人間なら誰しも起こりうる「体調不良」。
風邪ひいたり、なんとなく体調が悪かったりということは日常的に起こりますよね。

また、反対に体調が良いと感じることもあるでしょう。

「体調が良い」「体調が悪い」というのを英語で表現する場合、”good”や”bad”を使って表せますが、細かなニュアンスまでは伝えられません。

たとえば、海外旅行で体調を崩してしまった場合は、病院で細かなニュアンスまで体調を伝える必要があります。

そこで、今回は「体調」を英語で表現する方法を解説します。
安心して海外旅行に行けるよう、ぜひチェックしてみてくださいね。

体調の良いとき

普段の生活の中で、「体調」の変化を感じるシーンがあるでしょう。

朝、スッキリと起きられた日には体調が良いと感じたり、前日に体調が悪くても起きてみる体調が良くなっていたり……

ここでは、「体調が良いとき」を表現するさまざまな英語のフレーズを紹介します。

体調の良いとき

体調が良い様子を簡単に表現できるのが、feelという単語を使う方法です。

“feel”は「感じる」という意味があるため、「主語+feel +形容詞」で体調を表現できますよ。

Aさん
I feel good.
訳)体調が良い。

また、goodを使って表現するケースもあります。

Aさん
I’m good now.

体調が良くなっているとき

「I feel good.」「I’m good now.」は体調が良い様子を表せますが、
体調が悪かった状態から、回復してきている場合は別の表現を使います。

たとえば、I’m getting better.を使うと良いでしょう。
「I’m getting+形容詞」は「なりつつある」というニュアンスがあります。

そのため、「治りかけ」のニュアンスを表現したい場合は、I’m getting better.を使うようにしましょう。

体調不良から元気になったとき

「治りかけ」の状態を表現する際は、「I’m getting better.」を使用しますが、「完治」しているのを表現する場合は、別のフレーズを使用します。

Aさん
I feel good now.
訳)今は元気だよ。

この表現を使用する場合、「今は調子が良い」というニュアンスになります。
そのため、使用するシーンによっては「完治はしていないが、今の時点では調子が良い」というニュアンスになる場合があります。

Aさん
She has got well.
訳)彼女はもうすっかり元気になった。

完治しているのを表現する場合、「have got well」というフレーズを使うようにしましょう。

体調の悪いとき

体調の悪いとき

「体調が悪い」のを表現する際、いくつか言い方があります。

たとえば、体調が良いのを表現する際に使用したfeelを使用して表現可能です。

Aさん
I’m not feeling well.
Aさん
I don’t feel well.

また、「病気の」「吐き気がする」という意味を持つsickを使って表現するのも一般的です。

たとえば、「be sick in bed」というフレーズは、「病気で寝込んでいた」という意味になります。

Aさん
I was sick in bed yesterday.
訳)私は昨日、病気で寝込んでいた。
Aさん
I’ve been sick since yesterday.
訳)私は昨日から体調が悪い。

体調や具合の悪い人を気遣うフレーズ

体調や具合の悪い人を気遣うフレーズ

見るからに体調が悪い人がいたり、友人がしんどそうにしていたりする場合、体調を気遣うフレーズをいくつか覚えておくと便利です。

基本の表現

「Are you OK?」「Are you alright?」の2つのフレーズは、相手の体調を聞く定番表現として覚えておきましょう。

Are you OK? を使う場合、フランクな印象になるため、家族や友人に使うのがおすすめです。
一方、Are you alright?は少し丁寧な印象のある表現であるため、社内の人や知人に対して使いのが良いでしょう。

howを使った表現

「Are you OK?」を使う場合、相手がどのような体調状態か分からない場合に使用します。

一方、すでに相手が風邪や体調不良だと分かっている場合は、”how”使うようにしましょう。

Aさん
How’s your cold?
訳)風邪の様子はどうですか?
Aさん
How’s your brother?
訳)あなたの弟の様子はどうですか?

How’sで「~はどうですか」という意味になります。

Aさん
How do you feel?
訳)具合はどうですか?

「お大事に」を表現する

体調の良くないときに、「お大事に」という言葉をかけられると温かい気持ちになれますよね。

英語でも「お大事に」を表現するフレーズがいくつかあります。

Aさん
Please take care of yourself.

また、「Take care!」「Get well soon.」もお大事にというニュアンスが伝えられますよ。

メールで体調は大丈夫ですか?と聞くとき

メールで体調は大丈夫ですか?と聞くとき

相手に直接会えない場合、メールで体調を聞きたいケースがあるでしょう。

その場合、すでに紹介している「Are you OK?」「How’s your cold?」といった表現を使うこともできます。

ただ、フランクな印象となるため、親しい相手に使用するようにしましょう。

たとえば、ビジネスシーンなどのきちんとした文章で相手の体調を聞く場合、以下の表現がおすすめです。

Aさん
I’m sorry to hear you are not feeling well and I hope you will get better soon.
訳)私はあなたの体調が良くないと聞きました、お大事にしてください。

「I’m sorry 〇〇」 で、相手の体調に対する同情を示すことが可能です。

Aさん
Wishing you will recover quickly.
訳)早く回復するよう祈っています。

メールを送信する相手に対し、丁寧な印象で体調を気遣う表現をする場合、「hope」や「wishing」を使うと覚えておくと良いでしょう。

心配してくれてありがとう、と感謝の気持ちを伝える時

心配してくれてありがとう、と感謝の気持ちを伝える時

自分が体調不良になった際、相手への感謝を伝えるフレーズを覚えておきたいものですよね。

シンプルに「Thank you.」でも感謝を伝えられますが、きちんと気持ちを伝えるためにもいくつかフレーズを思えておくようにしましょう。

Aさん
Thank you for worrying about me.
訳)私のことを心配してくれてありがとう。
Aさん
Thank you for caring about me.
訳)私のことを気にしてくれてありがとう。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、体調に関連する様々な英語フレーズや例文をご紹介しました。

自分自身の体調を伝えるときに使えるフレーズもあれば、相手の体調を聞くときに使えるフレーズもあります。

ぜひ今回の記事を参考に、「体調」に関するフレーズを覚えてみてくださいね。