afterwards”のコアなイメージは「その後」という意味で、何か物事を起こなった直後に使われることが多い表現です。日常会話だけでなく、フォーマルな場面でも使うことができるとても便利な表現です。そんな“afterwards”ですが、学校で詳しく習うことはあまりなく、ネイティブもたまに使い方を間違える表現なので、「いまいち使い方が分からない。」と悩んでいる方も多いと思います。

そこで本記事では「“afterwards”について詳しく知りたい。」「“afterwards”とその他の似ている表現の違いについて知りたい」という方に向けて、afterwards”の意味や使い方、“afterwards”に似た英語表現を例文付きで分かりやすく解説しています。記事を最後までチェックすれば、“afterwards”に関することは一通り理解でき、実践的な例文で学ぶことができるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

“afterwards”の意味や使い方

“afterwards”の意味や使い方

afterwards”には、以下の意味や使い方があります。

  • その後で、その後は

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

その後で

afterwards”には「その後で、その後は」という意味があり、何か物事を起こした直後というニュアンスが強く、時間を示さなくてよいときに使われます。“afterward”と”s”を付けなくても意味は同じになりますが、“afterwards”と”s”を付ける場合は語尾に「ズ」の発音を付けたし、“afterward”の場合は語尾の発音が「ド」になります。それでは“afterwards”の使い方について見ていきましょう。

  • soon afterwards : その後すぐに
  • shortly afterwards : その後間もなく
  • long afterwards : ずっと後に

afterwards”を使用した例文をいくつか紹介します。

Aさん
She took her family to supper at a restaurant, and soon afterward(s), she fell ill.
訳)彼女は家族を連れてレストランで夕食をとった後、すぐに体調を崩した。

 

Aさん
I’m going to take a shower and go out with some friends afterward(s).
訳)シャワーを浴びた後、友達と遊びに行きます。

Aさん
She arrived in poor condition and died shortly afterward(s) .
訳)彼女は体調不良のまま到着し、その後間もなく死亡した。

Aさん
The damage they made persists long afterward(s).
訳)彼らが与えたダメージは、その後もずっと続きます。

afterwards”は文の初めに置くこともできます。

Aさん
Afterward(s) he was sorry for what he’d said.
訳)その後、彼は自分の言ったことを反省していた。

“afterwards”に似た英語表現の意味や使い方

“afterwards”に似た英語表現の意味や使い方

afterwards”に似た英語表現の以下4つの意味や使い方について解説します。

  • “later”
  • “after”
  • “in”
  • “thereafter”

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

“later”

“later”も“afterwards”と同じく「後で」を意味しますが、具体的な時間が決まっておらず単純に「後」を表す際に多く使われます。ただ”later”はその他にも、「ある出来事の〜後」や過去の話をするときにも使える表現なので、話の内容やその時の場面に理解する必要があります。”later”を使った例文をいくつか見てみましょう。

単純に「後」を表す場合に使用される”later”の例文を紹介します。

Aさん
I’m in an important meeting right now. I’ll call you back later.
訳)今、大事な会議を行なっているから、後でかけ直します。

過去の話をする場合に使用される”later”の例文を紹介します。

Aさん
She broke up with her boyfriend of three years last month, but found a new one three days later.
訳)彼女は先月、3年付き合った彼氏と別れましたが、その3日後に新しい彼氏を見つけました。

「ある出来事の〜後」を表わす場合に使用される”later”の例文を紹介します。

Aさん
I’m going to Tokyo next week.  Then I’m going to Kyoto 3 weeks later.
訳)来週東京に行って、その3週間後に京都に行きます。

“after”

“after”は「後に」という意味になり、“after”の後ろに動名詞や名詞で出来事を表わし、「その出来事の後に」と表わすことができます。“after”を使った例文をいくつか見てみましょう。

Aさん
She felt fairly relieved after taking the medicine.
訳)彼女は薬を飲んだ後、かなり楽になりました。

Aさん
Let’s go for a drink after work.
訳)仕事終わりに飲みに行こうよ。

“in”

“In”は「〜後」という意味になり、話をした地点を基準として「~後」を表わし、未来や過去の文章でも使うことができる表現です。“In”を使った例文をいくつか見てみましょう。

Aさん
I’m going to California in one week.
訳)一週間後にカリフォルニアに行きます。

Aさん
I will be back in a few hours.
訳)2〜3時間後に戻ります。

Aさん
Tom finished his homework in three days.
訳)トムは3日かけて仕事を終わらせました。

“thereafter”

“thereafter”は「その後で」という意味になり、会話よりも書き言葉で多く使われるイメージです。”shortly thereafter’の形で使われることが多いです。’thereafter”を使った例文をいくつか見てみましょう。

Aさん
He was born in France, but shortly thereafter her family moved to the United States.
訳)彼はフランスで生まれましたが、、その後すぐに家族でアメリカに渡りました。

Aさん
Maddie married at 17 and gave birth to her first child shortly thereafter.
訳)マディーは17歳で結婚し、その後すぐに第一子を出産しました。

まとめ

“afterwards”の意味や使い方、“afterwards”に似た英語表現の意味や使い方について解説をしました。“afterwards”を単純に「その後で」と覚えるのではなく、「何か物事を起こした直後で」と覚えるとイメージが湧きやすくなると思います。

今回学習した“afterwards”は副詞ですが、”in”や”after”など前置詞の使い方を覚えるのは日本人にとってもっとも難しいことの一つです。英語を勉強する際は、インプットだけでは覚えることは難しいため、英語のドラマやニュースを観たり、実際にオンライン英会話などで話してアウトプットの機会を作ることが大切です。今回の記事で“afterwards”の意味を少しでも理解することができれば幸いです。