大切なペットの体調が悪くなったら、真っ先に動物病院に連れて行くという方がほとんどでしょう。
また、最近はペット用の保険があり、ペットを病院に連れて行くハードルが低くなっているでしょう。
そこで、今回は「獣医って英語でなんていうの?」をテーマに、獣医にまつわる英語や実際に使える英語例文を紹介します。
「獣医」とは
獣医の正式名称は獣医師であり、主にペットや家畜の診断や治療を行う動物専門の医師です。
獣医になるには、国家試験に合格しなければならないほか、農林水産大臣の免許を受ける必要があります。
日本では獣医師になるための大学に通い、国家試験の合格を目指すのが一般的です。
一方、アメリカでは大学卒業後に専門職大学院に4年間通う必要があり、日本で獣医師免許を取得するよりもハードルが高いといえるでしょう。
「獣医」ってどんなときに使う?
獣医は主に動物病院で働いているイメージがありますが、実際は動物病院のほかに畜産農家などに派遣された家畜の診断や予防、治療などを行っていることも少なくありません。
ただ、やはり身近なのは動物病院で働く獣医です。
犬や猫などのペットの体調が悪いときなどに、獣医による診断を受けて治療をしてもらうという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、獣医のほかに、動物病院や獣医師学校など、獣医に関連する言葉がたくさんあり、日常会話の中でもよく使われます。
「獣医」は英語でなんていうの?
獣医は動物を専門とした医師のことですが、英語ではどうやって表現するのでしょうか。
医師はdoctorなので、動物という意味のanimalと組み合わせて、animal doctorと表現するのでは?と思われた方もいるでしょう。
しかし、実際はanimal doctorではなく、veterinarianといいます。
あまり聞いたことがない方も多いかもしれませんが、veterinarianが獣医という意味です。
ただ、会話の中ではvetと省略することが多いでしょう。
ここで、「animal doctorでは意味が通じないの?」と疑問に思われる方も多いかもしれません。
一般的に、animal doctorといっても、意味は通じることがほとんどです。
突然、veterinarianといわれても、どういう意味かわからず、相手に意味を聞き返すと、”animal doctor”と言い換えてくれることもあるでしょう。
また、こどもと会話しているときは、animal doctorを使うことがあります。
ただし、正確にはveterinarianなので、正式な言い方を覚えておくことをおすすめします。
「獣医」にまつわる英語表現を紹介
ここでは、獣医にまつわる英語表現をみていきましょう。
- 獣医師:veterinarian
- 獣医師学校:veterinary school
- 動物病院:veterinary clinic (vetsでも可)
- /獣医学:veterinary medicine/science
- 獣医大学:veterinary college
「獣医」を使った実際に使える英語例文集
ここでは、「獣医」に関する実際に使える英語例文を見ていきましょう。
こんにちは。元気ですか。今からどこにいくのですか。
元気ですよ。今から猫を動物病院に連れていきます。
私の犬が体調悪そうなんです。
動物病院に連れて行ったほうがいいですよ。
将来、なにになりたいですか。
動物が好きなので、獣医師になりたいです。
獣医師になりたいなら、動物病院に行かなければなりませんよ。
はい。知っていますよ。 入試のために勉強をがんばらなければなりません。
あなたの動物病院には、獣医師は何名いますか。
3名の獣医師がいます。
veterinarianは覚えておいたほうがいい?
veterinarianはあまり聞きなじみがない言葉ですが、覚えておいて損はないでしょう。
英語のレベルとしては英語検定準1級以上の単語といわれていますが、英語圏では会話の中で使用されることがあります。
もちろん、veterinarianの代わりにanimal doctorを使っても問題ありませんが、どちらかというとこども向けの単語のイメージが強いです。
そのため、できればveterinarianを覚えて、会話の中でも使いこなせるようになったほうがいいでしょう。
とはいえ、アルファベットの数も多く、発音が難しいので覚えにくいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、おすすめなのが反復学習です。
単語を発音しながら、ノートに何度も書いていると自然と覚えられます。
ここでポイントなのが、実際に声に出すということです。
人は文字を書くよりも、声に出すほうが覚えやすいといわれています。
そのため、実際に声に出しながら文字を書くことで、頭に入ってきやすいのです。
veterinarianのような難しい英単語でも、この方法を使えば簡単に覚えられるかもしれません。
英単語を覚えるのが苦手な方や英語学習につまづいている方は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「獣医って英語でなんていうの?」をテーマに獣医の英語表現や獣医にまつわる英語を紹介しました。
「獣医」は英語でveterinarianといい、動物病院はveterinary clinicといいます。
あまり聞きなじみがない言葉かもしれませんが、英語圏ではたびたび使用します。
ただ、こどもと会話するときはveterinarianより、animal doctorが使われることが多いでしょう。
とはいえ、正式にはveterinarianなので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
難しい単語なので覚えにくいかもしれませんが、何度も反復すれば自然と覚えられるようになります。
さらに、実際に使える英語例文も紹介したので、状況をイメージしながら、ぜひ英語学習の役に立ててください。