海外ドラマや映画で、”You know what?”と声を掛ける場面を見たことはありませんか?
「知っている?」「何を知っている?」と直訳してしまうと会話の流れが不明になってしまいますが、これはどういう意味でしょうか。
ここでは、”You know what?”の使い方をご紹介。その他、似たような表現”You know”や例文を紹介していきます。
“You know what?”の意味は?
“You know what?”は、場面や状況によりさまざまな使い方をします。ここでは、大きく分けて3パターンの意味を紹介していきます。
意味①「あのさ」「ちょっと聞いてよ」と相手の注意を惹くフレーズ
“You know what?”は、「あのさ」「ちょっと聞いてよ」「あのね」と相手の注意をひくために使うフレーズです。
自分の気が変わったとき、アイディアを思いついて伝えたいとき、話の話題を途中で買えたいとき、相手の意表を突くような発言をするときに添える英語フレーズです。
訳)あのさあ、スーザン先生に会ってみない?彼女なら何をすべきかが分かるかもしれない。
訳)それはいいアイディアだね。ありがとうございます。
訳)あのさあ、週末にディズニーランドに行かない?
訳)うん!行こうよ!
意味②「そういえば」「そうだった」と何かを思い出したときに使うフレーズ
訳)もう家に帰れるかしら?
訳)ああそういえば、明日のため卵を買う必要があることを思いだした。一緒にお店に戻ってくれるかな?
意味③「もういいよ」「あ~もう!」と怒りがこもったフレーズ
訳)あーもう!家帰るね!さよなら!
訳)どうしちゃったの?悪いこと君に言った?
訳)やっぱり、私はこのサンドイッチにします。
訳)かしこまりました!
類似表現 “Guess what.”
類似表現に”Guess what.”という表現があります。”You know what?”と同様、基本的には「あのさ」「あのね」という意味で使われます。
大きくはあまり違いはないのですが、”Guess what.”は、自分が何を言おうとしているか、相手に推測してもらいたいときに使うフレーズです。一方で、”You know what?”は、相手に何か面白いことや今思いついたことを伝えようとしている場合に使うフレーズです。
“Guess what.”のほうが「聞いてよ!」と少し興奮気味だったり喜びだったりテンションが少し上がる雰囲気が込められています。
使い方としては、”Guess what.”と言われたら”What?”と答え、相手が伝えたい内容を話し出すという流れになります。
訳)聞いてよ。
訳)何?
訳)ケヴィンと結婚するの!
訳)あら!おめでとう!
類似表現②”You know”
訳)NYから引っ越してきたあの家族知ってる?
訳)彼は最近仕事を変えたから今仕事でとっても忙しいんだよね?
訳)うん。あと彼は婚約者との結婚準備でも忙しいみたい。
訳)昨夜はどこ行ったの?
訳)あの新しいレストランに行ったよ、あのう、郵便局のとなりのところ。
おまけ”If you know you know.”
“You know what?”は発言をスムーズに進めるフレーズ
いかがでしたか。”You know what?”は、何か意見を言いたい時、提案したいときに文章の先頭につけると、相手にその心構えを与えてくれる便利なフレーズです。
自然に会話の中に組み込むことができると、よりなナチュラルな会話に近づけることができます。
海外ドラマなどでも頻繁に使われているので、注意しながら聞いて参考にしてみるとよいでしょう。
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