「こどもの日」と言えば、5月5日に行われる日本の祝日です。
そんな「こどもの日」を英語で表現できますか?
こちらの記事ではこどもの日を含む、日本の祝日を英語で紹介していきます。
こどもの日のお祝いメッセージを英語で伝える際に役立つ例文や、外国人に「こどもの日」を紹介する際に役立つ文章も紹介しているので。ぜひ参考にしてください。
「こどもの日」は英語で何と言う?
皆さんは英語で「こどもの日」を表現することができますか?
「こどもの日」と聞くと、日本人なら誰でも聞いたことがある国民の祝日の一つです。
そんな日本文化の一例を、英語でどのように言うのかを確認していきましょう。
「こどもの日」は英語で”Children’s day”と表現する
5月5日の「こどもの日」は、英語で表現する場合”Children’s day”と表現します。
“Children”は、「子供」を意味する”child”の複数形であり、意味は「子供たち」です。
「○○の日」と言いたい場合は、”○○ day”と言うのが基本となる為、日本の祝日を英語に変換する場合のほとんどは上記のような言い方になります。
「こどもの日」以外の祝日を英語で表現
- 元日:New Year’s Day
- 成人の日:Coming-of-age day
- 建国記念の日:National Foundation Day
- 天皇誕生日:Emperor’s Birthday
- 春分の日:Autumnal Equinox Day
- 昭和の日:Showa Day
- 憲法記念日:Constitution Memorial Day
- みどりの日:Greenery Day
- こどもの日:Children’s Day
- 海の日:Marine Day
- 山の日:Mountain Day
- お盆:Bon Festival
- 敬老の日:Respect-for-the-Aged Day Holiday
- 秋分の日:Autumn equinox holiday
- スポーツの日:Sports Day
- 文化の日:Culture Day
- 勤労感謝の日:Labour Thanksgiving Day
「ゴールデンウィーク」も”Golden Week”という
日本のカレンダーで一番多く祝日が集まっている「ゴールデンウィーク」ですが、英語でも”Golen Week”と表現します。
正し、外国人からすると「金色の週間」という意味でしか取られないことから、実際どんなものなのか理解してくれません。
そこで、英語でゴールデンウィークを説明する場合は、“The longest national holiday in Japan is called Golden Week.”と説明してあげましょう。
ちなみにゴールデンウィークに含まれる祝日は、「昭和の日」~「こどもの日」までが一般的です。
「こどもの日」のメッセージを英語で送る
「こどもの日」と言えば、お祝いに添えるメッセージを送るのが日本の文化です。
そんなお祝いのメッセージを英語で送る際、どのような文章で送るのが正解でしょうか?
本項目では、こどもの日に送るメッセージの文章例を英語訳と一緒に紹介していきます。
例1. 名前に沿った成長を願う場合
◯◯ちゃんへ 子どもの日おめでとう。 名前のとおり、(強く優しい子に) 育ってください。 健やかな成長を祈ります。 引用:冠婚葬祭マナー&ビジネス知識 よりDear ◯◯ Happy Children's Day. I hope you grow up to be a strong and gentle child as your name suggests. I wish you a healthy growth. ××
こちらの言い方では「名前の通り」という表現をしっかり訳す必要があるので、“As your name suggests”を後置することで補っています。
また、最後の××には自分の名前を入れましょう。
英語の場合下の名前を記載するのが正しいです。
例2.兄弟がいる場合
子どもの日おめでとう。 兄弟仲良く、 元気に育ってください。 夏休みには一緒にキャッチボールして遊ぼうね。 引用:冠婚葬祭マナー&ビジネス知識 よりHappy Children's Day. I hope your siblings have a happy and healthy childhood. Enjoy growing up together. Let's play catch together during the next summer vacation.
例1でも紹介していますが、相手に「こうなって欲しい」と願う場合、”I hope ~”という表現を使います。
今回の例では「兄弟仲良く、元気に育ってほしい」という意思を伝えたいので、”I hope your siblings ..(あなたの兄弟が..であることを願う)”と言った文章にしているのです。
「こどもの日」を英語で説明する方法
日本の文化である「こどもの日」を、外国人に英語で説明するにはどうすれば良いでしょう?
先に紹介した“Children’s Day”のみでは、伝わらないことがあります。
そんなときに役立つ「こどもの日」に関する説明を英語の文章で解説していく項目です。
まずは日本語で「こどもの日」を知っておこう
こどもの日とは、日本における国民の祝日の一つで、端午の節句である5月5日に制定されている。国民の祝日に関する法律では「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としている。またこどもの日と男の子の成長を祝う端午の節句は同日だが別物である。 引用:ウィキペディア より
こどもの日という言葉を知っていても、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」を趣旨としている点に関しては知らなかった方が多いのではないでしょうか。
英語で日本の文化を説明する場合、相手に前提知識が全くないという事を踏まえて話す必要がある為、詳細まで意味を調べる必要があるのです。
英語で「こどもの日」を説明してみる
Children's Day (子供の日, Kodomo no hi) is a public holiday in Japan which takes place annually on May 5 and is the final celebration in Golden Week. It is a day set aside to respect children's personalities and to celebrate their happiness. It was designated a national holiday by the Japanese government in 1948, but has been a day of celebration in Japan since ancient times. 引用:Wikipedia より
こちらは本家Wikipedia(英語版)から、日本の「こどもの日」の解説を引用したものです。
われわれ日本人が外国人に説明をする場合、Wikipediaのような完璧な説明をする必要はないのでご安心ください。
基本的には“Children’s Day is a public holiday in Japan which takes place annually on May 5 and is the final celebration in Golden Week.”を説明することが重要なので、ここを切り取って紹介してみましょう。
また、これよりも簡単に説明したい場合は、下記2文を説明できれば十分です。(3文目はおまけ)
- Children’s Day is a public holiday in Japan.
訳)こどもの日は日本の祝日です。 - It takes place annually on May 5.
約)5月5日に毎年開催されます。 - It is the final celebration in Golden Week.
約)ゴールデンウィークの最終日です。
まとめ
こちらの記事では「こどもの日」の英語表現を紹介してきました。
こどもの日は”Children’s day”とするのが一般的でしたよね。
また、英語でお祝いメッセージを伝えたい場合は”I hope(~を願う)”を使うと便利でした。
最後に紹介した、こどもの日の説明に関しては、相手がどこまで知りたいのかをしっかりと聞いてあげることで、説明の範囲が変わってくるので、気を付けましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。