新鮮な野菜で作ったサラダは美味しいですよね。その日の気分で、ドレッシングを替えて楽しむこともできます。
しかもサラダを食べると、何だか体に良いことをしている気持ちになれますし、体も喜んでいるような気がします。
今回は「サラダ」にスポットを当ててみます。英語ではなんて言うのでしょうか?サラダってどういう意味なんでしょう?実は「サラダ=野菜」ではないんです。
サラダにまつわる単語やフレーズをいろいろ紹介します。

 

サラダは英語でなんて言う?

サラダは英語で「salad」です。発音記号は「sǽləd」なので、カタカナにすると「サラド」(ドははっきり発音しませんが)という感じでしょうか。複数形では「salads」となります。
また「サラダを作る」と英語で言う場合は、「make a salad」を使って表現します。
「I prepare a salad.」のように「prepare」を使っても構いません。「作る」というと「cook」を思い浮かべる方が多いと思いますが、基本的に「cook」は火を使って調理する場合に使われます。

Aさん
You always eat only meat. You have to eat salad too.
訳)いつもお肉ばっかり食べて。サラダも食べなきゃダメよ
Bさん
I hate vegetables. I am not a caterpillar.
訳)野菜なんて嫌い。芋虫じゃないんだから
Aさん
Eating vegetables will help your skin.
訳)野菜を食べると肌がきれいになるんだよ
Bさん
Is that true? Then I have to eat them.
訳)それ本当?じゃあ、野菜食べなきゃ

サラダってどういう意味?どんなものを言う?

サラダってどういう意味?どんなものを言う?

サラダとは、主に生野菜に肉類やシーフード、卵、パスタなどを加え、ドレッシングやマヨネーズをかける、またはあえて作る料理のことです。
サラダは食前や、付け合わせ、正餐(ディナー)の時にはお肉料理の後に出されます。また、人によってはメイン料理になることもあります。
サラダを食べることでビタミンや食物繊維を美味しく摂ることができます。

サラダ味のお菓子は結局何味なの?

サラダ味は塩味です。サラダ味は、発売当初から「野菜サラダの味だ」とか「サラダ油の味だ」と、まことしやかに囁かれていましたが、実は「サラダ油を塗って(からめて)塩で味付けしたもの」をいいます。
サラダ味のお菓子はなんと1961年から販売されていて、日本で最初のサラダ味のお菓子は、今も新潟で限定販売されているそうですよ。新潟に行ったらお土産にぜひ買って帰りたいですね。
参考:withnews「サラダ味」は何の味なの? 皆さんの長年の疑問にお答えします!

 

サラダ油ってどんな油?

サラダ油は、「サラダにかけるための油」という意味で名づけられました。サラダ油は精製度が高いため、低温下でも他の精製油のように、濁ったり結晶化することがありません。
サラダのように比較的低温で食べる料理の場合、結晶化した油で作ると口当たりが悪くなってしまいます。
サラダ油の規格は日本農林規格(JAS)によって定められており、油菜(アブラナ)や綿実を始め、ごまやベニバナ、ひまわり、米などを原料にしたサラダ油があります。

 

「salad(サラダ)」の由来って?

「salad」は、ラテン語で塩を意味する「sal(サル)」が由来となっています。サラダの歴史は古く、すでに古代ギリシャの時代には、野草に塩を振りかけて食べる「herba salata(塩を振ったハーブという意味)」という料理があったそうです。
その後ローマ時代には、生野菜や温野菜にハーブを添えて、酢やオリーブオイル、または魚醤のようなもので味付けをして食べていたといわれています。
ローマ時代以降も他の国から野菜が伝わったりしてサラダのバリエーションはどんどん広がっていくことになります。

 

サラダのスペルは?

サラダのスペルは「salad」です。また、オランダ語では「salade(読み方はサラーダ)」、ポルトガル語では「salada(サラダ)」、フランス語では「salade(サラッド)」と、どれも似た感じです。
他にはイタリア語の「insalata(インサラータ)」、ドイツ語の「Salat(ザラート)」もありますね。

それらのどれもが「sal」を含んでいます。これが「salad」の語源なんですね。

 

サラダの語源は?サラダ=野菜ではない?

