「涙の英語表現を完全習得しよう!」

皆さんは英語で「涙」を表現できますか?

こちらの記事では、英語学習者向けに、涙を表す英語表現の種類や使い方、さらには具体的な例文を紹介します。

涙に関する英語表現が分からなくて困っている人や、英語で涙について話したいと思っている人は必見です!

「涙」を英語で表現する方法

「涙」を英語で表現する方法

まずは、「涙」を意味する英単語を3つ紹介していきます。

  1. “Tear”
  2. “Weep”
  3. “Cry”

それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。

“Tear”

“Tear”は、「涙」を表現するための一番一般的な表現です。

品詞は「名詞」であり、発音は「ティア[tir]」となります。

他にも「水滴」や、複数形の”Tears”で「悲しみ」を表現することも可能です。

ゲームなどの強さランキングで使われる「ティア(Tier)」と間違えやすいので、注意しましょう。

“Tear”の使い方

Aさん
She wiped away her tears with a tissue.

訳)彼女はティッシュで涙を拭いた。

“Weep”

“Weep”は、一般的に「涙を流す」や「嘆く」という意味で使われます。

品詞は「動詞」であり、発音は「ウィープ[wíːp]」です。

この単語は「自動詞」と「他動詞」の両方の意味を持っており、先に紹介した「涙を流す」は自動詞となります。

一方で、「他動詞」として使いたい場合は、「~を流す」「~をこぼす」となるので、覚えておきましょう。

“Weep”の使い方

Aさん
She couldn’t help but weep at the sad movie.

訳)彼女は悲しい映画を見て涙を流さずにはいられなかった。

“Cry”

“Cry”は、名詞で使う場合「涙」を意味することができます。

動詞で使う場合は「泣く」となりますが、文脈によっては名詞表現も使われるのです。

正し、一般的には”Tear”が使われることが殆どなので、その点覚えておきましょう。

“Cry”の使い方

Aさん
The child cried when he fell down.

訳)子供が転んで泣いた。

「涙」に関連する表現

「涙」に関連する表現

次は、「涙」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。

  1. 涙もろい:“Tearful”
  2. 涙を流す:“Shed tears”
  3. 泣き叫ぶ:“Cry out”
  4. 号泣:“Bawl”
  5. 感情的:“Emotional”

それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。

涙もろい:“Tearful”

“Tearful”は、「涙もろい」や「涙を流す」などの感情的な涙を含む状態を表します。

品詞は「形容詞」であり、発音は「ティアフル[tírfəl]」です。

単語の綴りから見ても分かる通り、この単語は”Tear”の形容詞版として覚えておくとよいでしょう。

“Tearful”の使い方

Aさん
She became tearful while watching the touching movie.

訳)彼女は感動的な映画を見ながら涙ぐんだ。

涙を流す:“Shed tears”

“Shed tears”は、先に紹介した”Weep”と同じ意味の「涙を流す」という意味を持ちます。

“Shed”の発音は「シード」ではなく、「シェド[ʃéd]」となる点、注意が必要です。

ちなみにこの単語は単体で、「流す」や「発する」という意味を持つ「動詞」表現となります。

“Shed tears”の使い方

Aさん
She shed tears while watching a sad movie.

訳)彼女は悲しい映画を見て涙を流した。

泣き叫ぶ:“Cry out”

“Cry out”は、「泣き叫ぶ」という意味を持つフレーズです。

他にも「大声で泣く」や「号泣する」という意味を持ちます。

“Cry out”の使い方

Aさん
Upon hearing that her friend got hurt, she began to bawl loudly.

訳)友人が重傷を負ったと聞いて、彼女は大声で泣き始めた。

号泣:“Bawl”

“Bawl”は、大声で泣くことを表す「動詞」表現です。

通常、感情的な理由で大声で泣き叫ぶ状況を示します。

同じ意味で、”Wail”という単語も使われるので、一緒に覚えておきましょう。

“Bawl”の使い方

Aさん
The child bawled when his toy was taken away.

訳)おもちゃを取り上げられた子供は泣き叫んだ。

感情的:“Emotional”

“Emotional”は、感情に関連する、感情的な状態や要素を表す「形容詞」です。

日本語でも「エモーショナル」や「エモい」という言葉が使われていますが、元となっている単語がこの”Emotional”となります。

この単語は色々な訳し方ができますが、「涙もろい」と訳すことも可能です。

“Emotional”の使い方

Aさん
He doesn’t show his emotional side often.

訳)彼はあまり感情的な面を見せない。

「涙」の実戦練習|例文紹介

「涙」の実戦練習|例文紹介

最後に「涙」を使った実戦練習をしていきましょう。

対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。

“Tear”の例文紹介

Aさん
Ken, why are you crying? Are you okay?

訳)Ken、なんで泣いてるの?大丈夫?

Bさん
I watched a touching movie, and it made me tear up a little.

訳)感動する映画を見たんだよね。ちょっと泣いちゃってさ。

Bさん
Oh, was that all? I got worried for no reason!

訳)なんだ、そんなことだったのか!変な心配しちゃったよ!

“Weep”の例文紹介

Aさん
What’s wrong? Why are you weeping?

訳)どうしたの?なんで泣いているの?

Bさん
I received some sad news today, and I can’t help but weep.

訳)実は今日悲しいお知らせを聞いちゃてさ。涙が止まらないんだよ。

Bさん
Is it okay if I ask what it’s about? I’m not sure if I can help, but I’ll try my best.

訳)どんな内容なのか聞いても大丈夫かな?助けになれるかもしないからさ。

“Cry”の例文紹介

Aさん
I watched a touching movie last night, and I couldn’t help but cry at the end.

訳)昨夜感動的な映画を見たんだけどさ、最後で泣いちゃったよ。

Bさん
Really? Which movie was it? I want to watch it too!

訳)本当?それは何て映画?俺も見たいな!

Aさん
I’m sorry, I forgot the name of the movie! I’ll message you on LINE later, so please wait!

訳)ごめん、映画の名前忘れちゃった!あとでLINEするから待ってて!

まとめ

今回の記事では、英語で「涙」を表す様々な単語とその使い方について紹介しました。3つの言い方を最後に復習していきましょう。

  1. “Tear”
  2. “Weep”
  3. “Cry”

英語を使った「涙」の表現は、日常会話やビジネスの場でも頻繁に使われる表現の一つです。

今回の記事を参考に、「涙」を正確に伝えるための表現を学び、英語力の向上に役立ててみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。