皆さんは英語で「再生」を表現できますか?
日本語ではすぐに思い浮かぶ言葉でも、英語で表現するとなると難易度が上がりますよね。
こちらの記事では「再生」の英語表現はもちろん、関連表現や例文など色々な角度から紹介していきます。
では、一緒に初めていきましょう。
「再生」は英語で何という?
「再生」は同じ文字を使っても、色々な意味のある言葉ですが英語では”replay”や”reborn”、”regenerate”と表現します。
ただし、それぞれ使い道の違う英単語となるため、一つ一つ使い方を紹介していきましょう。
細かい解説も一緒にしているので、ぜひ参考にしてください。
「再生(音楽の)」は英語で”replay”という
音楽を「再生」する際に使える英単語は、”replay”となります。
日本語のカタカナ表現でも「リプレイする」なんて言ったりしますが、その元となった英単語です。
“replay”は、動詞と名詞のふたつの意味を持ち、動詞の場合は”再生する”という意味になり、名詞の場合は「再生」となります。
“replay”の変形
- replaying(現在分詞・進行形)
- replayed(過去形)
- replayed(過去分詞形)
- replays(動:三人称単数現在形)
- replays(名:複数形)
“replay”は上記の通り、名詞の場合は”ing”か”ed”、三人称単数現在の”s”が付きます。
複数形の場合は、三人称単数現在と同じ表記となるため、文章中でこの表記をみた際は文脈をしっかりと読み取りましょう。
“playback”(録音を再生する)
“replay”に近しい単語で、”playback”という英単語も存在します。
こちらは「録音」などの記録を再生するという意味があり、若干意味は異なりますが、”replay”と同じニュアンスで使える英語です。
複数形の”s”のみ意識すれば問題ないでしょう。
「再生する(生命が)」は英語で”reborn”となる
生命が「再生する」場合に使える英単語は”reborn”となります。
日本語の漢字表記では同じ「再生」を使う言葉でも、英語にする場合は全く異なる単語を使うのです。
- This robot was reborn.(このバイクは生まれ変わった)
- I want to be reborn.(生まれ変わりたい)
生命が再生する、つまり「生まれ変わる」という意味があるのがこの”reborn”の最も重要なポイントでしょう。
「再生させる」は英語で”regenerate”という
“reborn”と少し似ていますが、”regenerate”という単語も一緒に覚えておきましょう。
この単語は「再生させる」という意味を持ち、「再生する」わけではなく「させる」という点に注目です。
“regenerate”は動詞表現となることから、下記の様な使われ方をします。
- Regenerate the robot’s body(ロボットの体を再生させる)
ちなみに「再生させる」のほかにも、「(道徳的に)更生させる」「革新する」という意味があるので、「再生」に限らず色々な場面で使える便利な単語です。
「再生」の関連表現
「再生」の関連表現を4つ紹介していきます。
- rehabilitation plan:「再生計画」
- renaissance:「再興」
- revival:「復活」
- resuscitation:「蘇生」
どれも覚えておくだけで、そのまま使える便利な表現となるので、ぜひ参考にしてください。
「再生計画」 – “rehabilitation plan”
「再生計画」は英語で“rehabilitation plan”と表現します。
“rehabilitation”は、骨折や退院した後にするあの「リハビリ」と同じ意味を持つ英単語です。
“rehabilitation”には、「リハビリテーション(リハビリ)」以外にも、「社会復帰」や「再建」など様々な意味が存在します。
「再興」- “renaissance”
「再興(さいこう)」は英語にすると、“renaissance”という意味になります。
この単語はピンポイントで「再興」を表す以外に、ほとんど使い道のない単語なので、無理して覚える必要はありません。
ただし、TOEFLや難易度の高い英語試験を受ける予定のある方は、このレベルの単語もしっかりと身に付けておくと良いでしょう。
「復活」- “revival”
「復活」は英語で”revival”と表現します。
ゲームをよくプレイする方は、「リバイブ」というカタカナ表現を聞いたことがあるかもしれませんが、”revival”はその元となった”rivive”の名詞表現です。
先に紹介した「再興」や「回復」「復興」という意味でも使える単語なので、非常に便利と言えます。
「蘇生」- “resuscitation”
「蘇生」は英語で”resuscitation”と表現します。
この単語は名詞表現となり、動詞で「蘇生する」と言いたい場合は”resuscitate”と言いましょう。
“resuscitation”も難易度の非常に高い英単語であり、使い所もピンポイントなので特別覚える必要はありません。
「再生」を使った例文紹介
最後に「再生」を使った例文を紹介していきます。
先に紹介した「再生」には色々な意味がありましたが、ここで一緒にアウトプットしていきましょう。
今話題の音楽を再生する
- Replay the hottest music of the moment.
音楽を「再生する」という意味で、”replay”を使った例文となります。
“replay”には「(繰り返し)再生する」という意味があるので、単純に「曲を流す」というニュアンスにしたい場合は、”replay”から”play”に置き換えましょう。
また、”hottest”の原型”hot”は、「話題」という意味での「熱い」を意味しており、”hottest(最上級)”にすることで、その「話題性」を強調しています。
アンドロイドのバラバラになった身体を再生する
- Regenerate the Android’s disparate bodies.
「アンドロイド」は、スマホの種類ではなく今回は「未来型のロボット」を指す「アンドロイド」として紹介しています。
こちらの文章は先に紹介した”regenerate”の使い方を応用しており、”disparate bodies(バラバラになった体)”を「再生する(させる)」という意味がある文章です。
まとめ
こちらの記事では「再生」に関する英語表現やその関連表現・例文を紹介してきました。
最後にこの記事で学んだ英語表現をおさらいしていきましょう。
- replay:「(音楽を)再生する」
- reborn:「(生命を)再生する」
- regenerate:「再生させる」
- rehabilitation plan:「再生計画」
- renaissance:「再興」
- revival;「復活」
- resuscitation:「蘇生」
上記の様に、色々な英語表現を紐づけて覚えていくと脳に定着しやすくなります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。