毎日を忙しく過ごす私たちにカレンダーは必須アイテムですね。自分のものだけでなく、子どもたちの習い事などを書き込むことでしっかり予定を管理できます。
英語学習をしている皆さんには英字のカレンダーがおすすめです。定番の英語表現である各月や曜日に慣れることができますし、そうすればプライベートやビジネスのスケジュールを英語で話すことに繋がります。

そこでこの記事は「英語でカレンダー」として、必須の英単語やカレンダーを使うときのフレーズなどを紹介します。
普段使うカレンダーから英語モードにしていきましょう。

カレンダーは月や曜日を略す?

カレンダーには日めくりもありますが、1月~12月まで月ごとになっているものがほとんどでしょう。
そこで英語のカレンダーを利用するときには、月そして曜日の英語表現を理解しなければいけません。加えて、カレンダー上ではこれらが省略した形で使われていることも知っておく必要があります。

例えば、以下のような形で省略されます。
月の場合  1月 January – Jan.
曜日の場合 月曜日 Monday – Mon.

どのように省略するかには法則があります。
それでは、次からカレンダーの月、曜日や祝祭日などの英語表記をもっと詳しく解説していきましょう。

カレンダーの英語表記(月・曜日・祝祭日)

カレンダーの英語表記(月・曜日・祝祭日)

カレンダーの英語表記はcalendar、これは英語圏の各国で共通です。calendarを辞書で調べると日程表、予定表、スケジュール表という名詞に加え、会議の日時を決めるという動詞の意味を持っていることが分かります。

今週、今月、来月、もっと先の予定などを書き込むことでスケジュール管理することができます。

カレンダーに載っている月と省略形の英語表現

月はmonth(複数形はmonths)です。英語のカレンダーで月の名前を日本語の”1月”のように数字で表記することがありません。
12ケ月の月の英語表現、それらがどう省略されるのかを合わせてみていきましょう。

1月 January – Jan.(ジャニュアリィ)
2月 February – Feb.(フェブルアリィ)
3月 March – Mar.(マーチ)
4月 April – Apr.(エイプリル)
5月 May – May(メイ)
6月 June – Jun.(ジューン)
7月 July – Jul.(ジュライ)
8月 August – Aug.(オーガスト)
9月 September – Sep.(セプテムバァ)
10月 October – Oct.(オクトウバァ)
11月 November – Nov.(ノーベムバァ)
12月 December – Dec.(ディセムバァ)

月の英語表記に関するポイントを整理

4月1日のエイプリルフールは日本でも有名ですね。英語表記のポイントを以下、整理しましょう。
– 通常表記も省略形にしても頭文字は必ず大文字にする。
– 省略形にする場合は頭の3文字を使うことが基本。
– 省略形にした後にはピリオドをつける。
– Mayはもともとが3文字のため省略形が無し、よってピリオドもつけない。

月の英語表記につける前置詞は?

月の前には必ず前置詞inをつけます。
in July, in Novemberというパターンになります。少し混乱するかもしれませんが、これが月日になるとon the 1st of Juneのように前置詞がonになります。

カレンダーに載っている曜日と省略形の英語表現

ここでは曜日をみていきましょう。曜日の英語表現はthe day of the weekです。こちらは7つ、しっかりと言える人が多いかもしれませんね。しかし、省略形も確実に知っていますか?
始める曜日は月曜だったり日曜だったりしますが、ここでは月曜日~日曜日の順にします。

月曜日 Monday – Mon.(マンディ)
火曜日 Tuesday – Tue.(チューズデイ)
水曜日 Wednesday – Wed.(ウェンズデイ)
木曜日 Thursday – Thu.(サーズデイ)
金曜日 Friday – Fri.(フライデイ)
土曜日 Saturday – Sat.(サタデイ)
日曜日 Sunday – Sun.(サンデイ)

曜日の英語表記に関するポイントを整理

– 通常表記も省略形にしても頭文字は必ず大文字にする。
– 省略形にする場合は頭の3文字を使うことが基本。
– 省略形にした後にはピリオドをつける。

お気づきになっている人もいるかもしれませんが、実は各曜日の名前は惑星から名付けられています。例えば、Mondayなら月(Moon)、Saturdayは土星(Saturn)というパターンです。このような由来を知ると英語学習が楽しくなりますね。

曜日の英語表記につける前置詞は?

曜日の前には必ず前置詞onをつけます。
on Friday, on Sundayというパターンになります。

カレンダーに載っている祝祭日英語表現

カレンダーにはその国の祝祭日も記載されています。英語で祝祭日はnational holiday/public holidayです。
以下が英語圏の主な祝日になります。
New Year’s day/新年
Easter Monday/イースターマンデー
Thanksgiving day/サンクスギビング
Bank holiday/バンクホリデー
Good Friday/グッドフライデー
Christmas day/クリスマス
Boxing day/ボクシングデー

カレンダーに書き込む。カレンダーをめくる・カレンダー通り

カレンダーに書き込む。カレンダーをめくる・カレンダー通り

カレンダーを使う上でいろいろな表現があります。それらの英語を例文とともに紹介しましょう。

カレンダーに書き込む

「次のピアノのレッスンを書き込んでおかないといけないわ」「書き込みした会議の日っていつだっけ?」このように、カレンダーに予定を書き込む作業の英語表現はwrite ○○ in the calendar、とてもシンプルです。「カレンダーに」がinを使っているところも覚えましょう。この表現を覚えれば、ノートをとるときにも使うことができます。

Aさん
I am going to write the date in the calendar.
訳)カレンダーにその日付を書き込もう。

Aさん
The meeting I wrote in the calendar is very important.
訳)カレンダーに書き込んだその会議はとても重要です。

ちなみに、カレンダーアプリを利用している人も多い時代です。また、仕事でスケジュール管理をカレンダー上で共有することもあります。
この場合は、add(加える・書き加える)を使えば表現することができます。

Aさん
Let me add the date of the presentation on the scheduling app.
訳)プレゼンの日程をスケジュールアプリに書き加えさせてください。

カレンダーをめくる

「めくる」とは重なっているもののを拾い上げて別の方向へ移すことを指します。まくるとも言いますね。めくるはturn overまたはflipで表現することができます。
Turn the calendar’s page over
Flip the calendar’s page

Aさん
I turned the March page over and checked the schedule in April.
訳)3月のページをめくり、4月の予定を確認した。

カレンダー通り

「今年の年末休暇はカレンダー通りです」のように、暦通りだという言い方をすることがあります。この場合、以下の英語表現が考えらえます。

as on the calendar
the same as the calendar (holidays)

asは便利な前置詞であり「~のように・~として」という意味から、as scheduledであれば「予定通り」になり、ビジネスの上でもぜひ覚えたいフレーズです。

~の予定をカレンダーに印付けする

~の予定をカレンダーに印付けする

最後に、カレンダーに何らかの予定を印しでつける場合の言い方を紹介しましょう。このときはmarkという単語を使うのがポイントになります。
markはそのまま「印・点・線」という名詞、さらに物にマーク(印)をつけるという動詞の意味をもちます。カラフルな色のペン、マーカーペンも印をつけるために使いますね。

Aさん
She marked her calendar for her graduation day.
訳)彼女は卒業の日をカレンダーに印づけた。

まとめ

英語のカレンダーを使うために、月や曜日の英語表記を紹介しました。
普段カレンダーを使いこなすように、カレンダーに関連する英語も使い慣れていきましょう!