皆さんは英語で「サーフィン」を表現できますか?
また、「サーフィンをする」と言いたい場合はどうでしょう。
こちらの記事ではそんなサーフィン関連の英語を解説していきます。
一緒に波を英語で言うとどうなるのかも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「サーフィン」は英語で何と言う?
夏の海と言えば「サーフィン」ですが、この単語は英語で何と言うのでしょう。
まずは、サーフィンの英語解説からスタートし、単語の詳細知識を見ながら確認していきます。
単語解説の最後には例文も付いているので、ぜひ参考にしてください。
「サーフィン」は英語で”surfing”と表現する
ウォータースポーツで大人気の「サーフィン」は、英語で表現する場合”surfing”と表現します。
“surfing”は、”surf(サーフィンをする)”の現在分詞形であり、他にも過去形や三人称単数現在形もあるので覚えておきましょう。
- surfing:(現在分詞)
- surfed:(過去形)
- surfed:(過去分詞)
- surfs:(三人称単数現在)
ちなみにサーフィンという言葉は、お察しの通り”surfing”から来ているので、言葉の由来は英単語から来ています。
“surfing”の例文
I want to go surfing in the beach this summer.
訳)今年の夏は、海でサーフィンをしたい。
“surf”の例文
I want to surf in the beach this summer.
訳)今年の夏は、海でサーフィンをしたい。
“surf”は名詞で「波」の意味もある
“surf”には、動詞の側面と名詞の側面があり、名詞の場合は「波」という意味を持ちます。
「波」の中でも「打ち寄せる波、砕け波」を指す単語であり、”wave(波)”と比較すると具体的かつ局所的な表現です。
というのも、”wave”は一般的な波を指す名詞表現だからといえます。
“wave”>”surf”の優先順位で、頭にインプットしておくと良いでしょう。
“surf”の例文
The surf was so heavy that I couldn’t move forward at all.
訳)打ち寄せる波が激しくて、前に全く進めない。
“wave”の例文
The waves are so heavy that I couldn’t move forward at all.
訳)波が激しくて、前に全く進めない。
「サーフィン」の関連表現
「サーフィン」の関連表現として、サーフィンをする際に必要となる道具の英語表現を紹介していきます。
本記事で紹介する英単語は下記の通りです。
- サーフボード:surfboard
- フィン:fin
- リーシュ:leash
- ワックス:surfboard wax
- ウェットスーツ:wet suit
どれもサーフィンをする際には絶対に必要となるアイテムなので、ぜひ参考にしてください。
サーフボード:surfboard
「サーフィン」をする上で肝となるアイテム、「サーフボード」は英語で”surfboard”と表現します。
この単語はサーフィンのように、英単語からカタカナへと派生している表現なので、比較的覚えやすい単語でしょう。
品詞は名詞となり、名詞の中でも「可算名詞」に分類されることから、複数形にすると”surfboards”となります。
ちなみに”surfboard“の”board”には、「板」といった意味が込められているので、「波乗りをする板」、つまり「サーフボード」派生していくイメージです。
I got a cool surfboard as a birthday present.
訳)誕生日プレゼントにカッコいいサーフボードを買ってもらった。
フィン:fin
サーフボードの裏側に付いている「フィン」は、英語で”fin”と表現します。
この単語は、可算名詞で「魚のヒレ」といった意味があり、サーフボードの裏につけることで「ヒレ」の役割りをすることから”fin”という単語を使うようです。
ちなみに”fin”には、映画の終わりを告げる際に使われる「終了」や「完」の意味もある為、間違えられたくない場合は”surfboard fin”と言いましょう。
フィンの形次第では、スピードが出やすくなったり、操作性が上がったりするので、サーフィンを語る上では外せない要素の一つなのです。
I got a new fin for a change and it worked out better in terms of performance.
訳)気分転換にフィンを新しく買い替えてみたらパフォーマンスが上がった。
リーシュ:leash
サーファーの足とサーフボードを繋ぐ「リーシュ」は、英語で”leash”と表現します。
“leash”には、名詞と動詞の両方の意味を持ち、名詞の場合は「靴ひも、束縛」となり、動詞の場合は「紐でつなぐ、~を抑える」という意味になるのです。
道具として「リーシュ」を説明する場合は、名詞で言うのが正しいですが、役割としては動詞の方が意味が通る為、どちらも覚えておくと良いでしょう。
ちなみに発音は「リーッシュ」となりますが、カタカナで言うと”reash”と聞こえてしまうので、発音する際は舌を上あごに付けて”L”をしっかり発声することが重要です。
They refused to let me surf because I didn’t have a leash ready.
訳)リーシュを用意してなかったので、サーフィンするのを断られた。
ワックス:surfboard wax
ライディング中に足を滑らせない為の「ワックス」は、英語で”surfboard wax”と表現します。
こちらは先に紹介した「フィン」の例と同じで、”wax”のみでも伝わりますが、誤解を避ける為に敢えて”surfboard”を付けているのです。
“wax”と言うと、掃除用に使う「ワックス」から、髪の毛のスタイリングに使う「ワックス」まで、種類が数多く存在するので、”surfboard wax”と言うのが丸いでしょう。
Surfboard wax is an important tool to keep your hands and feet from slipping.
