」

  • I think I am going to go for a walk now in order to change my mind..
    訳)気分転換を兼ねてお散歩に行くことにします。

「てら」を「兼ねて」に変換して使う場合の、例文紹介です。

「~することにします」は、”I think I’m going to ~”と表現できるのでぜひ覚えておきましょう。

これを基盤に文章を作っています。

今回は”in order to ~”を使っており、「気分転換に」を”change my mind”と表現しているのです。

“go for a walk(散歩する)”も非常に便利な表現なので、一緒に覚えておきましょう。

お買い物に行くついでに、ジムへ行って運動をしてくる

  • I’m off to the gym to get some exercise and go shopping.
    訳)お買い物に行くついでに、ジムへ行って運動をしてくる。

こちらは、「てら」を「ついでに」に変換した場合の例文となります。

まず”off to ~”という表現を見たことが無い方の為に説明しておくと、”off to”は”going to”と同じ使い方をできる便利な表現です。

なので”I’m going to ~”と文の最初を変換することもできます。

“get some exercise(運動する)”は、日常的に使える便利な表現なので一緒に覚えておきましょう。

「最近の趣味はテレビを見ながらゲームをすることです」

  • My latest hobby is playing video games while watching TV.
    訳)最近の趣味はテレビを見ながらゲームをすることです。

今回は「てら」を「ながら」に訳して、英文にしています。

“while”を使った文章になりますが、本文のように”while ~ing”とing形を持ってくることができるのです。

“latest(最近の)”は、最悪無くても伝わりますが、100点満点を目指す場合は文章のように”My latest hobby”と表現できます。

まとめ

まとめ

こちらの記事では「てら」に関する、英語表現を色々な視点から勉強してきました。

途中では「寺」や関連表現も紹介してきましたよね。

こちらの記事で紹介した、例文もぜひお役立てください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。。