週末だけの英会話で話せるようになるためのコツとは

皆さんこんにちは！今回は週末の英会話についてです。

「英語が話せるようになりたいけど、週末しか時間が取れない」と思っている方、かなりいらっしゃると思います。

今回は週末だけの英会話レッスンで話せるようになるのかどうかや、週末だけの英会話レッスンで話せるようになるためのコツなどをご紹介します！

週末の英会話だけで話せるようになるか

結論から申し上げますと、話せるようになりますが、相当な時間がかかります。

 

英語習得に必要な時間として最も有力なのは「2200時間」です。 2200時間というと、非常に長い時間ですよね。 1日1時間毎日学習したとしても、2200時間の学習時間を確保するためには、6年近く必要になります。 倍の1日2時間学習したとしても3年間近い期間が必要です。

つまり、週末に2時間やるとして、一年に52日間、2時間ずつ英会話レッスンを受講したとすると、単純計算でおよそ20年ほどかかってしまいます。

 

「そんなにかかるの？」と思ってしまいますが、一晩中毎日英語で話す語学留学でも不自由なくコミュニケーションができるようになるまで最低6ヵ月はかかります。

人や環境によっては1年かかっても足りない場合もあります。

 

語学留学の例から参照するに、週末だけの英会話だとやはり相当な時間がかかってしまいますよね。

 

「2000時間なんて時間かけていられない」「早くはなせるようになりたい！」と思いますよね。そんな方のために週末だけで効果を出す方法をご紹介します。

週末だけの英会話レッスンで最大限の効果を出す方法

週末だけの英会話レッスンで最大限の効果を出すコツは以下の6つです。順に見ていきましょう。

1．週末は最低でも1日1時間半

週末の英会話レッスンは最低でも一日1〜2時間は取りましょう。

先ほどもご紹介しましたが、英語を話せるようになるには2000時間必要になります。週末以外で時間が取れないとなると、週末でしっかりと時間を取らないといけません。

また、人間が一度に集中できる時間は1時間半〜2時間と言われていますので、一日最低でも1時間はしっかりとレッスンを受けると良いでしょう。

時間に余裕があれば、1時間半〜2時間のレッスンを受けて、時間を置いてまたレッスンを受ける。つまり一日3時間〜4時間レッスンを受けることが最も好ましいと言えます。

週末は毎日3時間～4時間レッスンを受けるというのはなかなか難しいと思いますので、時間があるときは挑戦してみてください。

2．午前中にレッスンを受ける

レッスンは午前中に受けると効果アップです。

『数学のような思考が多い勉強は午前中で、暗記などは午後やると良い』というのは聞いたことはありますでしょうか。午前中は脳が活性化しており、頭を使う、数学のような勉強に最適な時間帯です。

英会話も数学と同じで頭を使う勉強です。覚えている文法や単語を思い出すと同時に頭をフル回転させながら英文を組み立てる必要があります。それだけでなく、発音等も気を付けなければならないので、英会話はとても大変な勉強なのです。

 

つまり、脳が活性化している午前中に英会話をしっかりと受けることはとても効率的といえます。英会話レッスンはなるべく午前中に受けることを意識してみましょう。

3．平日に週末のレッスン内容を復習する

平日に時間をつくり、週末のレッスン内容を復習してみましょう。

週末の英会話レッスンで学ぶことがたくさんあると思いますが、残念なことに一週間後には学んだ大部分のことを忘れてしまっていると考えられます。

人間は学んだことを一週間で8割ほど忘れてしまうといわれています。つまり、週末のレッスンで学んだ内容も次の週末では8割ほど忘れてしまっていることになります。

この忘れてしまう事態を防ぐために、平日に復習の時間を取る必要があります。

具体的にはレッスンを受けた二日後に復習をすると良いでしょう。例えば日曜日にレッスンを受けたとすると、火曜日か水曜日に復習の時間を設けるといった形です。

復習すればするほど、学んだ内容は忘れにくくなりますので、ぜひ復習の時間を設けてみましょう。最低でも30分ほど、学んだセンテンスや話した英文を話してみましょう。そうすれば、英会話レッスンの効率化間違いなしです。

4．自分の話す内容を録音する

英会話レッスンの際は自分の話す英語を録音してみましょう。

効率的に英語を学習したとしても、話せるようになるためには途方もないくらいの時間が必要となります。ずっと英語を勉強していると、自分の英語力の進捗やどれくらい話せるようになったのかがわからなくなってしまいます。

英会話で自分が話す内容を録音しておけば、過去にどれくらいの英語能力だったのかを記録することができますし、どれくらい英語ができるようになったのかがわかるのでモチベーションアップにもつながります。

毎回ではなくても大丈夫なので、月に1回程度で録音をし、3ヵ月を目安に今の自分の英会話と聞き比べてみましょう。

そうすれば効率的な英語学習ができるはずです。

5．学習ノートで学習内容を記録する

自分の英会話の録音と同時に、学習ノートを作成し、学習を記録しましょう。

先ほどもお話ししましたが、英語を話せるようになるためには長く勉強しなければなりません。そのため、長い期間、たくさん学ぶことが出てくると考えられます。

ノートなどを作成せず、ただレッスンを受けているだけだと、学んだ内容を覚えられなかったり、復習などができなかったりします。ですので、英会話レッスン用の学習ノートを作成いただくことをおすすめします。

私は学習ノートを日記のように書いていました。

これは一例ですので、ご自身に合う書き方を選んでいただき、復習や学習内容の記録に挑戦してみてください。

 

6．講師は適度に変える

英会話講師は適度に変えてみましょう。

ずっと同じ講師だと、自分の進捗を把握してくれたり、自分の弱点を知ってくれたりします。そのため、自分に合った英会話レッスンをしてくれるでしょう。一方、違う講師を選択すれば、色々な英会話レッスンや各講師の英語の発音の仕方などに適応できるので、柔軟な英会話力が身につきます。

同じ講師を選択することも、毎回違う講師を選択することも、どちらもメリットがありますので、適度に講師を変えながら英会話レッスンを進めていきましょう。

目安としては、3ヶ月に一回、講師を変えることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は週末だけの英会話レッスンで話せるようになるためのコツをご紹介しました。

コツをおさえたとしても、週末だけの英会話レッスンだけだと、やはり相当な時間がかかってしまいます。

長い時間にはなってしまいますが、レッスンを受ける中で楽しさややりがいを見つけることができると思いますので、是非挑戦してみていただければ幸いです。