お手頃なお値段で食事ができることから、家族連れで利用する人も多いファミレス。
モーニングやランチ、夕食はもちろん、お茶しに行ったり、夜中に軽く食事もできる24時間OPENのファミレスは便利ですよね。さて、このファミレスって英語ではなんて言うのでしょうか?「ファミレスでランチ食べない?」って言いたい時、英語ではどう言えば良いのでしょう?今回はファミレスにまつわる単語やフレーズを紹介します。

 

ファミレスは和製英語、では「Family restaurant」は?

ファミレスは和製英語、では「Family restaurant」は?

ファミリーレストランを略した「ファミレス」は、英語ではありませんが、「Family restaurant」は英語です。「家族で気軽に楽しめるレストラン」のことをさします。
または「家族経営のレストラン」という意味で使われることもあります。(そちらの意味の方が強いかも知れません)
ファミレスや「Family restaurant」のように、味が特に優れているわけではないけれど、気軽に行けるレストランのことを英語では「Diner」とか「Casual reutaurant」といったりします。「Diner」は24時間OPENで、日本のファミレスに近いといえるでしょう。

Aさん
Sorry, did I keep you waiting?
訳)ごめんね、待った?
Bさん
I just got here.
訳)私も今着いたところ
Aさん
Have you ordered anything?
訳)何か頼んだ?
Bさん
Not yet. What should I eat?
訳)まだだよ。何を食べようかな

 

海外のファミレス事情

海外のファミレス事情

海外にもファミレスはありますが、日本のものとはスタイルが異なるようです。外国人から見ると、日本のファミレスは「ファミレスなのに美味しい」とか「メニューがたくさんある」と評判ですし、子供向けメニューは日本らしいおもてなしの精神から生まれたものといえます。では海外のファミレスはどういうスタイルなのでしょうか。いくつか紹介してみましょう。国によってかなり違いがありますが、それぞれの良さもありますよ。

 

アメリカのファミレス

アメリカは「ファストフードが多い国」というイメージがあり、実際そうなんですが、ファミリーレストランも多いんです。キッズメニューもあってボリュームたっぷり。
食べきれなければ持ち帰りもできるのもうれしいところ。
またお店によって焼き立てのパンやポテトが食べ放題のところもあるので、アメリカに旅行したら一度はアメリカのファミレスを体験してみると楽しいかも知れません。

 

イタリアのファミレス

イタリアは世界有数の食の国といわれていますが、意外にもあまり外食をしない文化があるようで、ファミレスが登場したのもここ最近のことです。
イタリアのファミレスは、気軽に入れて価格もお手頃、子どもにおもちゃをくれたり、ワンプレート料理が多いなど、日本のファミレスとの共通点も多いですが、味はすごく美味しいんだとか。イタリアに行った際にはぜひ足を運んでみたくなりますね。

 

韓国のファミレス

韓国には「ファミレス」と呼ばれるジャンルのお店がありますが、日本のファミレスとはだいぶ内容が違います。韓国の人気のファミレスに「VIPS」というお店がありますが、値段はかなり高く、普通のレストラン並みです。
これは、韓国のファミレスは「家族やカップルで豪華な食事を楽しむ場所」という位置づけだからなんですね。韓国のファミレスの場合、サラダバーが肉類や揚げ物、デザート食べ放題なので、サラダバーのみ注文する人も多いようです。
またクレジットカードで払うと割引を受けられるサービスがあることも特徴的です。

韓国のファミレスVIPSの公式ホームページ「VIPS」

インドネシアのファミレス

インドネシアは外食する人が多いため、インドネシア料理のファミレスやチェーン店が多いです。だいたい200~300円位と考えれば良いでしょう。(円安が続いているので現在はもう少し高くなっていると思われます)屋台で食べるより衛生的で安心かも知れません。
旅行の際は地元の料理が食べてみたくなりますから、ファミレスで手軽に食べられるのはうれしいですね。「SOLARIA」はジャカルタを中心に広くチェーン展開しているお店です。

Aさん
I’m curious about the Indonesian family restaurant.
訳)インドネシアのファミレスが気になるわ
Bさん
I would love to go to an Italian one.
訳)私はイタリアのファミレスに行ってみたい
Aさん
Let’s plan our trip ASAP.
訳)早速、旅行の計画を立てようよ

ASAP: as soon as possibleの略(できるだけ早く、なるはや)

 

チェーン店って英語ではどう言うの?

チェーン店は英語で「chain restaurant」といいます。日本にはたくさんのチェーン店があります。牛丼や和食、定食屋やラーメン店などもチェーン店が多いですよね。
最近では「味千ラーメン」や「coco壱番屋」など海外進出している日本のチェーン店も多く、その国独自のメニューがあるお店もあります。海外限定メニューや海外版のお店を逆輸入しているお店もありますから、機会があればぜひ海外版の味を試してみたいですね。

Aさん
They have pretty good hamburgers for a chain restaurant.
訳)あそこはチェーン店にしてはかなり美味しいハンバーガーを出すんだよ
Bさん
That’s right. I crave for them once in a while.
訳)だよね!たまに無性に食べたくなるんだ
Aさん
I know!
訳)わかる~

 

「ファミレスで食事しよう」って英語でなんて言う?

「ファミレスで食事しよう」って英語でなんて言う?

「ファミレスで食事しよう」って英語で言えますか?ファミレスの部分を変えれば、結構使う頻度の多いフレーズですよね。友達とご飯に行く時は、それほどお金のかからないファミレスが良い、という人が多いようです。たしかにドリンクバーがあるから食事の後もそのままデザートタイムが楽しめますしね。では「ファミレスで食事しよう」と英語で言いたい時はどのような表現を使えば良いでしょうか。会話形式で確認してみましょう。

Aさん
I’m broke this month. Can we go to a family restaurant for lunch today?
訳)今月、ピンチなの。今日のランチはファミレスで良い?
Bさん
You too?
訳)あなたも?

 

ドリンクバーは英語なの?

ドリンクバーは和製英語です。日本のファミレスにあるようなドリンクバーは、英語でドリンクバーを説明する場合には「Free refills(お代わり無料)」とか「All you can drink menu(飲み放題)」という表現を使います。またファミレスでドリンクバーのマシン(炭酸飲料が出る機械)のある場所を「Soda fountain」と呼びます。
ドリンクバーのことを「free drink」と言ってしまう人がたまにいますが、ドリンク無料になってしまいますから気をつけましょう。

 

まとめ

日本のファミレスは、外国人から「ファミレスなのに美味しい」といわれますが、海外にもまた違った魅力を持つファミレスがあるんですね。
外国人のお友達とファミレスに行くことがあったら、お友達の国のファミレス事情を質問してみると楽しいですよ。その時にはぜひ今回紹介した単語やフレーズを使ってみてください。きっと話が弾むと思いますよ!それでは、See you next time!