ディズニー映画の「トイ・ストーリー」でもおなじみの英語”toy”。
「おもちゃ」を英語で”toy”と言うのは、おそらくほとんどの日本人が知っていることでしょう。
形やデザインを変えながら今も根強い人気を集めている「かるた」や「けん玉」は、日本に昔からあるおもちゃです。
海外にも、子どもの遊びに欠かせない工夫を凝らしたおもちゃがたくさんあります。
今回は、そんな「おもちゃ」を意味する英語表現をはじめ、楽しく英語が身につく知育玩具についても解説していきます。
おもちゃは英語で何と言う?
いくつになっても、おもちゃで遊ぶのは楽しいものです。
子どもの頃は、おもちゃ屋さんに連れていってもらうのが嬉しくて、気に入ったおもちゃを選ぶのに何時間もかけていたのを思い出します。
ここでは、年齢問わずいつもわたしたちを魅了する「おもちゃ」を表す英語を紹介します。
おもちゃは英語で”toy”
「おもちゃ」を表す英語は”toy”です。
人形やぬいぐるみ、車や積み木など、おもちゃにはとてもたくさんの種類がありますが、すべてをまとめて英語では”toy”と言います。
This is the only toy he’s been playing with since last night. I think it’s his new favorite toy.
訳)昨夜からずっとこのおもちゃで遊んでるの。彼の新しいお気に入りみたい。
In Japan, you can choose a toy or a book every time you purchase a Happy Meal.
訳)日本のマクドナルドでは、ハッピーセットを買うとおもちゃか絵本を選べるよ。
※Happy Meal:ハッピーセット
おもちゃのピアノや車など、本物を模したおもちゃは、すべて頭に”toy”をつけて呼びます。
- toy pianos(おもちゃのピアノ)
- toy cars(おもちゃの車)
- toy trains(おもちゃの電車)
- toy cooking set(おままごとセット)
Could you go and turn off the toy train? It’s been beeping!
訳)おもちゃの電車の電源を切ってきて。ずっと音が鳴ってるわよ
You should put back the toy cooking set you have finished before you start playing with other ones.
訳)他のおもちゃで遊び始める前に、遊び終わったおままごとセットを片付けてね。
おもちゃ箱は英語で”toy box”
「おもちゃ箱」は、英語で”toy box”です。
ほかにも下記のような言い方があるので、一緒に覚えておくと役立ちます。
- toy box
- toy chest
- toy storage box
- toy packaging box
”box”も”chest”も箱を意味するという点ではどちらを使っても問題ありません。
”chest”は、蓋つきだったり装飾が施されていたりする箱に対して、”box”は単なるダンボール箱に対して使うので、おもちゃ箱のイメージによって使い分けてみてもいいかもしれません。
新品のおもちゃが入っていて、注意書きや製品名が書いてある箱は”toy packaging box”とも言います。
Claire ran into the toy box and it flipped over.
訳)クレアはぶつかっておもちゃ箱をひっくり返した。
That toy’s packaging box was cute, so my daughter wanted me to buy it for her.
訳)おもちゃの箱がかわいくて、娘が欲しがっていた。
おもちゃ屋は英語で”toy store”
おもちゃ屋は、英語で”toy store”です。
イギリス英語では”toy shop”と呼ばれることも多く、どちらも「おもちゃ屋」を意味する英語として間違いではないので両方覚えておきましょう。
Sometimes I go to the toy store when I am taking care of relatives.
訳)親戚の子どもを預かったときは、おもちゃ屋に行くこともあるよ。
What shall we do? Shall we go to the toy shop?
訳)どうする?おもちゃ屋にでも行く?
いろいろなおもちゃの英語
人形やぬいぐるみ、ブロックや乗り物、おままごとなど、おもちゃには非常にたくさんの種類があります。
世界共通で楽しめるおもちゃの英語を紹介します。
- dolls(人形)
- stuffies(ぬいぐるみ)
- blocks(積み木)
- cards(トランプ)
- coloring book(ぬり絵)
- picture book(絵本)
- lego(レゴ)
- dominoes(ドミノ)
- jigsaw puzzle(ジグソーパズル)
- marble(ビー玉)
- play house(おままごと)
- play store(お店屋さんごっこ)
My daughter Mia, loves barbie dolls and stuffies.
