「英語を話せるようになってほしい」
「小さいうちから英語に触れさせたい」

子どもが生まれて言葉を発するようになってくると、上記のような期待からプリスクールや通信教材に興味を持ち始めたという人もいるのではないでしょうか。

しかし、英会話教室や教材の種類は非常に多く、どれがいいのかわからなくて困っている人も少なくありません。

そこで今回は、子ども向けオンライン英会話について、フィリピン人講師をおすすめする理由、学ぶ際のメリットと注意点を解説します。

 

フィリピン人の英語力はどのくらい?

英会話スクールやオンライン英会話を調べると、講師の出身国を選べるところがありますよね。

ネイティブスピーカーか日本人のどちらかを選択する場合が多いですが、最近ではフィリピン人の講師がとてもたくさん増えてきています。

「ネイティブじゃないんでしょ?」
「フィリピン人は英語を教えられるの?」
と疑問に思った人も多いでしょう。

じつは、フィリピン人の英語力は日本人と比べ物にならないくらい高いということを知っていましたか?

国際教育事業を牽引する企業イー・エフ・エデュケーション・ファーストが毎年実施している「EF EPI 英語能力指数」の結果によると、フィリピン人の英語力が非常に高いことがわかります。

2021年は18位、2022年も22位と「高い」レベルを維持しているフィリピンに対し、日本はかなり低く英語力に差があるのは一目瞭然です。

2022年 EF EPI
スコア|世界順位
2021年 EF EPI
スコア|世界順位
フィリピン 578|22位 592|18位
日本 475|80位 468|78位

参照元:https://www.ef.com/wwen/epi/

フィリピン人はなぜ英語が得意なの?

アジアではシンガポールに次いで英語ができる国であるフィリピン。

英語を母国語としないフィリピン人は、なぜそんなに英語が堪能なのでしょうか。

その理由として、以下の2つが考えられます。

  • 政府主導の英語教育
  • 就業の必須条件

フィリピンは、1898年〜1946年もの長い間、アメリカの植民地とされていました。このとき、アメリカから大量に送り込まれた宣教師たちによって英語教育がなされた結果、フィリピンで英語が一気に普及していきます。

太平洋戦争が終わりアメリカから独立した後も、政府主導で英語教育が引き継がれました。

フィリピンでは、小学校入学時から母国語以外を英語で教わります。大学の授業や教科書はすべて英語のため、高校までに英語を習得していることが当たり前となっているのです。

フィリピンは、超がつくほどの学歴社会なのを知っていますか。フィリピンの主要産業のうち1割を占めるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)やその他外資系企業への就業を勝ち取るためには、英語力が必須条件とされています。

BPOで得られる年収は一般的なフィリピン人と比べて5~10倍も違うため、幼いころからの英語学習はフィリピン人にとって必要不可欠といえるでしょう。

フィリピン人講師の英語に「なまり」はある?

「教わるならやっぱり英語ネイティブがいい」
そんな風に思っている日本人は多いですよね。

アメリカやイギリス、オーストラリアなどのネイティブスピーカーは、生まれたときから実際に英語を聞いて使って育ってきています。

そのため、いわゆる教科書英語のような話し方は全くしなかったり、口語ならではのカジュアルな「使える表現」が豊富だったり、日本人にとって大変魅力的です。

しかし、ネイティブじゃないと英語は全然上達しないのでしょうか?

日本にあるさまざまな英会話スクールやオンライン英会話には、ネイティブでないフィリピン人講師も多数在籍しています。

彼らはネイティブではありませんが、英語力ではネイティブと肩を並べるほどの実力があります。

就業には英語が必須であることからもわかるように、英語を使って仕事をしているフィリピン人が非常に高いスキルを持っていることは明らかです。

なまりは日本語でいう方言と同じようなもの。

たとえば、生まれも育ちも関西の大阪弁を話す先生は、標準語で国語を教えないでしょうか。そんなことはないですよね。

第二言語として幼い頃から勉強を重ね、高い能力を持つフィリピン人講師は、同じく第二言語として英語を学ぶ日本人にとって最適な指導者といえます。

フィリピン人講師に「フィリピンなまりはない」といえば嘘になりますが、ビジネスで通用する英語力は、ネイティブの使う英語に限りなく近いといえるでしょう。

オンライン英会話でフィリピン人講師から学ぶメリットやネイティブとの違いを解説

子どもオンライン英会話でフィリピン人講師を選ぶメリット

フィリピン人講師の子どもオンライン英会話を選ぶメリットと注意点

「仕事や留学で必要だから」
「受験英語しかやってこなかったから」
大人になって英会話を習い始める人は多いですが、じつは子どもの早期英語教育のスタートに最適なのがオンライン英会話です。

