皆さんは、若者言葉「ドヤ顔」を英語にできますか?
日常会話で使う日本語である「ドヤ顔」に関してはもちろん、「得顔」や「どやる」「したり顔」等の類語もも併せて紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
「ドヤ顔」は英語で何て言う?
「ドヤ顔」って英語で何と言うかご存じですか?
嬉しいときや満足したときにするドヤ顔ですが、これは若者言葉なので英語変換が少し難しいです。
ということで、まずはドヤ顔の英語表現を学びつつ、日本語の意味も確認していきましょう。
「ドヤ顔」は英語で”smug face”という
「ドヤ顔」は英語にすると、”smug face”と表現します。
正し、前提として日本語での「ドヤ顔」は若者言葉であり、直接的に英語表現があるわけではない点に注意が必要です。
つまり、ここで紹介している”smug face”も近しい表現でしかなく、直接的な意味が通じ合っているというわけではありません。
“smug”は「自己満足している」様子を表す単語
「ドヤ顔」を表す”smug face”の、”smug”は「自己満足している」様を指します。
“face”は日本語でもよく聞く「顔」という意味がある為、「自己満足している顔」>「ドヤ顔」という派生をしているイメージです。
“smug look”とも表現可能
先に紹介した”smug face”は、言い換え表現として”smug look”と置き換えることができます。
これは“look”と”face”が同じ「顔」という意味を持つからであり、どちらも同じ意味として使えるので一緒に覚えておきましょう。
「ドヤ顔」は”bragging face”とも表せる
“smug face”の他にも、「ドヤ顔」は”bragging face”と表現可能です。
“bragging”には「自慢げ」という意味があり、「自慢げな顔」>「ドヤ顔」と派生していきます。
「ドヤ顔」ってそもそもどういう意味?
「ドヤ顔」は得意顔、自慢している顔を指す
ドヤ顔とはどういう意味? 《「どや」は「どうだ」の意の関西方言》得意顔のこと。自らの功を誇り「どうだ」と自慢している顔。 引用:コトバンク
ドヤ顔には、得意顔や自慢している顔をイメージする意味があるようです。
「ドヤ」には、「どうだ」という意味があったという点も、知らなかった方が多いのではないでしょうか。
若者言葉は特に、日本語としての意味を確認することで英語変換がしやすくなります。
「ドヤ顔」の類語
ここからは「ドヤ顔」の類語に関して紹介していきます。
単にドヤ顔の意味を英語で確認するだけでなく、類語もチェックすることでより一層理解を深められます。
ぜひ一緒に学んでいきましょう。
したり顔 – “triumphant look”
「したり顔」を英語で表すと”triumphant look”と表現できます。
したり顔には、「得意げな表情」という意味があるので、その「得意げな」を表せる英語として”triumphant”を当てているイメージです。
また、“triumphant look”の他にも先に紹介した”smug”がぴったりであり、言い換え表現を言うのであればこちらになるでしょう。
得顔(得たり顔)- “triumphant look”
「得顔(得たり顔)」も英語で表現する場合、”triumphant look”と表すのが良いでしょう。
「得たり顔」の意味は「得意顔」と言えることから、先に紹介した”triumphant”や”smug”を使って説明できます。
どやる – “to look smug”
最後に「ドヤ顔をする」の若者言葉である「どやる」を英語にしていきましょう。
「どやる」は、「ドヤ顔」のように名詞ではないので、単語の組み合わせで説明するのがおすすめです。
ということで、今回は”to look smug”として「どやる」を表現してみました。
「ドヤ顔」を使った例文紹介
ここでは「ドヤ顔」を使った例文を3つ紹介していきます。
どれも日常会話のワンシーンを切り取ったような文章にしているので、ぜひ参考にしてください。
試験に合格したから思わずドヤ顔をした
- I was a little unintentionally smug for passing the exam.
入試や重要な試験で合格した際に、思わずしてしまう表情を表現した例文です。
「思わず」が”unintentionally”という単語で説明でき、この副詞がないと「試験に合格したからドヤ顔した」と少し嫌みったらしくなってしまいます。
また、“smug(得意げな)”を使っているだけで、”face”や”look”を組み込んでいない点にも注目です。
必ずしも「ドヤ顔」を全て説明できる英語を使う必要なく、今回は「得意げだった」と説明することで、「得意げだった」>「得意顔をした」>「ドヤ顔した」と派生させて説明させています。
ドヤ顔は時に人を不快にさせるから注意が必要です。
- Be careful because a smug look sometimes makes people uncomfortable.
こちらは、”smug look(ドヤ顔)”を使った例文となります。
まずは文章の最初にある、”Be careful because ~”で「~だから注意」という意味です。
また、”make people uncomfortable”には、「人々を不快にさせる」という意味があり、”make 人 形容詞”の文法構造を使っています。
ドヤ顔でギターを弾くキャラクターのイラストが欲しい
- I want an illustration of a character playing guitar with a smug face.
こちらの文章は、“I want an illustration of a character(キャラクターのイラストが欲しい)”を基本とし、追加要素を後続にくっつけることで成り立っています。
“playing guitar(ギターをプレイしている)”が、追加要素①だとすると、”with a smug face(ドヤ顔で)”が追加要素②となるでしょう。
あとは簡単な足し算となっており、“I want an illustration of a character”+”playing guitar”+”with a smug face”で、こちらの文章が完成するという複雑そうに見えてシンプルな構造となっています。
まとめ
こちらの記事では「ドヤ顔」に関する英語を、色々な側面から紹介してきました。
色々なドヤ顔を説明できる英語がありましたが、一緒におさらいしておきましょう。
- smug face / look(ドヤ顔)
- bragging face(ドヤ顔)
- triumphant look(したり顔 / 得顔)
- to look smug(どやる)
どれも「ドヤ顔」やその類語を表す表現ですが、まずは1つだけインプットするのがおすすめです。
本記事で紹介した例文も照らし合わせながら、ぜひ勉強してみてください。