サラダ

サラダの語源は、ラテン語で塩を表す「sal(サル)」です。サラダの定義はあくまでも生の野菜、あるいは温野菜や肉類などに塩やドレッシング、マヨネーズをかけた料理ですから、何もかけずに野菜を食べる場合は、サラダとは呼べないことになります。
逆に野菜でなくてもドレッシングやマヨネーズをかけた料理はサラダと呼ぶことができるわけです。例えばマカロニサラダなどは、メインが野菜ではないけれどもサラダになります。

 

このサラダを何と言う

このサラダを何と言う

サラダにはいろいろな種類があります。少し前からメジャーになったコブサラダや、「salad」とは付かないけれど定義でいえばサラダと呼べるコールスローなどは英語でなんて言うのでしょうか。
ここではいろいろなサラダの英語での表現を表にまとめてみます。ご自分のお気に入りのサラダは英語でなんて言うのか、ぜひ覚えておきましょう。

Ham salad ハムサラダ
Taramo salad たらもサラダ
Cobb salad コブサラダ
Coleslaw コールスロー
Caesar salad シーザーサラダ
Aさん
Good morning. I made a salad for breakfast.
訳)おはよう。朝ご飯にサラダを作ったよ
Bさん
What kind?
訳)何サラダ?
Aさん
Cobb salad.
訳)コブサラダだよ
Bさん
Wow, I love it!
訳)わーい、コブサラダ大好き!

コブサラダってなに?

コブサラダは、卵、アボカド、トマト、鶏や七面鳥の胸肉、かりっと焼いたベーコン、ブルーチーズなどを角切りにしたものをフレンチドレッシングなどで合えたサラダです。
具材は好みのもので作りますが、「EATCOBB(イートコブ)」という、必ず入れなければならない具材も存在します。(Eは卵、Aはアボカド、Tはトマト)
ボリュームがあるため、食べ応えもあり、メインディッシュにもできるサラダです。

 

タラモサラダの「タラモ」は「たらことじゃがいも」じゃない?

日本では「たらことじゃがいものサラダ」を「タラモサラダ」と呼ぶため、「タラモ」は「たらことじゃがいも」のことだと思われていますが、実は「タラモ」はギリシャ語です。
「Tarama(タラモ)」はギリシャ語で「魚卵」という意味があり、「Taramosalata」は魚卵とにんにく、じゃがいもを練り合わせて作られる前菜のことをいいます。
ちなみにトルコでも「タラモサラダ」がありますが、トルコ語では「タラモ」は「Tarama(タラマ)」といいます。

 

コールスローはどうして「salad」と付けないの?

「Coleslaw」はオランダ語の「koolsalade”(キャベツのサラダ)」が語源です。これが省略されて「koolsla」と呼ばれていたものが、時を経て「cold slaw」に、そして今の「Coleslaw」に落ち着いたといわれています。
省略はされたものの、最初は「salad」が付いていたんですね。また、キャベツで作るコールスロー以外に、「Corn Slaw(コーンスロー)」や「Broccoli Slaw(ブロッコリースロー)」もありますよ。

Aさん
Hey, do you know why it’s named Caeser salad?
訳)ねえ、なんでシーザーサラダっていうか知ってる?
Bさん
No, why is that?
訳)知らない。どうしてなの?
Aさん
That’s because the salad was invented by Mexican restaurant owner Cesar Cardini.
訳)メキシコにあるレストランのオーナー、シーザー・カルディーニが考案したからだよ

まとめ

サラダの語源や由来など、調べてみるとサラダも奥が深いですよね。
サラダは海外に行った時に食べる機会が多いですし、発音もしっかり覚えておきましょう。

今回はサラダにまつわる単語やフレーズをいろいろ紹介しました。毎日のように食べるものですから、英会話に登場する機会も多いはず。ぜひ英語でサラダについて語ってみましょう。どんどん会話すればどんどん英語力がアップしますよ!Go for it!