動物園で人気の動物といえば「ライオン」ですよね。

強そうな風貌やライオンを象徴するたてがみは、動物園で見ても迫力があります。

「ライオン」は英語でそのまま「lion」と表現するイメージが強いかもしれませんが、実は4つの単語があります。

そこで今回は、意外に知られていない「ライオン」の英語表現を紹介していきます。
動物園に行ったときに使える英語表現についても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

「ライオン」の英語表現4選

まとめ

立派な風貌が印象的なライオン。

ライオンは英語でもそのまま「lion」という単語を使うケースが多いですが、そのほかにも表現があります。

ここでは、「ライオン」を英語で表現するときに覚えておきたい単語を4つ紹介します。

lion

基本の表現として、「ライオン」が英語で「lion」と言います。

ライオン全般を表現できる言葉なので、基本中の基本といえるでしょう。

Aさん
The zebra fell prey to the lion.
そのシマウマはライオンの餌食になりました。
Aさん
My family went to the zoo this summer vacation to see a lion.
わたしの家族は今年の夏休みにライオンを見るために動物園に行きました。

lioness

ライオンを英語で表現する際、lionessという単語が使われることもあります。

lionessはライオンの中でも「メスライオン」を示す言葉で、メスを強調するシーンではlionessが使われるのです。

ちなみに、「オスライオン」は「male lion」と言うので、セットで覚えておきましょう。

Aさん
The lioness gave birth to three baby lions.
メスライオンは、3匹の赤ちゃんライオンを産みました。

cub

「子どものライオン」「若いライオン」を表現する場合、cubという単語を使います。

ただ、cubはクマやキツネといった特定の肉食動物に使う言葉です。

そのため、「“ライオンの”子ども」というのを明示する場合は、「lion cub」と言いましょう。

Aさん
The lion cub looked like a brown kitten.
そのライオンの子どもは、茶色い子猫のように見えた。

whelp

cubと似ている表現にwhelpがあります。

whelpもライオンやトラ、クマ、オオカミなどの子どもという意味があります。

「“ライオンの”子ども」というのを明示する場合は、「lion’s whelp」と言いましょう。

動物園にいる動物を英語で表現してみよう

動物園にはライオンのほかにもさまざまな動物がいますよね。

ここでは、動物園にいる動物の英語名を紹介していきます。

肉食動物

動物園で大人気の動物といえば、ライオンやトラ、レッサーパンダなどが挙げられるでしょう。

これらの動物は「肉食動物」に分類されます。

動物性の食物を主食とする動物全般を「肉食動物」と言いますが、英語で表現するとなるとパッと単語が思い浮かばない方も多いでしょう。

「肉食動物」は英語で「carnivore」「carnivorous animal」と言います。

carnivoreは「肉食者」「肉食獣」という意味がある名詞で、carnivorousは形容詞で「肉食性の」「肉食動物の」などの意味になります。

なお、少しむずかしい単語のため子どもに対しては「a meat-eater」とシンプルな表現が使われることもあります。

Aさん
Lions and tigers are carnivorous animals.
ライオンやトラは肉食動物です。

草食動物

「肉食動物」に対し、植物を主食とする動物のことを「草食動物」と言いますよね。

「草食動物」は英語でherbivoreという名詞を使って表現できます。

もっとシンプルな表現で「plant-eating animal」と言うこともあるので、覚えておきましょう。

Aさん
Elephant and sheep are plant-eating animals.
ゾウやヒツジは草食動物です。

哺乳類や鳥類、爬虫類など分類ごとの英語

肉食動物や草食動物といった、何を食べるかによる分類もあれば、動物の生態による分類もあるでしょう。

まず、動物は「脊椎動物」と「無脊椎動物」に分けられます。
脊椎動物は背骨を持つ動物を指し、人間はもちろん、ライオンやトラ、マグロ、カエル、ハトなども脊椎動物となります。

脊椎動物は動物の生態によってさらに細かく分類が分けられており、「哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類」の5種類があります。

どのように体温を維持するか、どのような呼吸方法かなどの違いによって分類がわかれています。

これらの動物の分類を英語では何と言うのでしょうか。

・哺乳類:mammals
・鳥類:birds
・爬虫類:reptiles
・両生類:amphibians
・魚類:fishes

 

Aさん
Humans are mammals.
人間は哺乳類です。

 肉食動物の英語表現一覧

肉食動物は肉を主食とする動物のことです。

ここでは、肉食動物をピックアップして英語名を紹介していきます。

日本語 英語
クマ bear
チーター cheetah
キツネ fox
ハイエナ hyena
ジャガー jaguar
ヒョウ leopard
ライオン lion
マングース mongoose
イタチ weasel
オオカミ wolf
トラ tiger
シャチ killer whales

「ライオン」のに関する英語表現

「ライオン」のに関する英語表現

ここではライオンに関連する英語表現を紹介していきます。

百獣の王

ライオンは「百獣の王」と呼ばれていますよね。

名前を聞くだけで強いイメージがありますが、なぜ百獣の王と呼ばれるようになったのかという理由は明確にわかっていません。

ただ、ライオンは昔から世界中で王や国家の権力の象徴となっています。

そんなライオンを象徴する「百獣の王」という言葉ですが、英語では「the king of beasts」と言います。

Aさん
The lion is called king of beasts.
ライオンは百獣の王と呼ばれています。

ライオンのたてがみ

ライオンの特徴といえば、大きなたてがみですよね。

ライオンの象徴ともいえる大きなたてがみですが、実はオスにしか生えていません。

ライオンはオス同士で戦う場合があり、急所である首を守るために立派なたてがみが生えると考えられていますよ。

また、たてがみは強さを表す印にもなっているとされています。
長くて立派なたてがみのあるオスライオンほど、ライオン同士でも強いとされているのだとか。

そんな「ライオンのたてがみ」は英語で「lion’s mane」と言います。mareだけだと馬のたてがみなどにも当てはまるので、ライオンを明示する場合は「lion’s mane」と言うのがよいでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。

動物園でも大人気のライオン。

英語ではlionという単語を使うのが基本ですが、そのほかにもいくつか表現があります。

「メスライオン=lioness」「ライオンの子ども=lion cub」と表現されるので、覚えておくようにしましょう。

ぜひ今回の記事を参考に「ライオン」に関する英語表現を覚えて英会話で活用してみてくださいね。