「褒める」と言う言葉はどのようなときに使われやすいでしょうか。
相手が良い行いや優れた様子であることに対してポジティブな言葉として「褒める」言葉を伝えます。
日常生活でも使われやすい言葉であり、「褒め言葉」の英語表現を理解して英会話で活用しましょう。
本記事では、「褒める」を英語で言うときの英語表現や使われやすい「褒め言葉」について紹介します。
「褒める」って英語でなんて言うの?
「褒める」を英語で表現する場合、主に以下の3つの英単語があります。
・praise
・compliment
・commend
これらが持つ「褒める」の意味について具体的に解説します。
praise
praiseは 動詞で、〜を褒める、称賛する、おだてる、と言う意味があります。
名詞では、称賛、褒めること、賛美を表せます。
どのような場合に褒めるのかと言うと、相手が努力して何かをやり遂げたり、困難なことを達成するなど、行動に対して称賛する、褒めるときに使います。
例文
ジョンは息子が宿題を頑張ったので褒めました。
担任は学生の賢さを賞賛します。
努力した学生は校長先生から褒められました。
compliment
complimentは動詞で、〜に褒める、称賛する、賛辞する、好意を示す、お世辞を言う、ことを意味します。
どのような場合に褒めるのかと言うと、相手の身なりや身に着けているものなどが素敵であることを称賛するときに使います。
例文
アンナは私の新しいシューズを褒めてくれました。
ジョンは友達のかっこいい髪型を褒めました。
私たちは彼女の美しいドレスを褒めました。
commend
commendは動詞で、〜を褒める、称賛する、推薦する、表彰することを意味します。
意味のニュアンスはomplimentと同じで、相手が行った行動や働き方に対して賞賛するときに使います。
例文
警官たちの勇敢な様子は人々に称賛されました。
ボスは彼女の努力を賞賛しました。
太郎はダンス大会でその素晴らしさが賞賛されました。
「褒め言葉」にまつわる様々な英語表現
ここでは「褒め言葉」として使われるフレーズについて解説します。
褒め言葉として良く使うのでgoodがあります。
他にも同じ様なニュアンスで相手を褒める表現はたくさんあり、日常会話でもたくさんのバリエーションを知っておくと会話の引き出しがグッと広がります。
ここでは、褒める程度で分類していくつかの英単語を紹介します。
軽く褒めたいとき
もっとも手軽に使える褒め言葉としてnice、good、coolなどがあります。
物や人に対して素敵だね!いいね!という気持ちを伝えるときに使いますが、カジュアルで軽く褒めるときに使います。
nice、good、coolはそれ単独で使うのではなく、nice watchのように名詞を置いたり、very goodのように強調する単語をつけて使うようにしましょう。
例文
素敵な彼だね。
いい時計ですね。私も同じものが欲しいな。
ありがとう!私もそう思います。
そのシューズはかっこいいですね!
ありがとう!友達もみんな褒めてくれるんですよ。
強く褒めたいとき
相手の良さをより強く褒めるときの言葉としてgreat、awesome、smartなどがあります。
niceよりも強く褒めたいときに使います。
greatの前により素晴らしいことを強調することもできます。really(本当に)やabsolutely(間違いなく)を使ってみましょう。
例文
あのコメディー映画を見ましたか?
見ました。とても良かったです。
彼女は夏休みの宿題を2日で終わらせました。
素晴らしいね!
君のアイディアは素晴らしいね。君は賢いんだね。
ありがとうございます。
最上級に褒めたいとき
相手を最上級に褒める言葉としてamazing、beautiful、perfectなどがあります。
心の底から相手を褒めたいときには、これらの表現を使うと良いでしょう。
最高に素晴らしい!と言うことを伝えたいときに使います。
例文
私のお店の今月の売り上げ目標を達成しました。
すばらしい!
あなたの風景画を見ました。美しい作品でした。
ありがとうございます!
その髪の色が似合ってて、完璧だね。
ありがとう!
まとめ
「褒める」に関連した英語表現について紹介しました。
「褒める」と言う表現は、日常生活の中でも、目上の人から同僚、友人、家族など身近な人に対しても使うシーンの多い言葉です。
相手の見た目や身なりに対して褒めるときは、complimentを使います。努力などの行動に対して褒めるときには、praiseやcommendを使うように使い分けてみましょう。
さらに相手を褒める言葉としていつも同じ表現を使用せず、いろいろな「褒め言葉」の表現を身につけておくと英会話の幅が広がります。ぜひ参考にしてくださいね。