「ご褒美の英語表現を完全習得しよう!」
皆さんは英語で「ご褒美」を表現できますか?
こちらの記事では、英語学習者向けに、ご褒美を表す英語表現の種類や使い方、さらには具体的な例文を紹介します。
ご褒美に関する英語表現が分からなくて困っている人や、英語でご褒美について話したいと思っている人は必見です!
「ご褒美」を英語で表現する方法
まずは、「ご褒美」を意味する英単語を4つ紹介していきます。
- “reward”
- “treat“
- “prize”
- “gift”
それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。
“reward”
“reward”は、何か特定の行動や努力に対する報酬や報いを指す単語です。これは物理的なものであることもあれば、精神的な満足感であることもあります。
品詞は「名詞」であり、複数形の場合は、”rewards”と表現可能です。
この単語は「リワード」に近い発音となりますが、スマホゲームなどの「報酬」に当たる言葉として聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
訳)彼の努力が実り、彼は大きな報酬として昇進を手に入れた。
訳)がんばったご褒美にちょっとしたものをあげます。
訳)ワオ、ありがとう!
”as a reward”「ご褒美として」はよく使われる表現です。
訳)ご褒美と罰は、行動訓練の道具としてよく使われます。
訳)警察は容疑者逮捕につながる情報に対して多額の報奨金を出した。
rewardは、「報奨金」という意味でも使われます。
“treat“
“treat”は、「特別な楽しみや喜びをもたらす何か」を指す単語です。通常、特別な出来事や成功を祝うため、または人を喜ばせるために提供されます。
品詞は「ご褒美」の意味で使う場合は、「名詞」となりますが、動詞でも意味を持つ単語です。この場合、「扱う」や「処理する」といった意味になります。
訳)長い一週間の仕事を終え、自分へのご褒美として新しいドレスを買うことにした。
訳)暑い夏の日のアイスクリームは、いつだって楽しいご褒美です。
訳)子供たちは夕食後の特別なご馳走にワクワクしていた。
“prize”
“prize”は、競争やゲームの勝者に与えられる物や称号を指す単語です。通常、これは努力や才能の証であり、達成感を与えます。
品詞はこの場合、「名詞」となりますが、他にも「形容詞」や「動詞」でも意味を持つ単語です。形容詞 prized の場合は、「受賞した」や「見事な」になり、動詞の場合は「重んじる」「大切にする」といった意味があります。
訳)科学コンクールで最優秀賞を受賞した。
訳)彼はコンクールでの優秀な成績が評価され、入賞を果たした。
“gift”
“gift”は、「贈り物」という意味で捉えている人が多いでしょうが、「ご褒美」という意味もあります。例文を見てみましょう。
訳)彼はその有給休暇を会社から自分へのご褒美だと感じた。
訳)愛する人たちと過ごす時間は、何よりも貴重なご褒美だ。
「ご褒美」のスラング表現
次は、「ご褒美」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。
- “perk”
- “sweetener”
- “kicker”
それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。
“perk”
“perk”は、仕事や活動に付随する特典や恩恵を指す単語です。特に、報酬や給料以外の追加的なt特典を指すことが多いと言えます。
ゲームをよくプレイする方の中には、「パーク」という表現を聞いたことがある方もいるかもしれません。この単語は、その「パーク」の元となった英単語となります。
訳)私の仕事の特典のひとつに、ジムの無料会員権があります。
訳)会員特典は、限定割引やセールへの早期アクセスなどを含んでいます。
訳)ファーストクラスで旅行すると、足元が広くなったり、機内食が充実したりと特典が多い。
“sweetener”
“sweetener”は、契約や取引を魅力的にするための追加要素を指します。本来の意味は「飲食物を甘くするもの」ですが、スラングとしては何かをより魅力的にするもの、特に特典やご褒美のようなものを指すことが多いです。
訳)その会社は、社用車を提供することでその取引に特典を加えた。
訳)その会社は優秀な人材を惹きつけるため、特典として契約ボーナスを支給した。
訳)その昇進には、有給休暇が1週間延長されるという特典付きだった。
“kicker”
“kicker”は、追加の特典や報酬を指す単語です。通常、すでに提供されているものに加えて提供される追加のものを指します。
この単語の本来の意味は「ボールを蹴る人」になるので、両方の意味を覚えておくとよいでしょう。
訳)本当のキッカケは、年末に提示されたボーナスでした。
訳)契約のキッカケは、いつでもキャンセルできるという条項でした。
訳)彼がその会社への入社を決めたキッカケは、ハワイでの新人研修でした。
“kicker”は、特典や報酬を暗示していますが、「キッカケ」と訳されることが多いです。
「ご褒美」の実戦練習|例文紹介
最後に「ご褒美」を使った実戦練習をしていきましょう。
対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。
“reward”の例文紹介
訳)ねえ、あのプロジェクトすごくうまくいったって聞いたんだけど。
訳)うん、すごくうまくいったよ!
訳)それは素晴らしいね。自分へのご褒美は?休みを取るとかさ、好きなものを買うとかどうかな。
訳)それは良い考えだね!そうしてみるよ。ありがとう!
“treat”の例文紹介
訳)うちの子が算数のテストでAを取ったって聞いた?
訳)え、本当に?それは凄いことだ!何か子供にご褒美を上げないと。
訳)そうだね。遊園地に連れていくのはどうかな?ずっと行きたいって言ってたし。
訳)それは良いね!絶対喜ぶと思うな。
“prize”の例文紹介
訳)やっと大きなプロジェクトが終わったよ。
訳)それはお疲れ様!何かもらったりした?
訳)実は、会社からご褒美をもらったんだよ。旅行に行ける!
訳)えー、すごくいいね!どこ行くの?
“gift”の例文紹介
訳)あなたにいいものがあるの。
訳)本当? どういう機会のために?
訳)何もないよ。私はただ、あなたにご褒美をあげることで、感謝の気持ちを表したかっただけです。
訳)君って優しい人だね!
日本でもそうなってきていますが、海外では、ご褒美や贈り物は何かの機会にという考える人が多いです。突然ご褒美や贈り物をあげると、”What’s the occasion?”と聞かれるかもしれません。
まとめ
今回の記事では、英語で「ご褒美」を表す様々な単語とその使い方について紹介しました。4つの言い方を最後に復習していきましょう。
- “reward”
- “treat”
- “prize”
- ”gift”
英語を使った「ご褒美」の表現は、日常会話やビジネスの場でも頻繁に使われる表現の一つです。
「ご褒美」に近しい意味を持つスラング3つも紹介しました。英語ネイティブとの会話では、こういう表現が出てくる可能性が高いので、知っておくと、役に立つ機会がありそうです。
今回の記事を参考に、「ご褒美」を正確に伝えるための表現を学び、英語力の向上に役立ててみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。