今回は「桁って英語でなんていうの?」をテーマに桁数や小数点など、さまざまな英語を紹介します。さらに、そもそも、桁とはどういう意味なのかも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
桁はどういう意味?
「桁」は、数字の位や数の大きさを表す言葉であり、桁の数によって大きさや数量が変わります。
一般的に、数値は「一の位」「十の位」「百の位」「千の位」「万の位」などの桁にわけられており、数字が「12345」の場合、「5」は一の位、「4」は十の位、「3」は百の位、「2」は千の位、「1」は万の位になります。
「桁」は日常的に数字を扱う際に用いられる言葉であり、数学や経済、財務だけでなく、日常会話でも使うので、ぜひ正確な意味を理解しておきましょう。
小数点とは
桁にまつわる言葉として、小数点という言葉があります。ここでは、小数点とはどういった意味なのかを詳しく解説します。
「小数点」とは、数値の整数部と小数部を区切るために用いられる記号のことを指します。一般的な表現では「.」(ピリオド)が小数点として使われます。
数値を表現する際、整数部が小数点よりも左側にあり、小数部が小数点よりも右側に位置します。小数点を挿入することによって、数値の位置や大きさを示すことができます。
たとえば、数値「3.14」の場合、小数点「.」の左側には整数部の「3」があり、右側には小数部の「14」があります。このように、小数点を用いることで、少数の部分を含む数値を表現することが可能です。
「小数点」は数学や物理学、経済学、工学などの科学分野で重要な役割を果たしているほか、日常生活においても、欠かせない言葉といえるでしょう。
桁・桁数って英語でなんていうの?
「桁」を英語で表現すると、”digit” であり、数字の各位を示す際に使われます。
“digit”は数学や計算を行う際に一般的に使用される語彙であり、数字を表すときに必要な基本的な用語です。
【参考文】
- The number 354 has three digits: 3, 5, and 4.
数字 354 は 3、5、4 の 3 つの桁から成り立っています。 - Make sure to enter your PIN using the keypad with the four-digit code.
4 桁のコードを使って、キーパッドで PIN を入力してください。 - The lock requires a six-digit password to unlock.
そのロックは解除するために6桁のパスワードが必要です。
小数点って英語でなんていうの?
「小数点」は英語で “decimal point” と表現します。これは数値の整数部と小数部を区切るための記号で、通常は「.」(ピリオド)が使われます。
【参考文】
- The value of π (pi) is approximately 3.14, with the “4” in the decimal point position.
円周率 π の値は約3.14で、小数点の位置に”4″があります。 - Please round the answer to two decimal points.
答えを小数点以下2桁に丸めてください。 - The calculator displays numbers with up to eight decimal points of precision.
その電卓は数値を小数点以下8桁までの精度で表示します。
大きい数字は英語でなんて読む?
ここでは、大きい数字を、英語でどうやって読むのか見ていきましょう。
- 100: one hundred
- 1,000: one thousand
- 10,000: ten thousand
- 100,000: one hundred thousand
- 1,000,000: one million
- 1,000,000,000: one billion
- 1,234: one thousand two hundred thirty-four
- 10,567: ten thousand five hundred sixty-seven
- 100,000,000: one hundred million
- 1,000,000,000,000: one trillion
英語では、大きな数字は数の位を順番に読み上げるのが一般的で、”hundred”(百)、”thousand”(千)、”million”(百万)、”billion”(十億)などが頻繁に使われます。
なお、数字の大きさによって、位の読み方が変わりますので、読み方には注意しましょう。
桁、小数点を使った英語例文
ここでは、桁や小数点を使った英語例文を見ていきましょう。
この数学の問題を教えてくれない?大きな数字がよくわからなくて・・・。
もちろん!早速見てみよう。どのあたりがわからないの?
2365と4198を足し算しなければならないんだけど、桁が多くてわからなくなっているの。
なるほど。じゃあ、まずは、5と8を足し算しましょう。そしたら13になるよね。なので、まずは3を書いて、1を十の位のところに足す流れになるよ。
なるほど。そのあとは、6と9を足すときに1を加えるから、16になるってことね。だから、ここには6を書いて、次は百の位に1を加えるんだよね。
小数点がわからないの。この数学の問題教えてくれない?
いいよ。どこがわからないの?
3.25と2.5を掛け算しなければならないんだけど、小数点の場所がわからなくて・・・。
問題ないよ。小数点が入った数字を掛け算するときは、一旦、小数点を無視して計算したほうがいいよ。だから、325×25で8125になるよね。
なるほど。わかったよ。でも、小数点はどこに書けばいいの?
いい質問だね。小数点を書く場所を決めるときは、もともとの数字を見て、小数点以下の数字がどれだけあるかを数えるんだよ。なので、3.25の場合は、2つの数字、2.5の場合は1つの数字ってことになるよね。だから、最後に小数点を付けるのは、1の位から3つ目ということになるよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「桁って英語でなんていうの?」をテーマに、桁数や小数点に関する英語を紹介しました。いずれも、数学や算数の授業などで使うことに加え、日常生活でも使用することがあります。
ぜひ、この機会に覚えて、英語学習の役に立てましょう。