ロックオンの意味を完全にマスターしよう!
皆さんは「ロックオン」の意味について、パッと答えることはできますか?
この記事では英語学習者に向けて、「ロックオン」の意味や使い方はもちろん、言い換えも紹介しています。
英語の”Lock-on”の意味が分からない方や、恋愛における「ロックオン」が気になっている方、”Rock on”の意味を知りたい方も必見です。 ぜひ参考にしてください。
「ロックオン」の意味は?
「ロックオン」という言葉は、特にゲームや恋愛の文脈で頻繁に使われる用語です。
まずは日本語のロックオンについて、色々な事例ベースに学んでいきましょう。
「ロックオン」は「特定の対象を狙いを定めること」を意味する
まず「ロックオン」とは特定の対象に狙いを定め、その対象を追跡し続けることを意味します。
英語の”Lock-on”が由来で、日本語でも様々な文脈で使われる言葉です。
シューティングゲーム(FPS)や恋愛などの文脈ではもちろん、軍事的な文脈でも使われる、幅広い使い道があります。
日常会話でも「ロックオンする」「ロックオンされてる」の様にカジュアルな会話でも使われる言葉なので、柔軟に解釈することが大切です。
恋愛の「ロックオン」はどういう意味?
恋愛における「ロックオン」とは、「好きな人を狙う」という意味合いが込められています。
例えば「アルバイトの田中さんをロックオンしているらしいよ」と日常会話で出てきた場合、「田中さんを狙っている」と解釈することが可能です。
「ロックオン」という言葉には、「狙いを定める」「逃さない」といったニュアンスが含まれるため、単に「気になる」というよりも、強い関心や好意を抱いていることを示唆します。
「ロックオフ」の意味はその逆?
「ロックオフ」は「ロックオン」の逆ではありません。
「ロックオフ」は、英語の”Lock off”に由来し、「ロック(鍵)を解除する」「固定を解除する」といった意味で使われます。
英語にする場合でも、”Lock-on”と”Lock-off”のようになるわけではないので、ご注意ください。
“Lock-on”の単語解説
これまでは日本語の「ロックオン」について学んできましたが、由来となっている英単語のことをもっと知っておくと良いです。
ここでは、そんな”Lock-on”という英単語の意味から使い方、発音などの紹介していきます。
“Lock-on”は「自動追尾」という意味
“Lock-on”は結論から言うと「自動追尾」という訳し方ができます。
日本語の「ロックオン」と近しい意味を持っており、特定の対象を狙いを定めることを意味する言葉です。
“Lock”(ロックする)と “on”(~の上に)が組み合わさった言葉ですが、品詞は名詞で、一つの単語として扱います。
発音は日本語の「ロックオン」とほぼ同じで、「ˈlɒk ˌɒn」(ロック オン)です。
この単語は主にFPSなどのシューティングゲームで使われる言葉となりますが、より実用的な「ミサイル」や「レーダー」などの軍事技術分野でも使われます。
“Lock-on”の例文
“Lock-on”の使用例①:ロックオン
訳)ミサイルが目標にロックオンした。
“Lock-on”の使用例②:ロックオン
訳)パイロットは敵機にロックオンした。
“Lock-on”の使用例③:~に集中する
訳)彼は新しいプロジェクトに対し、完全に集中している。
上記例文のように、”Lock-on”は軍事用語やゲーム用語として「自動追尾」や「捕捉」といった意味で使われます(今回は「ロックオン」とそのまま訳す方が自然と判断しました)。
また、例文③のように、比喩的に「~に集中する」「~に没頭する」といった意味でも使われることがあるのです。
文脈によって様々な意味合いを持つため、柔軟に解釈できるようにしましょう。
“Lock-on”の関連表現
“Lock-on”に関連する表現には、以下のようなものがあります。
- “Target” – 目標
- “Track” – 追跡する
- “Engage” – 交戦する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
“Target” – 目標
“Target”は元々「的」や「標的」という意味ですが、「目標」や「目的」と訳す場合もあります。
品詞は「名詞」「形容詞」「動詞」の3種類存在しますが、一般的には名詞で使われる事が多いです。発音は「ターゲット[tɑːrɡɪt]」となります。
“Target”を設定することで、”Lock-on”が成立するような関連性を持つので、同じ文脈で使われる事が多いです。
“Target”の使い方
訳)ミサイルは目標に命中した。
“Track” – 追跡する
“Track”は「追跡する」と訳すことができる英単語です。
品詞は「動詞」と「名詞」で使用され、発音は「トラック[træk]」となります。
動詞として使われる場合、対象の位置や動きを追跡するという意味を持ち、「レーダーで飛行機をTrackする」といったように、”Lock-on”して対象を捉え続けるニュアンスで使われるのです。
名詞としては、人や動物、乗り物などが通った「跡」や「軌跡」、陸上競技の「トラック」や鉄道の「線路」といった意味も持ちます。
“Track”の使い方
訳)レーダーが航空機を追跡した。
“Engage” – 交戦する
“Engage”は「交戦する」という意味の他に、「従事する」「関与する」「約束する」など、幅広い意味を持つ単語です。
品詞は「動詞」として使われ、発音は「エンゲージ[ɪnˈɡeɪdʒ]」となります。
“Lock-on”との関連としては、まさにロックオンした後に交戦状態に入るようなシーンがあるので、戦争などの文脈で使われます。
例えば、”Engage the enemy”(敵と交戦せよ)のように、ロックオン後に戦闘状態に入る場面を表す際に用いられるイメージです。
まとめ
こちらの記事では「ロックオン」という言葉の解説から、その関連表現について広く紹介していきました。
色々な側面からロックオンについて学んできたので、最後に復習をしておきましょう。
- 「ロックオン」は「特定の対象を追跡し続けること」という意味。
- 「ロックオン」は英単語の”Lock-on”に由来。
- 「ロックオン」はゲームや軍事などの文脈で頻繁に使用される。
- 恋愛における「ロックオン」は強い行為を表す。
- 英語の”Lock-on”は「~に集中する」という意味も持つ。
英語で”Lock-on”について話す能力は、ゲームや軍事などの文脈はもちろん、恋愛などのさまざまな分野での理解を深めることに繋がります。この記事を出発点として、さまざまな角度からの学習を続けていきましょう。
関連表現も役立ちますので、積極的に使用してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。