日々生活をしているとさまざまなことが起こりますが、その際「人生いろいろ」「人生は予測不可能」などと表現しますよね。

また、生活する中で起こるさまざまな出来事を「人生は~」という言葉で表現しますが、英語では何と言うのでしょうか。

そこで今回は、英語で「人生」は何と言うのか、さらには「人生いろいろ」「人生は予測不可能」などの表現も解説します。
英会話で使えると便利な表現なので、ぜひ参考にしてくださいね。

「人生」は英語で?

「人生」は英語でlifeと言います。

英語の発音がカタカナで表現されるようになっているので、日本語でも「ライフ(life)」というのは身近な単語の一つですよね。

しかし、lifeは「人生」という意味だけでなく、「命」「生命」という意味でも用いられます。

Aさん
My life will go on.
わたしの人生は続きます。
Aさん
There are no shortcuts in life.
人生に近道はないです。

こちらはlifeを「人生」という意味で使った文章です。

Aさん
His life is in danger.
彼の命が危ないです。
Aさん
His player life is over because he got hurt seriously in the traffic accident.
彼はその交通事後で大怪我をしたので、選手生命が終わりました。

こちらはlifeを「命」という意味で使った文章です。このように、lifeは「人生」という意味で用いられることもあれば、「命」「生命」といった使われ方もあるので覚えておきましょう。

「life」を使ってさまざまな意味を表現しよう

「life」を使ってさまざまな意味を表現しよう

lifeは「人生」や「命」「生命」といった意味ですが、意味が派生してlifespanやlifetimeといった単語もあります。

ここでは、lifeが含まれる英単語を紹介します。

寿命

生存期間を表す場合、日本語では「寿命」といいますが、英語ではlifespanと表現されます。

spanはカタカナで「スパン」という単語があるように、「期間」「時間」「しばらくの間」といった意味があるでしょう。

そのため、lifespanを直訳すると「人生の期間」となり「寿命」という意味を表現できるのです。

Aさん
What is the lifespan of Japanese women?
日本人女性の寿命はどのくらいですか?
Bさん
The average lifespan of Japanese women is 80 years.
日本人女性の平均寿命は80歳です。

モノの寿命

モノが故障せずに使える期間のことを「寿命」という言葉で表現することがありますが、英語でも「有効期限」「寿命」といった意味合いでlifeという単語を使うケースがあります。

Aさん
My cellphone is almost at the end of its life.
わたしの携帯電話はほとんど寿命が終わっています。
Aさん
You can extend the life of your cellphone by cleaning it sometimes.
ときどき掃除をすると、携帯電話の寿命を延ばすことができます。

一生・生涯

生きている間、生まれてから死ぬまでのことを「一生」「生涯」といいますが、これを英語でlifetimeと言います。

ちなみに「once in a lifetime」で「一生に一度」という意味になるので覚えておきましょう。

Aさん
I give you the treasure of a lifetime.
わたしは一生の宝物をあなたにあげます。
Aさん
That was a once in a lifetime experience.
それは一生に一度の経験でした。

暮らし方・生き方・生活様式

「暮らし方」や「生き方」を表す際、「ライフスタイル」という言葉を使うことがありますが、英語でlifestyleも同様の意味の名詞です。

Aさん
I got tired of that lifestyle.
わたしはその暮らし方に飽きました。
Aさん
Her lifestyle has much changed in a half year.
彼女の生き方はこの半年で大きく変わりました。

「人生いろいろ」「人生は予測不可能」など人生に関連する英語表現

「人生いろいろ」「人生は予測不可能」など人生に関連する英語表現

lifeは「人生」「命」といった意味がありますが、意味が派生して「lifespan=寿命」「lifestyle=生き方・暮らし方」などの意味も表現できることがわかりました。

では、「人生いろいろ」「人生は予測不可能」など人生に関連する言葉は英語で何と表現するのでしょうか。

人生いろいろ

生きていると楽しいこともあれば、辛いこと、しんどいことを経験することもあるでしょう。そんな状況を「人生いろいろ」と言いますが、英語では「Life is full of ups and downs.」と言います。

Aさん
Life is full of ups and downs.
人生いろいろだね。

「full of ~」は「~でいっぱい」という意味で、「ups and downs」は「浮き沈み」「上り下り」などの意味があるので、いいこともあれば、悪いこともあって状況や感情が上下している様子を表現できます。

人生は予測不可能

人生いろいろという表現と少し似ていますが、思いがけないことが起こることを「人生は予測不可能」と言います。

英語で表現すると意外に言葉が出てこないかもしれませんが、「人生は予測不可能」は英語で「Life is unpredictable.」と言います。

Aさん
Life is unpredictable.
人生は予測不可能だね。

predictableは「予言できる」「意外性のない」といった意味の形容詞のため、接頭辞で否定の意味を持つ「un」を付けることで「unpredictable=予言できない、意外な、予測不可能な」という意味に変わります。

人生は素晴らしい

「Life is beautiful.」は「人生はすばらしい」という意味です。

聞いたことがある表現かもしれませんが、beautifulは「美しい」だけでなく「すばらしい」「申し分のない」という意味にも訳されるので覚えておきましょう。

人生終わった(もうだめだ)

大きな失敗をしたり、ショックを受けるような出来事が起きたりした時に、もうだめだというニュアンスで「人生終わった」と表現することがありますね。

やや自虐的なニュアンスで表現されることもありますが、英語では「My life is over」と言います。

Aさん
My life is over.
人生終わった。(もうだめだ)

overは「~を覆って」というコアイメージがあり、「~を超えて」「上に」「頭上に」という意味のほか、「終わり」という意味もあります。

まとめ

今回は「人生」の英語表現について解説しました。

「人生」は英語でlifeと言いますが、lifeには「命」という意味もあるので覚えておきましょう。また、lifespanは「寿命」、lifetimeは「一生」「生涯」など、さまざまな関連単語があるのでチェックしておいてくださいね。

そのほか、「人生いろいろ」「人生終わった」なども英会話で使えると、会話の幅が広がります。

ぜひ今回の記事を参考に、「人生」に関する英語表現を覚えてみてくださいね。