皆さんは英語で「珍しい」を表現できますか?
日本語ではパッと思い浮かぶ言葉でも、英語にするとなると少し難しく感じてしまいますよね。
でも、安心してください。
こちらの記事では「珍しい」の英語表現はもちろん、「希少」や「レア」、珍しいことを意味する色々な単語や「珍しくない」に関しても紹介しています。
「珍しい」の関連表現や例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「珍しい」は英語で何という?
「珍しい」は英語で”rare”と表現します。
また、”unusual”や”uncommon”ともいえる単語です。
それぞれ絶妙に異なるニュアンスで使われる英単語なので、一つ一つ丁寧に解説していきます。
では、一緒に始めていきましょう。
「珍しい」は英語で”rare”と表現する
「珍しい」は一番よく言われる言い方で”rare”と表現します。
日本語でも「レア」という単語を、よく耳にする方も居るのではないでしょうか。
ちなみに”rare”は、”rare item(レアアイテム)”のような使い方が出来る単語です。
ついでに「レアリティ」という単語がありますが、この単語も”rarity”と英単語にも存在する言葉なので、一緒に覚えておきましょう。
“rarity”は”rare”の名詞表現です。
「珍しい」は”uncommon”とも言う
「珍しい」は、”rare”以外にも”uncommon”とも表現できます。
“rare”と”uncommon”の違いは特になく、類義語となることから同じように使える英単語です。
正し、先にも紹介した通り”rare”には、「珍しい」の他にも「お肉の焼き加減」を表す「レア」として働くことができます。
“uncommon”との唯一の違いは、その方向での意味があるかないかくらいで、ほとんど同じ使い方が可能です。
“unusual”も同じ「珍しい」として使える
“unusual”も、「珍しい」を表す英単語として覚えておきましょう。
この単語は”usual(普通の)”の対義語であり、スペリングも最初に”un”が追加されているだけなので、非常にシンプルです。
この単語の場合「珍しい」とニュアンスは同じですが、「普通じゃない」と訳す方が、近しいかもしれません。
「珍しい」の関連表現
「珍しい」の関連表現を3つ紹介していきます。
- rare:「希少」
- not uncommon:「珍しくない」
- scarcely:「ほとんどない」
どれも覚えておくだけで、そのまま使える便利な表現となるのでぜひ参考にしてください。
「希少」- “rare”
「希少」は英語で表現すると、”rare”となります。
先に紹介した「珍しい」と同じ単語を使うため、言葉が変わっても特に変化はありません。
また、逆もしかり。
ちなみに”scarcity”という単語も、「希少」という意味で使うことができます。
この単語は「希少」に限らず、「欠乏, 稀少, 欠如, 払底, 少なげ」という意味がある単語です。
英語で”Difference between scarcity and rarity”と調べても、”synonym(同義語)”として表示されることから、”rare”と異なる点は単語の見た目位でしょう。
「珍しくない」- “not uncommon”
「珍しくない」を英語で表現したい場合は、”not uncommon”と表現します。
実は、ここでは”not uncommon”と紹介していますが、日本語の言葉の通り「珍しくない」>「よくある、普通である」と変換することも可能です。
その場合、”not uncommon”のようにくどい言い方をせずとも、”common”と表現するだけでシンプルに伝わります。
特別英語の試験で「珍しくない」と書かないといけない場合以外は、出来る限りシンプルに言った方が好ましいでしょう。
「ほとんどない」- “scarcely”
「ほとんどはい」を英語で表現する場合、”scarcely”が適切です。
先に”rare(希少)”の部分で紹介した、”scarcity”の副詞表現となることから、意味は「ほとんどない」>「希少な」という事になります。
「ほとんどない」のニュアンスにもよりますが、”seldom(めったにない)”なども一緒に覚えておくと便利です。
関連表現として、一緒に覚えておくと非常に良いです。
「珍しい」を使った例文紹介
最後にここまで学んできたことの、応用をしていきましょう。
ここからは「珍しい」を使った例文を紹介していきます。
先に紹介した関連表現も含めて、一緒に学んでいきましょう。
珍しいアイテムをゲットした
- I got a rare item.
こちらは、「珍しい」=”rare”を使った例文です。
非常にシンプルな文章ですが、”a rare item”がなぜ”the rare item”ではない点に注目しましょう。
「レアアイテム」は、希少であることから自分自身も見たことがない可能性が高いですよね。
“a”は、「一般的には知られていない、知らない」を表す際に使う「冠詞」ですので、今回の文章では”a”を使っています。
自分は頻繁に「珍しい名前」と言われる
- Many people say I have an “unusual name”.
「珍しい名前」を”unusual name”と訳すことで、例文を作成しています。
主語となる”Many people”は、複数形となるので”say”が”says”にならない点に注意です。
かなり基礎的なことですが、試験などではもったいない減点をされてしまうので注意しましょう。
“unusual name”を”rare name”と言っても意味は伝わりますが、基本的にこの「珍しい名前」という場合は”unusual”を使う方が自然です。
夫が家事をする事はほとんどない
- My husband seldom does housework.
「ほとんどない」=”seldom”を使った例文となります。
注目するべきポイントは、”seldom”の入っている位置でしょう。
主語と動詞の間に入っているのは、「めったにしない」と伝える為です。
仮に”does”と”housework”の間に入ってしまうと、「家事がめったにない」というよくわからない意味になってしまいます。
“housework”は、「家事」を意味する非常に便利な名詞表現なので覚えておきましょう。
まとめ
こちらの記事では「珍しい」に関する英語表現や、その関連表現・例文を紹介してきました。
最後にこの記事で学んだ英語表現をおさらいしていきましょう。
- rare – rarity – rarely:(珍しい – 珍しさ – まれに)
- scarce – scarcity – scarcely:(まれな – まれなこと – ほとんどない)
- uncommon ⇆ common:(珍しい ⇆ よくある)
- unusual ⇆ usual:(普通じゃない ⇆ 普通な)
どれも非常に便利な表現となるので、ぜひ何度も繰り返し学習してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。