いざ英会話を始めようと思っても、初心者のうちは「何を話せばいいかわからない……」と弱気になってしまいがちですよね。
英会話で重要なのは、簡単でもいいから使えるフレーズをたくさんストックしておくことです。そこで今回は、初心者におすすめしたい、シンプルで簡単な英会話フレーズをご紹介していきます。
日常生活で頻出の「挨拶」「相槌」「質問」の3つのカテゴリーで24個のフレーズを厳選したので、英語に自信のない初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
挨拶に使える簡単英語フレーズ
英語においても、挨拶は会話の基本です。
ここでは、カジュアルからフォーマルまで、さまざまなシチュエーションで使い勝手のいい挨拶フレーズを確認していきましょう。
基本の挨拶
Good morning.
訳)おはようございます(朝の挨拶)。
Good afternoon.
訳)こんにちは(日中の挨拶)。
Good evening.
訳)こんばんは(夕方~夜の挨拶)。
挨拶の基本はこの3種類。時間帯に合わせて使い分けましょう。
ちなみに、これらに似た表現である ”Good night” は、日本語だと「おやすみ」に相当する表現なので、夜間の挨拶としては使えません。
親しい間柄の挨拶
Hello.
訳)こんにちは。
Hi.
訳)やあ。
How’s it going?
訳)調子はどう?
What’s up?
訳)元気?
知り合い同士のカジュアルな挨拶なら、これらの表現が適切です。
このうち、”How’s it going?” は有名な “How are you?” のカジュアル版の言い方。どちらも同じ意味ですが、表すニュアンスが異なるので、状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。
また、最後の “What’s up?” はかなりカジュアルなニュアンスなので、家族や友人など、気の置けない間柄でのみ使うのが賢明です。
初対面の挨拶
Nice to meet you.
訳)はじめまして。
It’s a pleasure to meet you.
訳)お会いできて嬉しいです。
初対面の人に対しては、カジュアルからフォーマルまで “Nice to meet you.” を使っておけば間違いありません。
似た表現に “Nice to see you.” がありますが、こちらは2回目以降に使う挨拶です。meet か see かでニュアンスが異なるので注意しましょう。
また、フォーマルさを強調したい場合は、nice の代わりに pleasure(喜び)を使うとよいでしょう。
相槌に使える簡単英語フレーズ
英会話では、適度に相手の発言に合わせて相槌を打っていくことも重要です。
ここでは、幅広い場面で使いやすい簡単相槌フレーズを、3つのカテゴリーに分けてご紹介します。
理解できていることを表す相槌
I see.
訳)なるほど。
Okay.
訳)わかった(カジュアル)。
I understand.
訳)わかりました(フォーマル)。
基本の相槌表現として、これら3つを覚えておくと非常に便利です。
このうち、”I see.” は幅広い文脈で使えますが、”Okay.” はカジュアルな、”I understand.” はフォーマルなニュアンスがあります。それぞれ場面に合わせて使い分けましょう。
同意や共感を表す相槌
That’s right.
訳)その通りです。
I think so, too.
訳)私もそう思います。
I agree with you.
訳)あなたに賛成です。
相手への同意や共感を表す際は、これらの相槌が便利です。
ただし、同意を表すからといっても、相手の発言に被せて言ってしまうと失礼になります。英語の相槌は、相手が発言し終わったことを確認してから言うのがマナーです。
驚きを表す相槌
Really?
訳)本当に?
Are you kidding?
訳)冗談でしょ?(カジュアル)
Amazing!
訳)驚きですね!
相手の話への驚きを表現したい場合は、相槌としてこれらの表現を使いましょう。
このうち、”Are you kidding?” はカジュアルな印象が強いので、親しい間柄での相槌に使うのが賢明です。その他2つの相槌は、カジュアルからフォーマルまで、幅広い場面で使えます。
相手に質問したいときに使える簡単英語フレーズ
英会話は言葉のキャッチボールなので、ときには相手に質問をすることも大切です。
ここでは、よくある3つのシチュエーションで使いやすい、簡単な質問フレーズを確認していきましょう。
相手の日常生活に関する質問
What do you usually do on the weekends?
訳)週末はいつも何をしていますか?
相手の日常生活に関する雑談がしたいなら、この表現が便利です。on the weekends の部分を “every day(毎日)” や “for fun(娯楽として)” などに変えてもよいでしょう。
なお、シンプルに言おうとして “What do you do?” としてしまうと、「あなたの職業は何ですか?」という意味になってしまうので要注意です。
How was your day yesterday?
訳)昨日はどんな日でしたか?
知り合いと昨日の出来事について雑談をするなら、この表現がぴったり。ちょっとした挨拶代わりにも使える便利なフレーズです。
相手の都合を尋ねる質問
Do you have time now?
訳)今時間ありますか?
相手が今ヒマかどうか尋ねるときに便利な表現です。
ちなみに、定冠詞の the を付けて “Do you have the time?” と聞くと、「時間がわかりますか?」という意味になってしまうので注意しましょう。
When is convenient for you?
訳)いつがご都合よろしいですか?
こちらは “Do you have time now?” よりフォーマルなフレーズです。ビジネスシーンなどで、相手のスケジュールを確認したいときに重宝するでしょう。
頼み事をしていいかの質問
Can I ask you to help me?
訳)手伝ってもらっていいですか?
何か頼み事をしたいときに便利なフレーズです。
to 以下の動詞を別のものに替えれば、具体的な頼み事に応用することができます。また、Can を May に変更すると、ニュアンスが少しフォーマルになります。
Would you mind closing the door?
訳)ドアを閉めていただいてもよろしいですか?
“Would you mind ~ing?” は、丁寧に頼み事をする際に重宝するフレーズです。”closing the door” の部分を他の動詞に変えれば、色々なシチュエーションで使いまわせます。
mind の原義は「気にする」なので、相手が頼み事を嫌がっていないかどうかを、遠回しに確認するニュアンスになります。
まとめ
今回は、英語初心者におすすめしたい、簡単な日常英会話のフレーズを厳選してご紹介してきました。
英会話で重要なのは、豊富な知識量でも高いコミュニケーション能力でもなく、まず話し始めることです。まずは今回ご紹介した24個の厳選フレーズをマスターして、英語での会話に慣れていくようにしましょう。
身の回りで英会話をする相手がいない場合は、オンライン英会話を利用するのがおすすめです。インターネット環境さえあれば、自宅やカフェなど好きな場所で、好きな時間に英会話を行うことができます。
Kimini英会話では無料お試しレッスンも実施しているので、これから英会話を始めてみようという方は、ぜひ一度試してみてください。
それでは、これからも楽しい英語学習を。
Let’s enjoy!!