訳)娘のミアはバービー人形とぬいぐるみが好き。
The kids have been playing house for hours now.
訳)子どもたちはもう何時間もおままごとをしているよ。
As a child I loved my coloring books so much I became an artist.
訳)子どもの頃ぬり絵が大好きで、アーティストになったの。
英語が学べるおもちゃ
おもちゃで遊びながら英語が身につけられたら嬉しいですよね。
「英語教育は早すぎるけど、買うなら知育玩具がいい」と考えている親御さんも少なくありません。
たくさんある英語を学べるおもちゃのなかでも、普段の遊びに取り入れやすいものをメリットとともに解説します。
英語の絵本
英語の絵本は、最も手軽で遊びやすいおもちゃです。
月齢、年齢に応じて紙製や布製、ハードタイプなどさまざまな種類が豊富に揃っています。
【英語の絵本を読むメリット】
- 英語のシャワーを浴びられる
- 異文化に触れられる
- 想像力や豊かになる
絵本には子どもの興味を引く色鮮やかな絵と文字が使われているので、英語を読めなくてもストーリーを想像して楽しめます。
物語を通して海外の文化や価値観を知り、英語や外国に対する抵抗感もなくしてくれるでしょう。
繰り返し読むことで単語だけでなく、英語特有のリズムやイントネーションの習得も期待できます。
英語の音声が出るおもちゃ
英語耳を育てたい人におすすめなのが、音の出るおもちゃです。
赤ちゃんから幼児まで、幅広い年齢に合ったおもちゃがたくさんあるので、英語の絵本を読むのは自信がない…という人でも気軽に取り入れられます。
【英語の音声が出るおもちゃで遊ぶメリット】
- 英語を楽しめる
- 英語耳が育つ
- 発音がきれいになる
英語音声の出るおもちゃなら、遊びながら英語に触れられるので、「英語は楽しいもの」という感覚が芽生えます。
英語を聞いて理解する英語耳が育ち、正しい発音の習得にも役立ちます。
英語のカードゲーム
小学生以上の子どもにおすすめしたいのが、英語のカードゲームです。
フォニックスを学べたり、トランプやUNOのような簡単なルールで遊べたりといろいろな種類があるので、年齢や難易度に合わせて好みのカードゲームを探してみるのも面白いでしょう。
【英語のカードゲームで遊ぶメリット】
- 語彙力が向上する
- 発話の瞬発力がつく
- 長く楽しく学べる
カードゲームのメリットは、なんといってもその手軽さと、大人も飽きない面白さではないでしょうか。
2人以上いればすぐに遊び始められるので、思い立ったときにパッと始められます。
英語を話しながら遊ぶので、語彙力と発話の瞬発力も鍛えられます。
家族や友人とコミュニケーションを取りながら英語が身につき、何通りもある遊び方で長く楽しめるのもカードゲームの魅力です。
ちなみに我が家でよく遊んでいるカードゲームは「AGO Q&A」です。英語で質問が書いてあり、自分で読んで発音することで自然と英語力が身につきます。
ボックスセットは難易度が3つのレベルに分かれているので、初心者でも安心ですよ。
まとめ
「おもちゃ」を意味する英語表現と、楽しく英語が身につく知育玩具について解説しました。
英語では、”dolls”(人形)や”stuffies”(ぬいぐるみ)など、いろいろな種類のおもちゃをまとめて、”toy”と言います。
英語を学べるおもちゃは、親子でコミュニケーションを取りながら遊ぶことで学習効果を発揮するので、英語を一緒に楽しむ気持ちが何よりも大切です。
おもちゃを使った英語遊びを通して、英語の楽しさと面白さを見出していきましょう。