趣味からキャリアに活かすまで、英会話の需要がさらに高まっています。
どんなレッスンにするか選択肢が多いことは嬉しくもあり、迷ってしまう原因になることもありませんか?

この記事では英会話を習うときにどんなレッスンがあるのか、またそれぞれのメリットやデメリットを比較します。英会話レッスン選びのご参考にしてください。

どんなレッスンがあるか

さて、英会話のレッスンにはいろいろな種類があります。
もともとからある英会話スクール・英会話学校から、英語コーチングというものまでそれぞれが特徴を持っています。

ここで、英会話を学習するときに利用できるレッスンをリストアップして見ましょう。

  • 英会話スクール
  • 英語コーチングスクール
  • オンライン英会話
  • 家庭教師
  • 教会
  • カフェレッスン
  • 有志で運営する英会話グループ

スクールの規模や真剣さ・気軽さはレッスンのタイプによって大きな違いがあります。
次からは、カフェレッスン、オンラインレッスン、そしてスクールに分けてさらなる紹介をしていきましょう。

カフェレッスン

カフェレッスン

英会話を学習している皆さんはカフェレッスンを利用したことがありますか?そもそもカフェレッスンって何?という人もいるかもしれません。

カフェレッスンには2つのタイプがあります。
・英会話カフェのレッスン
・システムを利用して指定した先生によってカフェで行なわれるレッスン

英会話カフェのレッスン

English cafeやLanguage cafeと呼ばれる英会話カフェでは、お店のスタッフやカフェを訪れる人が英語で日常英会話をする形態を取っています。とにかく気軽なところが大きな特徴であり、英会話カフェによってはレッスンの時間を設定しているところもあります。加えて、英語学習はもとより、その場にいる人との海外留学やワーキングホリデーなど英語関連の情報交換にも便利です。

・利用料金、英語のレベル、先生

英会話カフェの料金相場は1時間当たり、日本人が1,000円~3,000円程度、社会人は学生より高く、外国人は日本人よりも安く設定されています。1時間を過ぎると課金されていきます。

英会話カフェを利用する人は初心者から上級者までいろいろです。
英語に興味を持っていて外国人と英会話できる場を求める人から、自分の英会話のレベルを落としたくない人がブラッシュアップするために通う人までいろいろだからです。
レッスンはマンツーマンレッスンとグループレッスン、レベルもビギナーズ専用になっていたりします。レッスンと言っても別の部屋があるわけではなく、カフェ内のテーブルを一つ使って会話中心の内容で行なわれます。
このため、レッスンの先生は特別なトレーニングを受けた人とは限らず、ネイティブと会話をすることがメインの目的となります。

システムを利用して指定した先生とのカフェでのレッスン

英会話の先生と利用者のマッチングサイトがあります。ウェイブサイトから先生のプロフィールなどを確認すると、希望の先生が紹介されます。基本マンツーマンレッスンで、レッスンはカフェなど公共の場を使って行なわれてます。

・利用料金、英語のレベル、先生

サービスは入会金と月会費がかからずレッスン料金1,500円~3,500円支払う場合や、高い例では入会金約30,000円以上・月会費を払い、その上で2,000円~5,000円のレッスン料金が発生するなどバラツキがあります。

マンツーマンですので、自分のレベルによって先生を選ぶためどんなレベルにも対応しています。
先生はトレーニングを積んだネイティブが指導するというサイトもあれば、ネイティブスピーカーとだけ書かれているサイトもあります。利用する際に直接問い合わせすることをおすすめします。

オンラインレッスン

各レッスンのメリットデメリット

今や全盛と言えるのが、オンライン英会話レッスンです。
日常英会話からビジネス英語、英検などの試験対策と様々なコースが提供され、年齢も幼児から大人まで、趣味からキャリアのための英語をすべてのデマンドに応えることができる内容となっています。

これまでの英会話スクールと完全に異なるのはオンラインでレッスンをするという点です。この特徴から、どこでもいつでもレッスンが受けられる利便性、学校という建物を持たないでよいことなどから価格破壊とも言えるほど安価になりました。そして、安価なレッスンとは反対に質の高い講師陣や教材によるレッスンを受けられ、この新しい方法こそ現代の主流とも言える勢いがあります。

通学タイプのスクール

通学タイプの英会話スクールです。いくつも大手チェーンがあり、全国展開されています。いわゆる対面のレッスンであり、レベルや目的によって決められた時間帯に通うことになります。グループレッスンがメインであり、似たレベルのメンバーと顔を合わせながら一緒に学習します。
料金体系はスクールによって異なりますが、年会費や入会金があったり、月額は10,000円〜30,000円が相場です。マンツーマンであれば、1回のレッスン料は10,000円になることもあります。

通学タイプのレッスンで言えば、イギリスの公的な国際文化交流機関であるブリティッシュカウンシル、国際教育振興会の日米会話学院でも対面のレッスンが行なわれています。

各レッスンのメリットデメリット

ここまで紹介したように、英会話を学ぶには多くのタイプのレッスンがあることが分かります。
それぞれが特徴を持ち、優れた点、弱い点を持っています。

最後に、各レッスンの持つメリットデメリットを挙げてみましょう。

カフェレッスン

英会話カフェにしろ、システム経由で予約した先生に受けるカフェでのレッスンにしろ、カフェレッスンの良さは気軽で楽しいところです。会話が目的の人にとっては英語を使う実践的な良い機会になります。自分の都合で予約を入れるため自由度が高く、オーガナイズしやすいところもメリットでしょう。

一方、デメリットになり得るのはその場所まで出かける負担や気軽すぎて効果を得られない可能性がある点です。英会話カフェで言えば、通えるところにそういった場所があるのか、また外国人が特に英語教師でないこともあるため初心者にとっては、他タイプのしっかりとしたレッスンとの掛け持ちにする必要があるでしょう。

オンラインレッスン

オンラインレッスンがこれだけ多くの人に利用されているのは数々のメリットがあるからです。そのメリットを一言で言えば、気軽で安いのに効果を得られるという点になります。このメリットはオンラインレッスンだからこそ毎日でもレッスンをとれる、トレーニングを受けた講師によるレッスンという2つの大きな軸によって支えられます。

人とワイワイ学びたい人にとって、オンラインレッスンは基本はマンツーマンであるためデメリットになる可能性があります。また、ネット環境が悪い場合はストレスになる場合があります。

通学タイプのレッスン

通学して受けるレッスンは対面式です。グループレッスンであれば情報交換をするような友達ができたり、教室で受けるレッスンは学習への気持ちの切り替えがうまくいくことがあります。

費用は比較的高めの設定であるのと時間的な負担が大きなデメリットになります。継続して通うには場所が遠かったり、自分の都合を固定のレッスン時間に合わせるのが難しいケースがあります。

レッスンのタイプによって特徴に大きな差があるため、おすすめは無料体験レッスンを提供している各スクールを体験してみることです。その上で、詳細を比較しベストなものを選ぶ、2つのレッスン方法を組み合わせてしてみるなど自分に最適な形にしてください。

まとめ

選択肢が増えることは利用者にとっては良いことですね。筆者が社会人になって英語学習をしたいと決めた時にはオンライン英会話は存在していませんでした 汗)英会話学校へは何十万円も支払いました。私ならと考えると、オンライン英会話のレッスンを積極的にとって、効果を感じるためにも国際交流のイベントなどに行って実際に喋ってくるというパターンかもしれません。
皆さんもベストな学習方法を見つけて、英会話を楽しく伸ばしていってください。