訳)サーフボードワックスは手や足を滑らせないようにする為に重要な道具です。
ウェットスーツ:wet suit
サーフィンのユニフォームである「ウェットスーツ」は、英語で”wet suit”と表現します。
こちらの表現も、英単語が元となってカタカナ表現化されていることから、比較的覚えやすい英単語でしょう。
季節によって半袖~長袖までスタイルの変わるウェットスーツですが、代表的な例で半袖半ズボンの「スプリング」は、英語で”Springsuits”と表現します。
日本だけでなく海外のショッピングサイトで購入する際は、特定の名称を知っている方が便利なので覚えておきましょう。
Winter is cold and you will want a long-sleeved wetsuit.
訳)冬は寒いので長袖のウェットスーツが欲しくなる。
ネット上で「サーフィン」
「サーフィン」を英語で何と言うか、「サーフィン」の関連表現を紹介してきましたが、次は海以外の場所で使われる「サーフィン」の表現を見ていきましょう。
ネットサーフィン “Net surfing”
「ネットサーフィン」という表現を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
「ネットサーフィン」は英語で “Net surfing”といいます。”Net surfing”は、「インターネット上でウェブサイトを次々に見てまわること」を意味します。
「私はネットサーフィンが好きです」という日本語を英語に訳す場合、次のようにいくつかの表現方法が考えられます。
- I like net surfing.
- I like surfing the Net.
- I like surfing the Internet.
サーフィンはやったことがなくても、自分の好きなテーマや関心事についてネットサーフィンするのが大好きな人は大勢いますね。
インターネットの起源について調べてみると、アメリカでは1967年から、日本では1984年からインターネットは始まっており、日本で民間人の間にインターネットが流行り始めたのは、1995年のWindows 95の発売以降です。
1990年代にインターネットが流行り始めた頃、「インターネットのブラウザーは何?」とよく聞かれました。「ブラウザー」という表現に馴染みがない方もおられるでしょうが、browser は browse「ランダムに読む、閲覧する」という動詞から来ています。
インターネット・ブラウザーには、1990年代に流行ったInternet Explorer や Netscape、2000年代以降に流行ったFirefox、2010年頃から流行っているGoogle ChromeやSafariなどがあります。
Aさん
One of my hobbies is surfing the Internet.
訳)私の趣味の1つは、ネットサーフィンです。
人工波を起こせるサーフィン施設
数十年前までは、サーフィンといえば海でサーフボードを使ってするスポーツでしたが、日本にも人工波を起こせるサーフィン施設が4つあります。
- 「サーフスタジアム」静岡県牧之原市(2021年8月営業開始)
- 「ラ・レイエス湘南」神奈川県大井町(2021年12月営業開始)
- 「コウベレイーズ」兵庫県神戸市北区(2016年7月営業開始)
- 「シティウェーブ境町」茨城県境町(2023年4月営業開始)
「シティウェーブ境町」は、スポル品川大井町が2021年8月閉園して茨城県に移転したものです。
サーフィンに興味を持っている人やサーフィン好きの人がこういった施設を定期的に利用してくれたら、こういった施設は営業を継続できますね。
それぞれのサーフィン施設で、「初心者コース」「中級者コース」「上級者コース」などが準備されています。
There are several surfing facilities in Japan that can create artificial waves.
訳)日本にも人工波を作れるサーフィン施設がいくつかあるよ。
I’d like to try surfing, but it’s hard to prepare a surfboard and wet suit.
訳)サーフィンはやってみたいけど、サーフボードや専用スーツを準備するのが大変だよ。
Those facilities will rent you a surfboard and a wet suit, so you don’t have to bring anything.
訳)そういった施設は、サーフボードや専用スーツをレンタルしてくれるから、何も持っていかなくていいよ。
サーフィンの基本的なテクニック
上記のサーフィン施設のコース紹介にも出てくるサーフィンの基本的なテクニックについて、解説します。
パドリング Paddling
「パドリング」Paddling は、水面を波に向かって進む基本テクニックです。サーフボードの上に腹ばいになり、両手で交互に水を漕いで進みます。
サーフィン初心者が、「パドリングですごく疲れる」と訴えているのを耳にしますが、あまり疲れずにパドリングができるようになってきたら、サーフィンが上達してきた兆しだと言えます。
テイクオフ Take off
サーフィンにおいて「テイクオフ」Take offは、「波に乗れる瞬間」のことをいいます。寝そべった状態でパドリングしながら加速し、波の勢いに乗って立ち上がった瞬間が、まさに「テイクオフ」です。
パドリングの次にマスターすべき基本テクニックが「テイクオフ」です。
アップス アンド ダウン Ups & down
「テイクオフ」ができてまっすぐ波に乗れるようになったら、次は波に対して横に進めるように練習します。波の中腹部分で上下運動 (Ups & down)を繰り返しましょう。
アップスで波の斜面を上り、ダウンでスピードを加速します。これを連続して行うと横に進めるようになります。「テイクオフ」して立ったまま、アップス アンド ダウンを行います。
他にもサーフィンのテクニックはいくつかありますが、上記3つがサーフィンの基本3テクニックです。
まとめ
こちらの記事では「サーフィン」の英語表現に関して、さまざまな側面から解説してきました。
サーフィンの用語のほとんどは「英単語」から「カタカナ」へと派生していることから、関連つければ一気に英語力が上がるでしょう。
また、“surf”には「打ち寄せる波」といった意味があるように、単語の二つ目の意味をつなげて調べていくと、どんどん知識が広がっていくので是非お試しください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。