「公開」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、英語では、どうやって表現するのか、わからない方もいるでしょう。
身近な言葉ではあるものの、意外と英語表現がわからないことも珍しくありません。
そこで、今回は、「公開」は英語でどのように表現するのか、公開にまつわる英語などを紹介します。さらに、そもそも公開とはどういった意味なのかについても、詳しく見ていきましょう。
「公開」ってなに？
「公開」は、情報、データ、情報、資料、場所などを一般の人々や特定の対象に対して広く利用可能にすることを意味しています。
あらゆる情報のアクセス制限をなくし、一般の人々に開示することを指すのが一般的です。
「公開」という言葉はどんな場面で使われる？
ここでは、公開という言葉がどのような場面で使われるか、詳しく見ていきましょう。
【メディアと情報の公開】
ニュース記事、ブログ投稿、ソーシャルメディアの投稿などで、情報を一般の人々に提供する際に使用されます
【データと統計の公開】
政府機関、研究機関、企業がデータや統計情報を一般に提供し、研究や分析のために使用できるようにする場合に使用されます。
【文書と法的な公開】
法的文書、契約、規制、法律などが一般に閲覧可能であることを指す場合に使用されます。
【イベントと催し物の公開】
コンサート、展示会、劇、映画などの公開イベントを宣伝する場合に使用されます。
【ソフトウェアとアプリケーションの公開】
新しいソフトウェア、アプリケーション、アップデートなどを一般のユーザーに提供する場合に使用されます。
【製品とサービスの公開】
新しい製品やサービスが市場に導入され、顧客に提供される場合に使用されます。
【書籍と文学作品の公開】
著作物や文学作品が一般に公開されて読者に提供される際に使用されます。
【会議とイベントの公開】
会議、セミナー、イベントなどが一般の参加者に公開され、参加登録が可能な場合に使用されます。
「公開」は英語でなんていうの？
公開は身近な言葉であり、日常生活はもちろん、ビジネスシーンや学校などでも、たびたび使用します。しかし、身近な言葉ではあるものの、英語でどうやって表現するのかわからない方も多いのではないでしょうか。
公開は、英語で”open”といいます。“open”という英語は、一度は聞いたことがあるでしょう。
単に”open”だけでも、公開という意味になりますか、「公開」というニュアンスを、より正確に伝えるために、”open to the public”というケースも少なくありません。
意外と簡単な英語で、「公開」を表現できるので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
「公開」にまつわる英語
ここでは、公開にまつわる英語と例文を詳しく見ていきましょう。
【公開する (Publish)】
一般的な情報、記事、書籍、データなどを広くアクセス可能にする行為を指します。
（例文）
“They will publish the report tomorrow.”
【発表する (Announce)】
新しい製品、サービス、イベント、ニュースなどを広く知らせる行為を指します。
（例文）
“The company will announce its new product next week.”
【リリースする (Release)】
ソフトウェア、アプリケーション、映画、音楽などを一般に提供する行為を指します。
（例文）
“The software developer plans to release an update soon.”
【公共にする (Make Public)】
情報やデータを一般の人々に提供する行為を指します。
（例文）
“The government will make public the budget details.”
【公にする (Publicize)】
製品、サービス、イベントなどを広告や宣伝を通じて広く知らせる行為を指します。
（例文）
“They need to publicize the charity event.”
【開催する (Host)】
イベント、会議、セミナーなどを主催し、一般の人々に参加の機会を提供する行為を指します。
（例文）
“The university will host an international conference.”
「公開」を表す英語を使った例文集
ここでは、公開を表す英語を使った例文と、その日本語訳を見ていきましょう。
【Publishing Information (情報の公開)】
新しい企業の方針について聞いたことがありますか？
いいえ。聞いたことはありません。それはいつ公開されましたか？
昨日、会社のウェブサイトで公開されました。
【Announcing News (ニュースの発表)】
今日のニュースを見ましたか？
いいえ。見れませんでした。何かありましたか？
医学分野における研究で、重要な進展があったと報道されていました。
【Releasing a Product (製品のリリース)】
新しいiPhoneはいつ公開されますか？
来月、発表する予定です。
【Making Data Public (データの公開)】
調査結果を早く公開する必要があります。
同感です。来週、公開しましょう。
【Publicizing an Event (イベントの宣伝)】
チャリティの資金調達は、どのように宣伝しますか。
ソーシャルメディアや地元の新聞を使って、イベントを告知します。
【Hosting an Event (イベントの開催)】
11月に国際会議を開催します。
それはいいですね。どこで開催されるのですか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「公開」の英語表現について解説しました。公開は英語で、”openといい、意外と簡単な言葉で表すことができます。
記事の後半では、実際に使える英語例文を紹介したので、ぜひ英語学習の役に立ててください。
オーストラリアのセカンダリースクールで高校時代を送り、17歳で英検準1級、TOEIC920を取得しました。大学時代はスウェーデンの大学、大学院に留学し、国際移民について学び、その後、京都の大学院の博士課程にて「移民排斥」に関する研究を行いました。 英語論文、英文エッセイの執筆経験があり、大学院時代は多くの受験生に英語を指導しました。現在はWebライターとして活動する傍ら、「使える英語」を近所の子供たちに教えています。