学校に通っていると必ずある「テスト」。また、学校に入るために必要な「試験」や、大学の研究で行われる「診断テスト」や「実験テスト」、様々な「資格試験」。
世の中には様々な「テスト」があります。今回は、それぞれの「テスト」の言い方、その例文をご紹介していきます。
「テスト」は英語で何と言う?
テストは英語でそのまま「test」と言います。複数形だと「tests」になります。
ただ、日本語の「テスト」と違うところは、英語の「test」は「試験」の意味よりも「検査」や「試作しているものを試してみること」という意味で使うことが多いです。
「test」の類語は「exam」「quiz」「experiment」「assessment」などがあります。以下これらの違いを説明していきます。
「学力を測るテスト」は何という?
学生が学校や塾で受ける中間テストや期末テストなどの学力試験は「exam」と言います。これは、「examination」を略した言葉です。複数形は「exams」です。学校のテストを「test」とはあまり言わないので覚えておくと良いでしょう。
中間テスト「midterm exam」、期末テストは「final exam」、模試は「mock exam」と言います。
また、ちょっとした小さなテストを「quiz」ということもあります。複数形は「quizzes」です。そして、抜き打ちテストのことを「pop quiz」「surprise quiz」などと言います。
日本の「クイズ」は「謎解き」「なぞなぞ」というイメージがあるので、少し英語圏とは意味が違うのが注意点です。
There was a pop quiz in history class today. The result was horrible.
訳)今日歴史のクラスで抜き打ちテストがあったよ。結果は散々だったよ。
But it was a good opportunity to know your knowledge level, because you will have an final exam next week anyway.
訳)でも、それは君の知識レベルを知るのに良い機会だったんじゃないかい?だって来週には結局期末試験があるんだし。
性格などを診断する「テスト」「評価」「査定」は何という?
試験の評価や人物や環境、状況の評価にも使われる「テスト」「評価」「査定」は英語で「assessment」と表現します。
見積もりをしたり、様々な質問をして総合的に評価・査定・診断をするときに使えます。
例えば、「性格診断」は英語で「personality asessment」と言います。
実験などの「テスト」は何という?
上で示したように、「test」は何かの「検査」に使われることも多いです。また、何かを発見したり仮説を検証したりするテストのことを「experiment」と言います
例えば、「blood test」は「血液検査」です。
「test」は、使い方としては「do tests on…」「run tests on…」で「〇〇を検査をする」と文章を作ることができます。
How was the test you were talking about?
訳)前話してた検査はどうだった?
I ran an DNA test on my daughter and found out that my wife is not her mother.
訳)DNAテストを娘にしたんだけど、娘の母は私の妻じゃないことがわかったよ。
「資格試験」は何という?
資格試験は、「a certifying examination」「a qualifying examination」と言い、「examination」の英単語で表現ができます。
certifyingやqualifyingは「資格」「認定資格」というニュアンスの意味の英単語になります。
また、資格試験に関連して「国家資格」は「a national license」「national qualification」と表現します。
「テスト」を使った例文をご紹介
ここでは、学校で使える「テスト」を使った例文を場面ごとにご紹介いたしします。
「テストを受ける」の例文
学校などで中間テストなどの「テスト(試験)を受ける」と英語で言いたい場合は「take an exam」と言います。「テストがある」は「have an exam」と英語で言います。
I have my history exam tomorrow so I have to study tonight.
訳)明日歴史のテストがあるから、今夜は勉強しないといけないんだ。
Oh, good luck. I just took the math exam this morning. I am so tired.
訳)おお、がんばってね。私は今朝数学のテストがあったよ。とっても疲れた。
「テストをする」の例文
〇〇を「テストする」「テストを行う」と表現する英語は「take a test」「test 〇〇」「to perform an exam」です。ここでの「テストをする」の意味は「テストを受ける」というよりも、「実験をする」「テストを実施する」というニュアンスになります。
Today we are going to test drone delivery of food.
訳)今日は食品のドローン配送をテストします。
「テストが悪かった・良かった」の英語での例文
テストが悪かった、または良かったという場合は、
- I got a bad score on the test.(テストの結果が悪かった。)
- I got a good score on the test. (テストの結果が良かった。)
- I didn’t do well on the test. (テストの結果が悪かった。)
- I did well on the test. (テストの結果が良かった。)
などと言います。また、
- It was not so good. (あまり良くなかった。)
- It was good. (良かった。)
- I couldn’t do well. (あまり良くなかった。)
などとも言えます。
How did you do on the test?
訳)テストどうだった?
Well, I got a good score!
訳)うん、いい結果だったよ!
学校の「中間・期末テスト」を使った例文
英語で「中間テスト」「期末テスト」はそれぞれ
中間テスト「midterm exam」、期末テストは「final exam」と言います。
The final exam is approaching.
訳)期末テストが近づいてるね。
You have been studying hard again because you scored in the last mid-term exam the second best in the class.
訳)君は前の中間テストでクラスで2番を取ったから今回もまたすごい勉強しているね。
「Test」「Exam」を使い分けて学校で使ってみよう
いかがでしたか?学校で使う「テスト」「試験」の英語は「Exam」が多い一方、化学の実験の「Experiment」や調査などでおこなわれる「Test」など、さまざまな「Test」があります。
例文や使われ方を知っておくと、学校でもスムーズに使うことができます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。