「忙しい」と言えば英語でBusyですよね。仕事で忙しい、家事で忙しい、育児で忙しい、その他勉強や部活動、習い事で忙しい・・・と、日本人はいつもせわしなくいつも忙しそうにしています。だからこそ「忙しい」という単語はよく使うでしょう。では、Busyを使った英語表現にはどんなものがあるのかを知っておく必要がありますね。他の単語を使った言い回しもありますが、まずはBusyをメインに適切な言い回しを覚えていきましょう!

busy at work

仕事で忙しいならBusy at workと言います。前置詞に何を使うかを忘れがちになってしまうので、何度も言ったり書いたりして覚えましょう。

忙しいと言えば、社会人になるとどうしても仕事が生活の大部分を占めてしまうので、「仕事で忙しい」という表現はとてもよく使うのではないでしょうか。転職したくても勇気が出ず、ブラック企業にずっと努めている人もいれば、仕事内容は良いからと我慢して頑張っている人もいますよね。

I’m busy with~

仕事に限らず、何かで忙しいと言いたい場合にはI’m busy with~を使いましょう。前置詞Withの後には名詞が来ます。ですからやはり仕事で忙しいんだと言いたい時にはI’m busy with work.と言えばOKです。

他に使えそうな名詞はHomeworkやAssinmentというどちらも「宿題」や「課題」といった意味ですね。したいことで忙しいならいいものの、しなければならないこと、すべきことで忙しいのは嫌ですね。

ちなみに、名詞を置きたいのではなく動詞を置きたい場合は「I’m busy ~ing」とすると同じことが言えますよ!

Aさん
I’m busy with e-mails. Can you help me?
訳)メールに追われてるんだけど手伝ってくれない?
Bさん
OK, wait a sec.
訳)オッケー、ちょい待ち

I’ve been busy

この頃ずっと忙しいというニュアンスを伝えたいなら、今ではなく、ある地点から今までずっと継続していることを表す現在完了形の継続用法を使ってみましょう。これでI’ve been busy.と言えば、「最近忙しい」という意味になります。少しの違いですが、今だけ忙しいのか、それとも前から忙しいのかという違いを伝えられますよね。

また、「最近」と追加したいならLatelyやRecentlyを文末に付けてみましょう。これでネイティブもよく使う表現となります。

I’m busy because of~

I’m busy because of~

何で忙しいのか理由を述べたい時にはI’m busy because of~という表現もあります。月末だから忙しい、年度末だから忙しい、論文を書かなければいけないから忙しいなどなど、忙しいのには理由があります。それを相手に伝えたいならBecause ofで説明しましょう。

ちなみに、多くの人が忙しくなる「月末」は英語で「the end of the month」と言うので覚えておきましょう。

Aさん
I’m busy because of the end of the month.
訳)月末で忙しいんだ
Bさん
Now I got it! That’s why you didn’t reply me.
訳)今わかった!だから返事がなかったのか

busy as a bee

これはイディオムなのでぜひ覚えておいてもらいたいのですが、「ハチのように忙しい」という比喩表現もあります。ハチは働きバチがいるように一生懸命に働く姿が印象的です。この有名な行動を、人に当てはめたというわけですね。

実際の使用頻度はそんなに多くないのですが、言われて理解できるようにはしておきたいですね。まるでハチのように飛び回っているというイメージをしておきましょう。

busy意外に使える「忙しい」という英語表現

ではここからは、Busy意外でも「忙しい」という意味を持つ英単語をご紹介していきましょう!基本はBusyを覚えてさえいれば大丈夫なのですが、ここからワンランク上へ行きたいなら他の単語もガンガン覚えて使っていきましょう。

hectic

Hecticは、Very busyと同じ意味だと覚えておくのがおすすめです。とても忙しく、あわただしい状態を表します。

ただ、このHecticを使うには少し注意が必要です。形容詞だと思ってI’m hectic.と言うと、「私はあわただしい人です」と、意図せず自己紹介してしまいます。

よく使うのは「I am having a hectic day.」のような表現なので、こちらは丸暗記しておいた方が良いでしょう。ふとした時に間違えて言ってしまうと、伝わったとしても少し恥ずかしい思いをしてしまいます。

swamped

Swampedには「水没する」という意味があるのですが、水没してしまうくらい忙殺されていることを表します。こちらはHecticと違って「I am swamped.」というように使えるので余計なことを考えずに使えます。

「I am swamped with~」と前置詞Withを付けることによって、何によって忙しくなっているのかを言うこともできるので覚えておきましょう。

ビジネスで言う「お忙しいところ~」は英語で何と言う?

ビジネスで言う「お忙しいところ~」は英語で何と言う?

英語のBusyを使った「忙しい」を表す表現に何があるかと、先ほどは英単語を指定して表現を学んできましたよね。では、逆に日本語から英語に直す時にはどのような表現を使えばいいのでしょうか。例えば、ビジネスメールや電話でよく使う「お忙しいところ恐縮ですが」というような表現は、英語でもするのでしょうか。これにも色々な言い方があるのでひとつひとつ覚えていきましょう。

I’m sorry to disturb you.

「あなたを邪魔してしまって申し訳ありません」という意味の英文を作り、「お忙しいところ恐縮ですが」という意味にする方法がひとつです。

丁寧な言い方ですからビジネスメールやビジネス関連の電話に最適で、英語圏に連絡をする機会がある方なら覚えておきたい表現です。

Thank you very much for your reply.

メールでのやりとりをしているのなら、単に返信をくれたことに感謝をすることで「お忙しいところ恐縮ですが」という意味になります。英語では簡単に謝らないので、Sorryと言うよりThank youと表現することが多いです。

「待たせてしまってすみません」ではなく、「待っていただきありがとうございます」と言うように、「すみません」を「ありがとう」へと変換して訳す癖をつけるのもおすすめですよ!

まとめ

基本的に「忙しい」と言いたいならBusyを使うのが一番です。単にI’m busy.と言うのでも良いですし、I’m busy with~と、何で忙しいのかを付け足すこともできます。Busyさえ覚えていれば忙しいことを相手に伝えられるのですが、HecticやSwampedによってより忙しいことを感情的に伝える表現もあることは覚えておくと良いですね。自分は使わないと思っても、相手から言われることもあります。また、「お忙しいところ恐縮ですが」という大変丁寧なビジネス言葉は、英語ではBusyを使わず表現するのでした。こちらも暗記しておきましょう。