コロナ禍で急速に普及した画面越しの学習スタイルは、今や定番化されつつあります。

手軽さ、面白さ、リーズナブルな価格の3拍子が揃ったオンライン英会話は、就学前から遊び感覚で習い始める子も少なくありません。

そんなオンライン英会話で活躍している講師の多くがフィリピン人です。
フレンドリーで親しみやすく、ホスピタリティあふれる細やかな対応が人気を集めています。

子どもオンライン英会話でフィリピン人講師から教わるメリットは以下の3つです。

  • 明るくて人懐っこい性格
  • 学習者目線の共感と指導
  • レッスン料金の安さ

明るくて人懐っこい性格

フィリピン人の国民性として、明るく社交的で人懐っこい性格の人が多いのが特徴です。

フィリピン人講師は、どんな生徒にも笑顔で積極的に話しかけてくれるので、初心者でも緊張せずリラックスしてレッスンを受けられます

学習者目線の共感と指導

英語を母国語としないフィリピン人講師は、「英語学習」の面ではネイティブ講師より長けているといっても過言ではありません。

英語や海外の人と初めて出会う子どもにとって、明るく楽しく授業を進めてくれるフィリピン人講師は最適です。

さらに、第二言語として英語を習得する難しさや悩みも共有できるのは、フィリピン人講師ならではといえるでしょう。

レッスン料金の安さ

フィリピンの平均月給は約4万円、日本の約1/10です。講師の人件費が低いため、スクールは比較的安いレッスン料金を提供できます

子どもの習い事は、何かとお金がかかるもの。英会話は続けていくことで身に付くので、リーズナブルな料金で受講できるのは経済的なメリットが大きいでしょう。

子どもオンライン英会話でフィリピン人講師に教わるときの注意点

子どもオンライン英会話でフィリピン人講師に英語を教わる際に、気を付けておきたいのは以下の2つです。

  • 発音の違い
  • ネット回線の弱さ

発音の違い

フィリピン人講師はネイティブスピーカーではないので、なかにはアメリカ英語やイギリス英語に代表されるような正確な発音をしていない講師もいます。

しかし、発音の違いはフィリピン人講師に限ったことではありません

オーストラリア人に多い「オージーイングリッシュ」は、「i」を「 oi(オイ)」、「a」を「ai(アイ)」と発音することはよく知られていますよね。

ネイティブでも発音には国や地域によって違いがあるので、英語力の高いフィリピン人講師の発音だけに注目して避けてしまうのはもったいないでしょう。

フィリピンなまりの独特の発音が気になる場合は、複数の講師の授業を受けてみて、気に入った講師に教わるのがおすすめです。

ネット回線の弱さ

フィリピンは、日本に比べてインターネット環境が整備されていません。そのため、回線の不具合で授業ができないといった事態もまれに起こります。

とはいえ、日本のオンライン英会話サービスを仲介して受講していれば、急なキャンセルや休講には必ずフォローがついているのでそこまで心配する必要はないでしょう。

フィリピン人講師が教える子どもオンライン英会話を選ぶポイント

フィリピン人講師は明るくてフレンドリー、さらに英語力も高く、子どもが楽しく英会話を学ぶのにぴったりです。

そこで、数多くあるフィリピン人講師が教えるオンライン英会話で、親も子どもも満足できるスクール選びのポイントをお伝えします。

ポイントは以下の3つです。

子どもが学びやすい教材や環境
続けて学べるレッスン料金
予約の取りやすさ

子どもが学びやすい教材や環境

子どもが英会話を継続するには、遊びの要素が必要です。受け答え以外にも、子ども自身が考えたり、積極的に問題を解いたりする教材だと、集中してレッスンに取り組みやすいです。

またスクールによって、レッスンを受けた日に色が付くカレンダーや、先生から「よくできました」の星がもらえるシステムなどもあります。

子どもがやる気を起こすような施策も、オンライン英会話で重視したいところです。

提供している教材や環境は、サイトや無料体験を利用して確認しておきましょう。

続けて学べるレッスン料金

子どもにはいろんなことを学ばせたい親御さんも多いでしょう。しかし経済的な負担になり、結果辞めることになってしまうのは避けたいですよね。

オンライン英会話は月額料金、またはチケットやポイント制など、スクールによってさまざまな料金体系があります。

予算に合わせて、無理なく続けられる料金を選びましょう。

予約の取りやすさ

希望する時間帯に予約が取れるかは、スケジュール管理をする上で重要です。

講師検索の画面から、レッスンを受けたい時間でどれくらい講師の予約枠があるのか確認してみましょう。

また先の予約を受け付けていると、曜日や時間帯を固定でき、レッスンが習慣化しやすくなります。決まった日にレッスンをすることが学習ルーティーンとなり、英会話学習の継続につながります。

キッズ向けオンライン英会話は効果ある?サービスを利用するメリットや英語を学ぶコツを紹介

フィリピン人講師の子どもオンライン英会話おすすめ

フィリピン人講師が子どものオンライン英会話にぴったりだということを説明しましたが、コースが知りたいと思った親御さんも多いのではないでしょうか。

オンライン英会話が初めての子どもに特におすすめなのがKiminiオンライン英会話です。

145の豊富なコースから子どもにぴったりのレッスンを選べるのが特徴です。

お子様のコースは以下のコースがおすすめなようです。

フィリピンのセブ島から送る、個性豊かな講師たちの熱心なレッスンは多くの受講生から人気があります。

大人向けのコースも展開があるため、これを機に親子で英会話を始めてみるのもいいかもしれません。

無料体験のキャンペーンも実施しているので、気になったらホームページやSNSの公式アカウントをチェックしてみましょう。

まとめ

子ども向けオンライン英会話について、フィリピン人講師をおすすめする理由、学ぶ際のメリットと注意点を解説しました。

フィリピン人講師の高い英語力と親しみやすい明るい性格は、子どもの英会話学習に最適です。

厳しい試験やトレーニングを積んだ講師は、発音においてもネイティブと大きな差はないといえます。

言葉やアルファベットに興味が出てきたら、安心と信頼の「Gakken」が提供するKiminiオンライン英会話で、英語学習をスタートさせてみてはいかがでしょうか。